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音楽家ピアニスト瀬川玄「ひたすら音楽」

♪クラシック音楽の伝統を受け継ぐ真の音楽芸術家を目指して活動しています♪ 「YouTubeクラシック音楽道場」も更新中♪

◆和音・ハーモニーの移り変わりを「愉しむ」こと

2010年06月29日 | ◆一言◆
あまりに当たり前なことの気もするのですが・・・


しかし、
「当たり前」「自明の理」と言われるものには、
実に深みのある面白さが介在している気もするので、
書いてみたいと思うのです。


音楽においては、
ほとんどの場合、メロディーや、和音など、
ハーモニーは移り変わりゆくものです。


専門的には、
それらの和音の変遷などは説明のつくものでもあります。
(基本的には、トニカ・主調、ドミナント・属調、サブドミナント・下属調など)

しかし、
こうした専門知識がなくとも、
心して音楽に耳を傾けるならば、
それらの和音・音楽の移り変わる様は、
きっと誰の耳にも聴こえるものなのだと思うのです。


移り行く様は千差万別、それは
大自然の在り方と同じような無数のそれぞれの存在。
(敢えて移り変わらず、ひとつの和音に止まる音楽だってあり、その面白さもあると言えましょう)


音楽を耳にしながら、
あるいは自分で奏でたり、歌いながら、
音楽のハーモニーの移り変わりゆく様に
今一度、興味をもって耳を傾けてみたら、
もしかすると、
目の前にあった慣れ親しんだ楽曲から
新たな、大きな魅力が見付かるのかもしれません。







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