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My Favorite Things

私、ポーラの日常、大好きなこと(フィギュアスケート、サイクルロードレース、宝塚歌劇、その他)を語るページです!

中四国九州ブロック 2011 in 岡山

2011-10-03 18:47:38 | Figure Skating
週末、土日で、中四国九州ブロック に行ってきました。

今年は岡山で、改装オープンした岡山国際スケートセンターが会場でした。
フェンスが高いので、ずっと立ち見なのが、老体には厳しかったです(笑)。
そして、思ったよりもずっと寒かったかも~!!!
ジャパンオープンと中部ブロックと被っていることや、有名選手が少ないこともあり、
入場料無料にもかかわらず、一般のお客様はすごく少なかったです。
そのせいもあって、本当に寒くて参りました。体感温度としては、パピオや東伏見よりもずっと寒かったなあ。
もし次に行くことがあったら、絶対にもっとずっと厚いダウンで行きます。

さて、今回の私のお目当ては、
1)カナダ帰りの郡山選手
2)いつも可憐な空川亜彩妃選手、
3)真剣にお仕事をされる中庭健介先生、
4)中庭先生の教え子さんたちの成長っぷり
5)美しい幸恵先生ウォッチング
6)素敵な泰先生ウォッチング
とか・・・etc.
上記は順不動です。

いろいろと波乱万丈。でも何となくまったりとしたブロックでした。
ジュニア男子とシニア男女は、氷の上に乗りさえすれば、全員がブロックを通過できたので、そのせいもあるのかな。
ジュニア女子以外は、あんまり緊張せずに見られました。

リンクに到着したら、公式練習をちょうど終えたところの郡山くんと会いました。
智くん、ちょっと絞れて男前度がアップしていました。
ちょっとドキドキしちゃいました(笑)。
智くんは約3ヶ月、カナダのブライアン・オーサーのところに練習に行っていたのですが、先週、ちょうど東京が台風で麻痺した大変なときに帰国したそうです。
スペインのハビエル・フェルナンデスくんもオーサー先生になったそうで、一緒に練習したりしていたみたいです。
何故、ニコライから先生を変わったのか聞いてみたということで、理由を教えてくれましたが、さもありなん、という感じでした・・・。

ジュニア男子のSPは金曜日だったので見られなかったのですが、本当だったらぶっちぎり優勝のはずの坪井選手が、腰に故障を抱えており、
ジュニアグランプリを控えていて無理が出来なかったため、フリーは敢えて全部シングルかダブルジャンプにした都合、なんと!宮田大地くんが優勝してしまいました。
これには中庭健介先生も、ちょっとおかんむり(笑)。
もともと大地くんのフリーの出来が良くなかったら、
「衣装で福岡まで帰るバツゲームを実施!」
と宣言されていましたが、優勝したのに怒られる大地くんなのでした(←もちろん先生、本気で怒っているわけではないのですが!)。
「これまで僕達が築いてきた伝統が」とか、「中四国九州ブロック、ジュニア男子だけSPがなかったのかって言われてしまう」
とか、健介先生、いろいろと仰っていましたよ~。
そして、このジュニア男子フリーと時をほぼ同じくして、ジュニアグランプリシリーズに行っている星くんの結果が、同行されている石原先生から入ったようで、
「星くん、やらかしましたよ・・・。駄目でした。」
と、大変がっかりした様子で報告してくれました。
SPもフリーも中国のハンヤンくんの後で、どちらもハンヤンくんの曲が途中で途切れて待たされ、特にフリーはそれで集中力が乱れたと星くんが言っていたそうです。
「でもまあ、そんなのただの言い訳ですけれどね!」
と、ちょっと辛らつな先生。
それだけ星くんに期待していたっていうことですよね。

それにしても、幸恵先生がいらっしゃるとは言え、石原先生のいらっしゃらないブロックは大変なプレッシャーだったようで、
「来年は選手登録しますから」
と仰るくらいでした(笑)。
インストラクターとして、人様のお子さんをお預かりするのは、自分のことだけを考えていれば良い選手時代よりも大変なんですね~。
それでも中庭くん、長く選手生活を送ってきた分、やっぱりご自分で色々なことを経験されているので、
「ここでコーチとして、こういうことをやってしまったら駄目だと思う」
と、考えていらっしゃることも明確で、それを伺ったときに、
ああ、素敵な先生だなあ、と、嬉しく思いました。

写真は、試合後の郡山くんと健介先生。


「こんな写真撮られたら、きっとネットにあがって、俺たちこんな関係だって広まっちゃう!!」
って仰っていたので、ご期待に応えて広めてみようかと思います(笑)。

続きます。

今年も飯塚杯に行ってきました

2011-08-08 20:01:03 | Figure Skating
今年も飯塚杯に行ってきました。
現地でお会いした皆様方、お世話になりました。

今年はジュニア男女とシニア女子の参加人数がとても多かったので、試合が朝8:30に始まっても、終わるのが夜の10時過ぎとか・・・。気力と体力の限界に、久し振りに挑戦!という感じでした(笑)。
誰が出るかもあまり知らなかったのですが、シニア女子には2年ぶりに鈴木明子選手の姿もありました。あっこちゃんに「あいちスポーツ大使」の名刺を頂きましたよv

男子の試合はジュニアもシニアもとても面白かったです。
特にシニア男子は4人しか出場していないのに、全員違うタイプで最高でした。
野添くん、山田耕新くん、宮崎勇人くん、小沼祐太くん。
野添くんには笑わせてもらったし、耕新くんはSPもフリーも良いプロ。そして衣装もとても素敵です。
SPは田村岳斗先生と小杉スケートのろばさんが、ノリノリで考えてくれたというレーシングスーツ風のイエローの衣装。胸の部分の大きなロゴはKaisers(これって関大のホッケー部ですよね???)、ワッペンが色々ついていて、一番目立つのは「BOSS」しかもゴールド地(笑)。え~と、「ボス」は、濱田先生のことですね。
どこかにちゃんと、パピーズの、南里くんが考えたバットとブレードがあしらわれた丸いワッペンもついているんですよ。振り付けはトム・ディクソン。
サイド部分の星のマークは、耕新くんが試合で勝つと、ひとつづつ増えていくんだとか。
フリーの衣装は燕尾服風。曲はチャイコフスキーの「1812」。
振り付けは濱田先生だそうです。
でも、なんという鬼プロ。休みなくステップを踏み続けなくてはならないプログラムでした。まだまだ耕新くんも足がついていかない感じではありましたが、これが滑りこなせたら、間違いなく1段階高いレベルに行かれますね~。

