#050 教育費 格差

名門BSに留学させようとしている
父親のブログ。50回目


(11/25)朝日新聞 朝刊に
「脱・貧困のための進学が…
授業料高騰、重い奨学金返済」
という記事があった
http://www.asahi.com/sp/articles/ASGCS64WPGCSUTIL01V.html

家計が許せば、という前提の上だが
実際、教育費に上限は無く
かけようと思えば、いくらでも
かけることが出来るのだろう。

私が知る範囲での
小学校受験用の幼児教室の月謝は
3～4万円
年長クラスになると、
志望校別の強化授業など
更に支出が増える。
年少クラスから幼児教室に3年間
通った場合総額120万円程度

その他にも稽古事などに通った場合
交通費等含めると3年間で
かなりの金額になる。

そうして、お受験の末に入学する
私立小学校の授業料は
平均的に年間100万円前後

その他にも寄付等諸費用が必要で
塾など他の教育費と合わせると
最低でも年間200～250万が必要

生活費や医療費などを考慮すると
年収500～600万のサラリーマンには
私立小学校は厳しい選択となる。


裕福な家庭の側の意見としては
「そこに通わせることが可能な水準の
収入がある家庭しかいないから
そこ(私立校など)を 選択した」
と言う人もいる。

実際、息子が通う塾の
隣の教室で開催している
小学校受験用の幼児教室クラスに
お子さんを 連れてくる保護者の多くは
お金持ちな雰囲気を漂わせている。


お金をかけられる家庭の子供は
優秀になりやすい環境を得る。
お金をかけられない家庭の子供は
環境面でスタートからかなり不利だ。

住んでいる地域や
兄弟姉妹の人数など家族構成
世帯収入などの境遇で
学習環境には差が出る。
格差は拡がる。