気ままな今日のひとりごと

日々の出来事や感じたことを自由に書きます

事故から30年、そして思うこと

2015-08-12 22:11:00 | 日記
30年前の今日、前代未聞の航空機事故が起きた。
このときの連日のニュースはよく覚えている。
なかなか事故機が見つからず、なぜあんなに大きい飛行機が見つからないのかと気をもんだ記憶がある。

発見されたあとは、ダッチロール飛行のなか、遺書を書き遺して亡くなった方の話がクローズアップされ、そんな状況で家族に思いを残しメッセージを残す人がたくさんいたことを知り、すごいなと思ったものだ。

本来公開されないはずのボイスレコーダが公開?されたことはよく覚えていないけど、機長の「どーんと行こう」が誤解を生んで非難されたけど、「気持ちをどーんと持って行こう」という意味だと解り、ほっとした記憶がある。

当時20代の私にも衝撃的な出来事であり、亡くなった方とご遺族に思いを馳せ、日頃新聞など読まない私が新聞を読み漁った事件であった。

30年の日々を、残されたご遺族の方々はどのように生きて来たのか…30年という節目の今年知ることが出来、残された方たちの人生を大きく変えてしまった事故の大きさをあらためて感じた。

それを思えば、自分に起きた数々の出来事は幸せのなかの範囲での出来事なのかも知れない。

でも、家族の死は、死の原因はどうであれ辛く苦しいことだ。

母の死で、自分のなかでなにかが変わった気がする。
それがなんなのか、うまく説明できないんだけど。
いろんなこだわりとか、建前とかそういうものがバカらしいというか、今を精一杯生きるとか、今この一瞬が大事とか、そんなこと。

「澪尽くし」を読んで、料理の心に気づくとか、相手を想って料理することがどんなに自分を幸せにするかとか。

パズゥがどんどん痩せてしまっている中、いつか迎える死を意識するか、今在ることに感謝して変わらぬ穏やかな生活に感謝して今を楽しく生きるか、とか。

明日、自分に起こることを恐れて生きることはバカらしい。
過去を振り返りくよくよすることもバカバカしい。

今を楽しく精一杯生きて、後悔も楽しんで、「あはは、いい人生だったな」「精一杯やったな」と思える人生でありたいものだ。

なんか、まとまらないですが…

520人の方々の御霊が安らかでありますようにと祈りながら、

おやすみなさい。













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