野添くんは、SPは「ゾロ」、フリーは「マスク」。SPは華麗に3Aを跳んだのに、
フリップもルッツも転倒してしまい、後ろで泰先生が、「3A以外、何もやっとらんし~」と仰っているのが聞こえました(笑)。
フリーも冒頭の3Aを綺麗に決めたのに、2度目の3Aで転倒、途中で衣装のズボンの裾の、靴の下で止める部分がはずれてしまい、そのまま危なっかしく滑り続けているなあ、と思ったら、演技を中断することなく、そのまま演技中に紐を止めなおしている野添くんに、みんな大爆笑。特にリンクサイドの河野先生、のけぞって大ウケしていらっしゃいました(笑)。

宮崎勇人くんはSPは「ニューシネマ・パラダイス」、フリーは「アディオス・ノニーノ」で、どちらも関徳武先生の振り付けだそうです。
特にフリーは、ものすご~く関先生テイスト。
どちらもものすごく素敵なプログラム。もともと宮崎くんは、表現力のある選手なので、ばっちりはまっている感じ。
あとはジャンプがもう少し入ると、もっともっと素敵になりますね。

関東から参加の小沼祐太くん。
ついつい、地元という気持ちで応援してしまいます。
先生もいらしておらず、本当に一人きりでの参加ですが、野添くんに大声で応援を送っていたりして、すごく馴染んでいる感じでした。
ん~、小沼くんも、もう大学生なのですね。この前まで中学生だったような印象なのに。日大ということは、今年から東京ブロックかな。

結果、1位は野添くん、2位は山田くん(フリーは1位だったけれど、惜しくも総合では若干野添くんに及びませんでした)、3位は宮崎くん、4位は小沼くん。
本当は吉田行宏くんもエントリーしていたようなのですが、棄権。
大西先生に伺ったところ、
「太りすぎたから監禁中。今頃成長期なんだよ。横にな」
なんて豪快に笑い飛ばされていらっしゃいましたが、怪我とかでなければ良いのですが・・・。

ジュニア男子。
飯塚のリンクに中庭くんがいるのが、なんだか不思議・・・。
ご本人曰く、5年ぶりくらいでいらしたそう(笑)。
頑ななまでに飯塚杯に出なかったですものね~(笑)。
以前、里帰り中の中田くんや、長久保先生やあっこちゃんに誘われても、観戦にも来なかったのに。
熱心に、ちゃんとお仕事をされていました。でも、仲良しのジュニアの選手たちに、
「あ、健ちゃんがいる」とか普通に呼ばれていましたし、試合のあとは刑事くんたちと仲良さそうに固まって話していたりとか、まだまだ先生の威厳を醸し出せるのは先かな。リンクサイドでの先生としての姿は、だいぶ板についてきた感じですけれどね。
今回のジュニア男子は、プレ全日本ジュニアといった様相を呈していました。
田中刑事くん、日野龍樹くん、木原龍一くん、坪井遥司くん・・・。
こういうすごいメンバーに囲まれている中で、川原星くんに上位に食い込んで欲しいから、石原先生も中庭先生も、フリーで冒頭から4回転に挑戦してもらいたかったみたいなのですが、どうしても星くんが「ウン」と言わないって仰っていました。
石原先生も中庭くんも、前は「跳ぶな」と言っても、どうしても3Aを跳びたがったから、どんどんチャレンジしたい選手なのかと思ったら、4Tを試合に入れることには尻込みし、冒頭を3Aにしたがるので、つかめません、と仰っていました。もしかして、ただ単に3Aが好きなだけなのかも!?。
でも星くん、冒頭で3Aを降りたあと、2回目のジャンプに、ちゃんと4回転にチャレンジしてくれたのですよ。全然足りなかったけれど。
だから
「星くん、男の子だったじゃない?」
と中庭先生に言ったら、
「それはまあ、挑戦したのは良かったけれど、他がダメすぎます。特に後半の~・・・」
とダメ出しが。星くんへの期待値が高い分、要求も多くなるんだろうなあ。第1戦のJr.グランプリ、ラトビア大会に星くんが決定していますが、考えてみると、もうあと2週間ほどで出発なんですよね。SPの「Sing Sing Sing」はまだしも、フリーで後半まで滑りきれる体力をつけないと、大変かも~!!星くん、ファイト!!!!!
フリーの曲は「海猿」だよね???先生の趣味ですか?

そして応援している木原龍一選手、残念ながら今回は色々とやってしまったかな、と・・・。きっとご本人が一番ショックだったと思うのです。でも、
「今回のことはもう、蒸し返さないで下さい」
と言われたので、細かいことは何も言いません。
Jr.GPSではなく、飯塚でやって厄落としですね!
最近まで肉離れで練習を出来なかったこともあったようで、
「今回の出来が、今自分に出来る精一杯だったんだと思う」
と、謙虚な龍くんでしたが、私はそうは思いませんでしたよ~。
SPで途中で緊張の糸が切れてしまった感じだったので、フリーは
「最後まで頑張らなきゃ!!」
というのが空回りしてしまったように見えました。
力が入ってしまった分、普段より飛ばしすぎて、フェンスにぶつかってしまったり、ね。
長久保先生に伺いましたが、3Aは10日に一度くらい降りる・・・のだそうです。
初めて3Aを降りた日は、続けて5,6回降りたので、これはいけるかと思ったら、翌日は1,2回、以後10日に1回ペースだとのこと。先生が、彼のことは本当に訳がわからない、と仰っていました(笑)。
Jr.GPSでのご活躍をお祈りしています。
SPは昨年と同じ「タンゴ・デ・ロス・エクシラドス」、フリーはDOIでもおなじみのチャイコフスキーのヴァイオリンコンチェルトでした。


パピオのチャリティーショー つづき

2011-07-22 19:23:46 | Figure Skating
さて、続きです。

中庭くんの次は村主章枝選手。この日はヒップホップではなく、黒の衣装でショパンのほうのプログラム。
章枝さんは中庭くんよりもひとつ年上なのに、まだ現役続行って素晴らしいですよね。
章枝さんと中庭くんは、同じ時期に、当時アメリカにいたアレクサンドル・ジューリンに振り付けに行ったりしていましたね。
そのとき章枝さんに、ジョニー・ウィアーの衣装を作っていた方を紹介してもらい、その縁でその後、数々の素敵な衣装を作ってもらったりもありました。
カンヌンでの四大陸選手権とか、長春でのアジア大会→コロラドの四大陸への強行軍とかも一緒でしたね。
そんなことを思い出しながら、章枝さんの演技を見ていました。

