第8回ベートーヴェン・ピアノソナタ・連続演奏を終えて

ついに残すところ・・・あとひとつのコンサート・・・。
なんとも、不思議な気分です。

昨日のコンサート、ベートーヴェン・ピアノソナタ
連続演奏会の第8回をお陰様で無事終了することができました。
プログラムもよかったかな。ファンタジー溢れる楽曲が並び、
どのソナタも個性的であり、かつコンサートの準備を進めるに連れて
各ソナタに関連性があるようにも見えてきて、
それらを心がけ、演奏するよう努めました。

《ソナタ31番op.110》は、（予告どおり！？）
皆様の心を打ったようです。泣いてくれる人もいた！！！
演奏家名利につきます。曲がすごいのです。そんな作品を書いてくれた
ベートーヴェンという大音楽家に、現代を生きる我々は、
「いくら感謝してもし過ぎることはない」というE.Fischerの言葉が、
今では理解できるような気がします。

さて、これでベートーヴェン・ピアノソナタを
計29曲、人様の前で演奏させていただきました。残るは3曲・・・
《悲愴》《告別》《32番op.111》が、最後のプログラムとなります。

いつの日か、
これらを日本にもって帰って弾ける日が来ることを願います・・・。



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