初散歩

プチは２００４年９月４日生まれ。
３ヶ月を過ぎて、散歩に出られるように狂犬病の注射を打った。
まーこの注射が犬にとっては公道を歩く為の免許証のようなものだ。

「さーあプチ散歩に行こう！」
彼にとっては、入居したと時に見る以来の外の風景。
「クンクンクン」ウロウロするだけだ。
リードを軽く引っ張って「こっちこっち！」やっても中々反応しない。
普通に歩けば、近所の大きな公園まで５分も掛からない。

やっとの思いで公園の入り口に到着。
彼にしてみれば、大冒険だったのか？
公園の入り口で、座り込んで全然動かなくなってしまった。

帰りの再は、お父さんに抱っこされて我が家に帰宅。
パパはプチに話掛けた。
「プチ！お前のお爺ちゃんのお爺ちゃんのお爺ちゃんの方々はスイスのアルプスで
沢山の人間を助けたんだぞ！」
「セントバーナードの誇りを持って生きろ！」