羽生結弦選手。新SPのスクリャービンを披露でした。
ブルーの衣装(柴田嶺くんと同じお衣装さんに作ってもらったのだとか。嶺くんのお衣装さんと言えば、吉田行宏くんや萩原綾子ちゃんの衣装もそうですよね。
グラデーションとかキラキラした感じとかがとてもセンスの良い方だと思います)が似合っていて、洗練されていて、細身の羽生くんにとても似合っていて素敵でした。
先週、PIWで一緒だったジョニーファンのNさんが、その衣装を着ている羽生くんを観て、
「あの衣装、ジョニーに着せたい~!!後ろ、どうなっているんだろう!?誰がデザインしたんだろう!?オトナルの頃のジョニーが思い出されるわ~」
と言っていました。
羽生くんは、ショーでもとにかくどんどん難しいジャンプを跳んでくるのが素晴らしいですね!
失敗して悔しがる姿も清々しいですよね。

最終滑走者は鈴木明子選手。曲は「バーレスク」。
いろいろなことが頭の中を巡って、感無量でした。
何だかあっこちゃんとはずっと一緒だったような気がします。
中庭くんの応援に行くと、あっこちゃんも同じショーや試合に出ていたことが多くて・・・。
最後まであっこちゃんと一緒なんだなあ、と、こうして二人を一緒に応援できたことが、とても嬉しくなりました。
ザグレブでの、2005年のゴールデンスピンからのご縁です。
あの年、中庭くんは全日本で2位だったのにも関わらず、GPSのアサインが一戦もなく、士気が上がらない、とてもつらいシーズンでした。
あっこちゃんも病み上がりで、まだまだジャンプを跳ぶのも怖かった頃でした。3回転ジャンプは2~3種類しか戻っておらず、特にルッツとかは、怖くて跳べないと言っていた気がします。
近年は、国際B大会でもジャッジ兼チームリーダーを、なるべく連盟が派遣してくれますが、この頃はまだまだそんなシステムにはなっていなくて。
中庭くんは石原先生と二人きり、あっこちゃんは長久保先生と二人きりという、選手関係者は計4人だけという状態でしたから。
先生方も、選手の安全面から健康面から、試合のスケジュールから伝達事項から、何から何まで気をつかわなくてはいけなくて、大変だったことと思います。
私は何故だかこのゴールデンスピンに絶対に行かなくてはいけない気がして、行き当たりばったりの突撃状態で観戦に行きました。
日本人の観客は私一人きりでした(笑)。
あっこちゃんは私が行くことを人づてに聞いて知っていたので、むこうで会ったときににこやかに挨拶してくれたのですが、中庭くんには「行きますから」と言ってあったにも関わらず、本当に来たのかというようなびっくりした顔をされたことを良く覚えています。
たった6年前なのですが、当時はザグレブの情報など殆ど無かったし、ネットでも手に入りづらかったんですよ。
だからものすごく遠いところという気がしていました。旧共産圏だしね。
国際大会で中庭くんとあっこちゃんが一緒になることは、その後少なかったので、NZでのウインターゲームスで久し振りに二人が同じ試合に出ることになったときは、
とても嬉しかったです。
中庭くんとあっこちゃんは、見ているとなんだか戦友っぽいです。
あっこちゃんが全日本で四大陸の切符を初めて掴んだとき、自分のことのように喜んでいた中庭くん。
五輪を目指してスケートを続けることにしたときには、「あっこは続けて当然だし、続けるべきだ」と言っていた中庭くん。
NHK杯でメダルをとったときや、五輪が決まったときももちろん。
そういうことを諸々、FaOIからこのショーまで、あっこちゃんを見るたびに思い出していました。
あ、演技のこと全然書いていないですね。
ひざでスピンするところが、上手く回れなくて、直線で滑っていってしまって、
あっこちゃんが「あららら?」という顔をしていたのが可愛らしかったです。

そしてフィナーレ。
リンク所属のちびっこたちが、出場選手にお花を渡したのですが、石原先生が、
「うちの生徒がうちの生徒に渡すのは、何だか変だわー~」
と仰っていました。

・・・あともうちょっとだけ続きます。


東日本大震災復興支援チャリティアイスショー at パピオアイスアリーナ

2011-07-20 20:18:46 | Figure Skating
7/4(月)、東日本大震災復興支援チャリティアイスショーが、福岡のパピオアイスアリーナにて行われました。
パピオ開館20周年を記念したエキシビションで、入場料は1500円。
この日の売り上げが義捐金として募金されるというものでした。
出場選手は(登場順・敬称略)

空川亜彩妃
川原星
藤澤亮子
今井遥
南里康晴
中庭健介
村主章枝
羽生結弦
鈴木明子

でした。

本当は織田選手も出場予定だったのですが、DOIで怪我を悪化させてしまったとのことで、残念ながら不参加でした。
織田くん、FaOIとこのチャリティショーで、初めて上陸する福岡を楽しみにしていたそうなのですが、残念でしたね。

全席自由席だったので、かなり並びましたよ~。
勝手知ったパピオだったので、センターライン付近の中段の、良い場所ゲット~!!でした。
それにしても、パピオアイスアリーナの、反対側の座席が開放されているの、すごく不思議な感じでした。
全日本以来、あそこが開放されたことってあったんでしょうか???私の記憶的には無いです。

さて、チャリティは、オープニングとか無く、アナウンスでの挨拶のあと、いきなり始まった感じでした。

トップバッターはパピオ所属のジュニアの空川亜彩妃選手。
前日のFaOIの会場で、空川選手とお母様にお会いしたのですが、3月半ばからのたった3ヶ月半で、亜彩妃ちゃんがひとまわり大きく大人に成長しておりました。
私ったら久し振りにお会いしたというのに、第一声が「あさちゃん、大きくなった!?」だったと思うので、ものすご~く失礼・・・。
申し訳ないです。
きっとこれから、お会いするたびに綺麗なお嬢さんになっていくんだろうなあ、と思うと、ものすごく楽しみです。(ほら、私、亜彩妃ちゃんの大ファンなので)
衣装を担当していらっしゃる、郡山くんのお母様と浅田弥子ちゃんのお母様が、亜彩妃ちゃんが急に背が伸びたので、どれも入らなくなってしまって作り直すのが大変!!SPを滑るのに、SPの衣装が直せなくて、フリーの衣装を何とかして代用なさると仰っていましたが、登場した亜彩妃ちゃん、本当にフリーの衣装でした。
でもどちらの衣装も綺麗で可愛らしいので、全く違和感はありません。
近くて観ていたお子さんが、ティアラがキラキラしているのに喜んで、きゃっきゃとはしゃいでいましたよ。女の子だったら、きっとみんなあんな衣装、着てみたいですよね。
そして演技もいつものように全てをきちんとこなす、本番に強い亜彩妃ちゃんでした。

