母の割りきり

母の愛猫、チャコはまだ帰ってきません。母のことが心配でしたが、毎日電話すると心配が増幅するかな～と昨日は電話しませんでした。
今夜電話してみると、やはりまだで。
でも、母は割りきっていました。
チャコが自分で出ていったのだから、仕方がない、と。
何日もしてから戻って来たという話も聞いているから希望は捨ててはいないのでしょうが、仕方がない、と考えることにしたようです。体調も以前とは違うので、きっと割りきることにしたんだとおもいます。
それを聞いて私も安心。
母が落ち込んでいるのは辛いから。
チャコは賢いから、危ないところは避けてきっと元気でいるはず。
やさしい人からごはんをもらっているかも知れないね、そんな話をして電話を切った。


母の元に帰ってあげて欲しいけど、私も割りきることにした。

心の中で静かにチャコを呼び続けることにする。

神様お願い

母の日の日曜日、姉と贈ったプレゼントが届いたと母から張りのある元気な声で電話があった。
ところが、愛猫のチャコが昨日ベランダから外に出て戻ってないと言う。
以前何度か脱走したが、頭のいい猫で玄関にまわりドアをとんとん叩いて帰って来ている。翌月曜電話したら、まだ帰ってこないと言う。きっと途中でアクシデントがあり方向が分からなくなったのだ。あまり遠くには行けないはずだから、探してみると言っていたが、何処にいるのかまだ見つかっていない。
今夜は風が強く雨も降っている、さぞや怖い思いをしているだろう。そのうち帰ってくると言っていた母も心配だろう。

どうか、見つかりますように。帰ってきますように。