プチのドックラン

散歩大好きなプチにとって、やはり広い場所でのびのび
遊ばせて上げたいと言うのは飼い主の誰もが思うところです。
我が家から車で１０分も走れば駒沢のドックランが有る。

僕の中では、ドックラン＝犬を放して良い場所？と考えるのだが
ルールが無いのかなと言う疑問の方が大きくて中々行く決心が付かなかった。
一番分かり安いのは、ちゃんとした管理する人が居てトラブルが起きた時にも
中立の立場で仲裁してくれる事。これは現在でも理想としている所だ。

ＷＥＢでたまたま見つけた、ドックランの記事で最近起きたトラブル集が合ったので
注意深く読んで見た。
一番多いのは、大型犬ＶＳ小型犬。
そんなの隔離してくれと言う感じかな？
現在の駒沢は小型犬用のスペースが有る。しかしながら入り口から一番遠い奥に有り
飼い主がだっこされてそこまで行くのならまだしも、殆どがチョコマカ歩いて
そこまで行くのだ。
途中で踏み潰したら困りもんだ。

取り合えず現状視察が大切なので、土曜日の午後に行ってみた。
公園内に入ると、我が珍犬のプチは注目される。
ドックランに着くと、かなりの賑わいだ。
二重扉の内側に入ると、一斉に注目される。「プチちゃん？モテモテやで」
プチは、既に尻尾をブルンブルンＭＯＤＥ。
「頼むから、その尻尾でチワワを張り倒すなよ」

中に入りしばらくは、リードを付けたままの行進。
落ち着いた頃を見計らって、リードを解いた。
彼は嬉しいのだろう？ブリーダーの所に居た頃以来の自由の身になれたのだ。

そのうち、あちらこちらの犬の御尻をクンクンして「ねー！遊ぼうよ」とチョッカイ
を出すが、中々遊んでくれる犬が見つからない。
そのうち、興味が有る犬が現れ追いかけっこが始まった。
その当時は体重３０キロの後半で、周囲の人間も結構警戒しながらその
追いかけっこを見ていた。

全ての人間が自らを守る為に注意して頂ければ良いのだろうが？
稀に違う人間が居る。
ブラウスにズボンでハイヒールを履いた姉ちゃん。
自分の犬の事しか見ていない、屈みこんで「わーよしよし」なんて
やって居る所に、全速力のプチがタックル。
野球のルールで照らし合わせれば走塁妨害で有る。
姉ちゃん「きゃーーーーーーー！」と叫んで、吹き飛ばされた。

「大丈夫ですか？」
笑いながら「いやーん痛い」
「すいません、大丈夫？」
「ええなんとか」

早々に障害保険適用かと思ったが救われた。
この日の教訓としては、二度と週末の賑わう時間帯には
行かない事にした。