川原星選手。
昨年と同じSPでマイケル・ジャクソンでした。
でも去年と段違いに上手くなっていましたよ~。
スケーティングも早くなったし、ジャンプのランディングも流れるようになってきたし、何よりもステップのところとか、中庭くんの影響が色濃く出ていて、観ていてとても嬉しくなってしまいました。多分観ながら私、ニマニマしていましたよ。
星くんと羽生くんが良いライバル同士といった感じだったのも面白かったです。
そうよね、年齢近いですもんね~・・・。1歳差?
このまま伸びていけば、今年の星くん、かなり高いところにいけそうな、そんな気がするSPを滑っていました。
もちろんまだまだジュニアとしては、刑事くんには適わないと思いますが、3Aと4Tを持っているのは強いですよね。
中庭くんに、
「星くん上手くなったね~。もう4回転とかも跳べちゃうのね」
と話をしたところ、
「4回転は教え始めて割とすぐ跳べるようになったんですよ」
と言っていました。
「4回転だけじゃなくて、スケーティングとかステップとか、全部上手くなったし、先生が良いのでは?」
と言ったら、ちょっと照れた風で、でも嬉しそうでした。
「何だかんだ言って、彼、ちゃんと練習しますから。例えば、『ここはこうしたほうが良くない』と言うと、最初は『え~?』って言うんですよ。でも、影でこっそり練習しているんです」
なのだそうです。
このパピオのショーでの中庭くんは、前日までと違って、「選手」というよりも「コーチ」としての顔をしていたのが印象的でした。
観に来ていた教え子さんたちに囲まれていたのもあったと思いますし、星くんと一緒に出場しているというのもあったと思います。
星くんについて、中庭くんがジュニアグランプリシリーズのキスクラに座る日って、きっとすぐに来ると思うんです。
実は私は今シーズンにもあるかも、って思っているのです。
そうしたらきっと見に行っちゃいますね(笑)。

藤澤亮子選手。
ゆっこちゃんもすっかりお嬢さんらしくなりました。
ジャンプの調子が上がっていなさそうなのは残念でしたが、まあシーズンオフですしね。
身体が変わってきて、今まで簡単に出来たことにつまずいてしまったり、いろいろと大変なときだと思うので、あせらずに乗り越えてもらいたいです。

今井遥選手。
ピンクの衣装で新しいSPを。メンデルスゾーンの無言歌集の中の曲。
このプログラム、美しくて好きですv
FaOIのライトの中で見たときとは、随分印象が違いますが、実際の試合はスポットとか無いですもんね。
ときに遥ちゃん、あのふわふわとした気品ある外見を裏切って、好きなお菓子はお饅頭というのは本当ですか!?

南里康晴選手。
これからは日本で唯一のアイスショー、プリンスアイスワールドでプロとしての活動を始められますといったようなアナウンスで登場の南里くん。
今回は「カルメン」の後半を。
PIWで滑っている「Summer Time」とかではなく、どうして「カルメン」にしたのかな、と思ったのですが、そのあたりはやっちゃんのブログに書いてありましたね。
せっかくの「カルメン」なのに、スタート位置できちんとポーズをとる前に音が先に出てしまった~・・・。
そこで止めてやり直せばよいのに、そのまま滑り出してしまうやっちゃん・・・。
うわ~ん、勿体ないです。
このチャリティがあるのを結構直前まで知らされていなかったそうで、大阪でのレッスン(やっちゃんももうコーチなんですよね~)をキャンセルして、出演してくれたそう。
開場待ちで並んでいるとき、ふいにやっちゃんがやってきて、パピオ館内に貼ってあるチャリティのポスター全てにサインを入れて回り始めました。
「みんな忙しくしているけれど、僕にはこんなことしか出来ないから・・・」
と仰っていましたが、このポスター、欲しかったですよね!?
チャリティで入札制とかにしてくれれば良かったのに~。きっと売れたと思いますよ???
義捐金ボックスが分かりづらいところに置いてあったのも勿体なかったなあ。
帰り際とかに選手が箱を持って出口にいてくれたら(もちろんクラブのちびっこちゃんたちでも可)、みんな絶対寄付していったと思いますもの。

演技を終えてリンクを去っていくやっちゃんが、次に滑る中庭くんとハイタッチ!
その姿にじ~んとしました。

中庭健介選手(って書くのも、もうこれっきりになるんだろうなあ、きっと)。
FaOIと同じ、「海猿 The Last Message」。
アナウンスは、このショーをもって引退し、コーチになるっていうような内容だったかと。
個人的に変に冷静に、4月頃からもうちゃんとコーチとして活動しているのになあ、と、心の中で突っ込みつつ、聞いておりました。
本当に最後の最後だと思うので、大事に見せてもらおう、と思っていたんですよ。
泣いたら演技がよく見えなくなっちゃうじゃないですか。
今までにも何度も見てきた姿なのですが、スタートについた中庭くんが、ほうっと一息、息を吐き出すのが、なんだか儀式めいてみえました。
重々しくゆっくりした曲調から始まる音楽での滑り出し。
冒頭の3Lz、クリーンに降りていたか、あんまり記憶がないあたり、きっとものすご~くどこかに力を入れて観ていたんだろうと思います。
中盤のイーグルがものすごく好きです。この辺でちょっと泣けてきて、となりで見ていたOさんもやっぱり静かに泣いていて。
前日のショーでSOしていた2Aはクリーンに降りていたような。
で、3Sはばっちりだったような。
最後まで本当に良い演技でした。
有難う、そしてお疲れ様でした。
実は中庭くんのお母様がお隣に座られていたのですが、演技後にお顔を背けられていたのは、やっぱりちょっと涙ぐまれていたのではないかしら、と思っています。

あ~、書きながら、思い出すとちょっと泣けるかも。

では、続きます。

FaOI 5

2011-07-19 22:09:31 | Figure Skating
第二部のスタートは、アンサンブル・スケーターたち。
このプログラムは、多分、ちょっと高い位置から見たほうが、全体がわかって素敵なのだと思います。
赤い衣装のスケーターたちが、手にも赤い細長い薄い布を持ってのプログラム。
最後は半分のスケーターの持っている布がブルーになるのですが、これね、リンクサイドで見ていると、ちょっとよくわからなくて残念でした。

