私はギター弾き語りばあちゃん ♪ 

ギター弾き語りを始めて 
若いお友達がいっぱい出来ました (^◇^)ゝ



記録

2017年02月21日 00時07分32秒 | 記録

 

 


  「寂しいです。あんな死に方をさせてしまって、悔しいです。 父のことがあって、考えさせられました。

  生活しながらだんだん、がんが進んで、看取(みと)っていたら、まだあきらめもついたでしょう。

  大切な家族を急に失ったとき、遺された人の負担はすごく大きい。

  覚悟して見送るのとは、全然違うと思います。 遺(のこ)された高齢の母ががんになっても、手術はさせたくない」



  がんは本来、急に命を落とす病気ではない。徐々に進行し、覚悟しながら最期の日々を過ごせる病気なのだ。

  以前、進行したがん患者を診ている腫瘍内科医たちに取材したとき、彼らがこう言ったのが印象に残っている。



  「自分が死ぬときは、がんがいいなと思っています。がんなら、死ぬまでにいろんな準備ができますから」

  武雄さんは、その機会を失った。 そして、術後の重い合併症に苦しみ続け、無念の思いで急な旅立ちを余儀なくされた。

 「何歳で亡くなったか」というより、「どんな亡くなり方をしたか」。

  本人はもちろん、遺された家族にとっても、そのことが本当に大切なことなのだと知らされた。

  それは家族の心に、大きな影響を及ぼす。






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