鈴木明子選手。もうすっかりおなじみの”バーレスク”。
あっこちゃんがお尻をふりふりするところは、振り付けのアンジェリカ・クリロワに、
「もっと恥ずかしがらないでやるように」って言われたそうですね。
え~と、今回、会場内が全く寒くなかったのです。
CICが日本での独占権を有しているというドイツ製の製氷機(っていうのかな)で、普通よりも高い温度で凍る氷を張っているためだという噂。
それは観客にはとても有り難いのですが、滑っている選手達は暑くて大変だったみたいです。
練習中、20度もあったとか。
あっこちゃんも、ブラックの上着を脱ぐところが、汗で張り付いて上手く脱げなくて大変だったみたいです。
本番は大丈夫でしたけれど、会場が寒くないのも考えものなのですね~。
あとね、あっこちゃん、羽生くんの「ロミオ+ジュリエット」の曲を聞いて、「この曲、懐かしい~!!」って通りすがりに言ってくれました。
私も、あの曲を聴くと、違う選手が脳内で滑ってしまいます。
大体、「Kissing You」一曲で滑るバージョンの中庭くんのExは、奈々美先生の振り付けだったんですよね。
「ショーが続いていて、かなり疲れています。パピオのチャリティが終わったら、ようやく帰れます~!!」
なんて仰っていましたが、ショーの中ではそんな疲れを微塵も感じさせなかったですよね。
いつも前向きで明るくて、素敵なあっこちゃんです。

羽生結弦くん”Romeo+Juliet”。
プログラムの中で果敢に4回転に挑戦する羽生くん。
フィナーレでは4Sなんかも跳んでみたり・・・。
一度、奈々美先生とお会いしたときに、
「羽生くん、すごいですね~。4回転2種類も凄いけれど、DOIのときの3A+3Aに度肝を抜かれました」
とお話したら、すぐ横に羽生くんがいて、私は全く気がついていなかったのですが、
「でもあれは、シークエンス扱いになってしまうから、跳んでも点は稼げないから」
と、ご本人が仰っていました。
本当は、ああいう技には得点を加算してもらいたいものですが。だって、単体で3Aを2回跳んだほうが、点が取れるって、変じゃないですか???
3A+ハーフループ+3Aのほうが、全然難しいですよ。2個目の3A、助走無しだもの。
1回目だったかな?は、ジャンプをミスしてしまい、ひたすら謝っていた気がしますが、次の回ではきっちり取り戻してくるあたりが素晴らしいです。
今の羽生くんのロミオには、あんまりジュリエットの存在を感じないので、これがフリーの4分半になったときにどうなるのか、楽しみです。
(って、あれ、これ、フリーになるんですよね???)

村上佳菜子ちゃん”Amarti Si”。
白い衣装のDOIのときと同じ今季のExプログラム。
佳奈子ちゃんも若干お疲れ気味だったかな、ちょっと勢いが無かったような。
昨年までのインパクトに比べると、どうしても印象の薄い、綺麗な曲。
何故今年、この曲をエキシビに選んだのかしら。
こういう曲調のもので滑る経験をしていないから、というところだと思いますし、エキシビで新しいことに挑戦していくのが大事なのはわかります。
でも、個人的には元気な佳菜子ちゃんのほうが見たいし好きだな、と。

トマシュ・ヴェルネル”マイケル・ジャクソン・メドレー”。
立派にエキシビとして通用してしまう、フリーのプログラム。
やっぱりジャンプは相当レベルを落とした感じでした。
本来の彼の動きはこんなものじゃないって知っているし。
無理をしてくれなくて良いので、膝を直して、早く今シーズンのプログラムを見せてもらいたいです。
スケーティングもジャンプも表現力もある選手なだけに、一度はワールドで表彰台に上ってもらいたいものです。
本当に親日家のトマシュ。アイクリのパーティで
「日本に来るのが大好きです。日本に来ると、着るものから何から、いろいろなプレゼントを貰えるので、自分で何も買わなくていいし」
とか言っていましたが、日本でどれだけプレゼントを貰っているんでしょう(笑)。
ファンに貰ったらしい、彼の日本での好きなもの???が沢山プリントされたTシャツを、ファンサービスで着てくれていたのもナイスでした。

ポリシュク&ベゼディン”白鳥”。
何十回も見ていて、どう動くかも全部知っているのにもかかわらず、毎回息を詰めて見入ってしまう大傑作プログラム。
全部の技がきちんと入ったら、文句なくスタオベいたします。
この組とエアリアルのチェスナ御夫妻を見ていると、芸に文字通り命をかけてるなあ、と思ってしまいます。
今回、ポリシュクさんの衣装が、上が白のTシャツのみだったので、擦り切れちゃったのかしら、とか、余計なことを考えてしまいました。

フィリップ・キャンデローロ”Maybe I Maybe You”。
これもフィリップの代表作のひとつですね。
とてもよく考えられたプログラム。
2公演目は、すぐそばの方がフィリップのターゲットとして選ばれたので、いろいろわかって面白かったです。
フィリップが通ったあと、良い匂いがしましたよv
引きちぎっていくシャツにも、ちゃんとサインを入れてファンサービスに徹していましたねえ。
フィリップ通のYさんによると、日本で滑ることはもう無いかもしれない、とのことですが(新潟、来ないのかな?)、
最後にフィリップの良さを確認できてよかったです。

チェスナ夫妻”アヴェ・マリア”。
布を使ったエアリアル。
本当に、命かけてますよね。
旦那様と奥様の身長差がないので、大変だろうなあ、と思ったり。

ジョニー・ウィアー”Bad Romance”。
ある意味、今回の目玉だったかもしれないプログラム。
キラキラの、フード付きのボディースーツみたいな衣装(透けているのか透けていないのかもキラキラ過ぎてわからない)に、すごいメイクまでして、
レディ・ガガになりきっての登場。
こういう衣装で滑ってみようと思うジョニーが素晴らしすぎます。
今回のジョニーは、回を追う毎に動きがよくなっていった気がします。
ジョニーのおかげで、レディ・ガガに興味が湧きました。


ヴォロソジャー&トランコフ ”ボディーガードのテーマ”。
DOIで演じていたプログラム。
スピードといい高さといい、文句無く美しいスロートリプルサルコウが、今回は決まらなくて残念でした。
タチアナの怪我、早くよくなるといいですね。

安藤美姫さん ”千の風になって” ”ブラックスワン”。
1回目と3回目が「千の風になって」で、2回目が「ブラックスワン」。
「ブラックスワン」のプログラムは本当に素晴らしいけれど、きっと滑るのも大変なんだろうなあ。
集中力がものすごく必要とされそうです。
その分、見ていてとても面白くて、美姫ちゃんにも合っていて、このままこれをフリーにして、今シーズンも試合に出てしまえば良いのに、と思わなくもないです。
もうおなじみの「千の風~」は、綺麗なプログラム。
美姫ちゃんは、どんなプログラムでもこなせる素敵な選手になりましたね。

ステファン・ランビエール ”Bring Me to Life”。
ステファンのひとつひとつの動きが、表情が、歌詞の意味を如実に表しているような気のするプログラム。
そもそもどうしてこのプログラムを演じようと思ったのかということを、一度ステファンに聞いてみたいです。
今回のステファン、福岡滞在中ずっとハイテンションだったようなのですが、そのせいなのか、ものすごくキレがあって、良く動いていましたよね。
全てに説得力がありました。
スケーターとして完璧すぎて、ちょっと怖いくらいでしたが、アイクリパーティのときのやりたい放題なお茶目っぷりも可愛かったです。
何故トランコフと衣装を取り替え(しかもトランコフのロミジュリ衣装って、一体今回の旅のどこで使われたのでしょうか?)、何故ジョニーと足裏を合わせ、何故フィリップにリフトされていたのか、全てが謎でしたが、目が離せない存在ですよね。
ステファンに熱狂的なファンが多いのもよくわかります。

荒川静香 ”あなたがいるから”
倉木麻衣さんとのコラボ。
ピンクの衣装が美しい静香様。
この曲はネットを通してのみ配信されていて、収益は全て被災地への義捐金になるのだそうです。
素敵なのですが、あっさり終わってしまって、すぐにフィナーレにいってしまうので、もうちょっと余韻があればなあ、と思ったり。

フィナーレはスケーター全員と倉木麻衣さんとのコラボ。
曲は「Always」。
スケーター全員、黒の帽子をかぶって、椅子を持って登場。
この曲、「名探偵コナン」のエンディングテーマだった気がします(笑)。そうですよね???
思い出すと、今でも頭の中でずっとリピートしちゃいますね。
ここでも南里くんと中庭くんは一緒のタイミングでジャンプを跳びにいっていたような。
3回目、最後の公演のとき、最後に選手が一列になってリンクサイドまでご挨拶にきてくれるところで、本当だったら私達の位置は、南里くんが正面に来るあたりだったんですね。
でも何故か、中庭くんと南里くんの位置がこの公演だけ入れ替わっていて、私とWさんの真正面が中庭くんでした。
最後のショーの本当に最後で、正面で握手してご挨拶できて、嬉しかったです。
ずっと応援させていただいてきたけれど、これできちんと選手としての中庭くんとお別れ出来た、という気持ちがしました。
南里くんは、きっとお母様の前にご挨拶に行かれたんだろうなあ、と思っていたのですが、実は違ったみたい。
南里くん、ご自分の真正面にお母様がいらっしゃるのにびっくりして、
「何でここにおると!?」(ごめんなさい、博多弁、正しくないかも・・・)
と言われたとか。
周回のハイタッチ、2回目に一緒に見ていたOさんが、
「誰か一人、掌がやけにしっとり汗をかいている人がいる!」
と言っていたのが可笑しくて、しかもその後にもう一周ハイタッチをしてもらったときに
「誰だかわかった!トランコフだ!!」
と言っていたのも可笑しくて、ものすごく印象に残っています。

最終公演は、フィナーレ後にも、羽生くんとステファンが4回転を跳んでくれたり、フィリップがあっこちゃんと佳菜子ちゃんを引き連れ、うさぎ跳びジャンプをしてくれたり、静香ちゃんと美姫ちゃんは手をつないでスパイラルをしてくれたりというおまけがありました。

本当に、最初から最後まで素晴らしいショーでした。
こんな素敵なショーを観に行く機会をくれた中庭くんに感謝しています。
彼がいなかったら、福岡まで行こうと思わなかったと思います。
そして選手としての中庭くんの応援、全うさせてくれて有難うございました。
嬉しいときも辛いときもあったけれど、彼を応援し続けられたこと、我ながら誇りに思います。

あ~、どうにかちゃんと完結いたしました。
あとはパピオのチャリティの話も書いておきたいな~・・・。

PIW 東京公演に行ってきました

2011-07-17 20:41:16 | Figure Skating
本日のPIW、11時公演に行って参りました。
念願の正面。2列目でしたがど真ん中。横はカメラという席でした。
やっぱりサイドの後方で見るのとは、印象が違うなあ・・・。
サイドも楽しいんですけれど、大島さんがあんまり来てくれないから。
長年の大島ファンとしては、やっぱりあの笑顔を真っ正面で見たいではないですか。

さて、今回のショー、5月に観に行ったときと、ずいぶん構成が変わっていました。順番とか、微妙に合っていなかったりするのはお許しを・・・。

オープニングが終わると、トップバッターは南里くんの「Summer Time」。
シルバーの衣装になっていました。5月は違ったよね???
今日は3Aでなくて2Aにしていましたね。
全体的に、ちょっとジャンプが不調な感じでしたが、フィナーレではちゃんと3Aを降りてくれていて、良かった~・・・。
ふれあいタイムで、
「3A見られて良かった。安心しました。」と言ったら
「いや~、ちょっと本当に疲れていて・・・」
「あ~、疲れているんですね。」
「疲れてますね。あ、でもがんばります。」
「うん。あ、福岡のショーのときのプログラムって、もう滑らないんですか?」
「あれは、あのショーのために作ったし、リンクのサイズとかもちょっと特殊だったから・・・。」
「とても素敵だったので、また見たいなあ、と。」
「そうですか?じゃあ、いつかそのうちにまた滑るかもしれません。」
と言ってくれました。
プロスケーターのやっちゃん、まだまだ固いけれど、だいぶ笑顔も出るようになってきましたね。ファイト~!!



2番手が太田由希奈ちゃん。
今回はグリーンの衣装で「アナスタシア」。
素敵でした~。オペラ座より好きかも・・・。
ジャンプはダブルサルコウ一つ(だったと思う)ですが、由希奈ちゃんは他で十分魅せられるので、良いか~、という感じ。

3番手に本田武史くん。
5月に怪我をしてしまってから、久しぶりの復帰です。
だいぶスピード感とかスケール感が落ちてしまっていましたが、ちゃんと3回転まで降りてくれていて、ちょっとほっとしました。
まだまだ本調子ではない感じなので、怪我と折り合いをつけて、頑張って欲しいです。

ここからPIW Cinema Collection。
「キル・ビル」でのマフィアさんたちの動きがよくわかります~。
お金を持って隠れている松橋さんを発見する中田誠人くん、ちゃんと「いたぞ!」って大声をあげているのね。
マフィアのボスは鈴木誠一くん。ストライプの衣装がかっこよいです。
「ゴースト」では、船橋くんと春木さんのしっとりペアが、何度見ても素敵です。
「ロッキー」での蝦名くんや森山くんの小芝居、5月よりずっと面白くなっていた感じが・・・。
お客さんにスローモーションで殴られにくるところの、大島さんの表情が最高でした~!!
小林くんのお客さんサポートも板に付いていて、良い感じ。

八木沼さんの「バーレスク」。
ブラックとゴールドの衣装が美しいです。
本当は割と露出度の高い衣装なのですが、じゅんじゅんが着ると全然気になりません。
いつまでも綺麗で爽やかな感じなんですよね。
PIWの座長として、ずっと頑張ってください!!

フィオナ&ドミトリーの未来的なプログラム。
初めてアイスショーを見にいらしているお客様は、あのワンハンドのリフトとか、足を持って振り回すあたりで、皆さん「おお~!!」ってなるのが、見ていて嬉しくなります。
やっぱりペアの派手な技は、アイスショーには必須ですよね。

羽生結弦くんは、パピオのチャリティで滑ってくれたのと同じ、新SPでした。
このプログラム、大好きv
正式な曲名を聞いてみたのですが、羽生くん、
「わかりません」
と即答(笑)。
「じゃあ、今度奈々美先生に会ったら聞いてみます」
と言ったら
「そうしてください」
ですって。
以前、ヴォロノフが滑っていたのと同じ、スクリャービンの曲だと思いますが、ヴォロのプログラムをちゃんと確かめていないので、ちょっとウロ。
奈々美先生の選曲、好きだわ~・・・。
このプログラムが出来たのは4月か5月くらいだったのだけれど、ずっと滑る機会がなくて、練習もあまり出来ていなくて、
ロミオばっかり滑っていて・・・と言っていました。
とても素敵なSPですが、まだまだもっと良くなる予感。
プログラムの中で、あっさり4T、3A、3Lz+2T(これは多分3+3にしたかったのに、場所がなかったものと思われます)を跳んでいました。
素晴らしい~・・・。
フィナーレでも4Sを跳んで、自分で拍手していましたよ♪



そしてPIWメンバーによる楽しい休日のプログラム。
東伏見のクラブ所属のノービススケーターたちと、紫の衣装のまぶしい大島さんや薄田さん。
イルカ松橋さんと、不憫なシャチの新海さん、水族館の飼育係のお兄さんがやたらと似合う新井くん、ダイバーの中田くんや船橋くんに大注目です。
メリーゴーラウンドの場面、やっぱり森山くんに注目してしまいますが、正面からだと遠くてちょっと残念(笑)。
その分、正面のほうで行われていたことは、本日ようやくはっきりとわかりました。
ペンギンさんたちのプログラムが、相変わらずかわいくてお気に入りです。
最後は「ワンピース」のWe Areで、全員で踊って第1部のフィナーレ。

第2部は八木沼さんの挨拶から始まります。
声出し練習をして、1部ではおとなしかったお客様たちも、ずいぶんそのあと声が出るようになったかな。
震災の話とかもあっさりで、5月からはずいぶんと時間が経ったんだなあ、と思いました。
でも事態はあまり変わっていないような気もするのですが。

村主千香さんのシルクドソレイユの曲にのせてのエアリアル。
一緒に見ていたHさんとMさんが、
「もうちょっと滑ってくれてもいいのに。ジャンプ1回くらいしてくれてもいいのに」
としきりと言っていました。
そうね~、エアリアルだけだと、ちょっとあっさりしすぎかもしれません。

世界遺産をめぐるPIWチームによるプログラム。
最初がインド、正面から見ると、千手観音のような手の使い方がとても綺麗でした。
南里くんたちを中心にしたイタリアの「フニクリ・フニクラ」のプロ。
やっちゃん、ここはもうちょっと笑顔振りまいても良いと思うのですよ~。
松橋さん、相変わらずプロだなあ。
中国の場面では、フィオナ&ドミトリーを中心に。どうしてもチャイナドレスのフィオナに目がいってしまいます。
スペインのフラメンコの場面は、由希奈ちゃんを中心に、西田さんや幸恵ちゃんもメンバーで、大人っぽくて素敵。

庄司理沙ちゃん「ラプンツェル」。
今日は2A+3Tの予定がすっぽ抜けて1Tになってしまいましたが、だいぶプログラムが理沙ちゃんになじんできたみたいですね。
DOIで見たときよりも、楽しく見られました。スタンド席に座った、1部に登場しあノービス選手たちからの、
「理沙ちゃ~ん!!」という声援もかわいくて、とても良い雰囲気でした。
フィナーレでは3T+3Tをきちんときめていましたね。



町田樹くん「ロシュフォールの恋人たち」
通しで滑ったのが、まだ数回という今シーズンのSP。宮本賢二くん振り付けです。
フリーは、まだ秘密なんですってv(なんとなく、噂は知っていますが・・・)
8月の上旬にはアメリカに行かれるということで、頑張ってきてもらいたいです。
町田くんは今年が正念場だと思うので・・・。
このSP、曲が素敵だなあ。
町田くん、お肌の調子が悪そうだったのですが、東京の水が合わないのでしょうか・・・



PIWコレクション。
鈴木・田中・中田の3選手+αによる、ストンプ的なプログラム。
鈴木くんの素晴らしいステップのテクニックが光るプロです。
そしてピエロの薄田さんと蝦名くん、猛獣使いの青谷さん、ライオンの松橋さんと新海さんのプログラム。
蝦名くん、パフォーマンスがとても上手になりましたよね。
大島さんと八木沼さんのペア。PIWになくてはならないプログラム。
でも大島さん、今シーズンでPIWを去られてしまうという噂・・・。一説には宏一くんがバックフリップを跳べるようになったからだとも。
今日の大島さん、手をつかずにちゃんとバックフリップを決められていて、あれを見たらまだまだやれると思うのですが・・・。
じゅんじゅんとあんなに美しいペアを滑れるのは大島さんだけだと思うので、本当にまだまだ続けていただきたいのですが。
手話を入れた「あとひとつ」のプログラム。
みんな真っ白な衣装で、優しい気持ちになれるプログラム。
5月に見たときには、まだまだ震災の記憶が生々しかっただけに、泣きそうになったのを覚えています。

村上佳菜子ちゃんは新SPかな。
スパニッシュナンバーでした。
うん。白い衣装の大人っぽいExより、こういう激しい曲のほうが、絶対佳菜子ちゃんに似合っています。

荒川静香さん「ネッラ・ファンタジア」
今回の東京公演、すべて違うプロをやろうとお考えらしいです。
さすが静香様。
なので、FOIで滑る予定のプログラム、出来ているけれど練習が出来ていなくて~、なのだとか。
ショーが続いていて、お疲れのはずなのに、少しもそんなことを感じさせない荒川さんでした。
今日のフィナーレは、昨晩思いついたというライオンズのユニフォームを着て、でした。
「胸にちゃんとエッジのマークも入っているんですね」(しかもラインストーンついて、きらきらしています)と言ったら、
「ああ、これ、ナイキのマークだったのを、エッジのマークにして、キラキラつけちゃって」
と仰っていましたよ。



フィナーレは津軽三味線にのせてのプログラム。丹頂鶴をイメージした、女子チームの衣装がとても美しいです。

ふれあいタイム。
今日はお客様があまり多くなくて、ちょっと寂しかったです。
毎度のことながら、PIWメンバーは全員一緒に最初に出てきてしまうので、お目当ての選手を呼び止めるのが至難の業です。
でも今日は絶対に大島さん!!
となりでHさんが坂頂みなみちゃんを止めている横で、過ぎてしまいそうな大島さんを大声で呼び止めて来ていただきました。
ドキドキして何も聞けなかったけれど、来年も見られたら本当に嬉しいし、見られなかったとしても、これからの大島さんの指導者としての人生が、幸多いものでありますように・・・。
中田誠人くんには、「まだ続けてくださいね」
と言ったけれど、
「99.9%、今年で最後です。何かの要因が働いたら、続けるかもしれませんけれど、多分最後です」
と言われてしまいました。
「この前中庭くんが、生徒の前で滑ってものすごく緊張して、ようやく誠人くんの気持ちがわかったって言っていましたよ」
と言ったら、
「ああ~。なんだか変な緊張感があるんですよね。」
とのお答え。先生とショースケーターを続けるのは大変だと思いますが、せめてもう一年、見られたら良いのですけれど・・・。
幸恵ちゃんや松橋さんは、今日も止められなかったなあ~。
でもお二人は、来年も続けてくれることを信じております。


中田先生への素敵なお花も、生徒さんたちから出ていましたよ♪


帰りはHさん、Mさん、Nさんと遅いお昼ご飯を高田馬場で食べて、お別れしました。
楽しい一日でありました。

FaOI 4

2011-07-15 19:35:33 | Figure Skating
荒川静香さん「ネッラ・ファンタジア」。
映画の”The Mission”の「ガブリエルのオーボエ」に歌詞をつけたもの。
この映画のサントラを使っちゃうと、私的にはポール・ワイリーとデイヴィッド・リュウを超えないので(アリョーナたちのも素敵だけど、なんか違う・・・)、荒川さんが演じるなら、
もっと違うプログラムが見たかったのが本音です。
キリスト教伝道の重たいテーマの話なので、この曲を表現できるのは、やっぱりキリスト教文化の人だという気がするのです。
でももちろん、荒川さんの良さがよく表れている、流れるように綺麗なプログラムです。
珍しく3Tを飛びそこなってシングルになってしまった回があった気がします。
本当に珍しいものを見てしまった!という感じ・・・。

第一部の最後のスケーターは、ステファン・ランビエール。
ラフマニノフの前奏曲第5番。
相変わらず、着ぐるみ?な衣装でしたが、DOIのときほど気にならなかったのはなぜかしら。
照明のせいかな。
初回で、後半でつまずいて転倒してしまい、緊張感が切れてしまったのは残念でしたが、
3回とも素晴らしかったなあ。
音のひとつひとつを紡いでいくような、素晴らしいプログラム。
パトリック・チャンも、全ての音を拾って表現できる素晴らしい選手だけれど、同じように音を表現できる選手でも、そのアプローチの仕方は全然違うのですね。
私はステファンのほうが好きですね~。
今回のFaOIを通して、ステファンは本当に素晴らしかったです。
練習でも4Tとか3Aとか練習していたらしく、中庭くんが、
「あれだけ跳べるなら、プロじゃなくて、全然現役でいいんじゃないか」
と思ったようです。
私は、なんだかもう、あそこまでいってしまうと、競技として制約のある中で音を表現するのが、逆に耐えられなくなってしまうのかなあ、と思わなくも無いです。
本当に素晴らしかったなあ。
3回もこのプログラムを見られて良かった~!!

ここで第一部最後と思わせておいて、舞台にアントニオとその門下生たちが登場。
相変わらず素晴らしいのですが、正面からだと遠すぎて、スピーカーが邪魔で、その上、照明がまぶしすぎたりして、
何をやっているのか今ひとつわからなくて残念でした。
こういうときは、オーロラビジョンの大画面が欲しいなあ。

それにしても今回、男子に比べて女子が少ない(笑)。
しかも海外からの男性スケーター+アントニオとアントニオのお弟子さんたちが、みんな濃い!
なんだかもう、男祭りっていう感じでしたね。

ようやく第一部終了です。

FaOI 3

2011-07-12 20:28:54 | Figure Skating
次の滑走は今井遥ちゃん。
遥ちゃんは1回目と3回目の公演はエキシビ、2回目の公演はSPでした。
エキシビの”I'm into something good"は、DOIでも披露してくれていたので、もうお馴染み。
コケティッシュでかわいい遥ちゃんといった感じ。
SPはピンクの衣装でのとても美しい遥ちゃん。曲名、忘れてしまいました。すいません。
個人的にはExよりもSPのほうが、ずっとずっと好みです。
あのプログラムをパーフェクトに試合で見ることが出来るのを、楽しみにしています。

次がトマシュ。
第一部では倉木麻衣さんの”Be with You”にのせてのスペシャルプログラム。
ここでしか見られないプログラムですね。
トマシュは膝の具合が相当よくないみたいだということを伺っていましたが、本当にそうだったみたいで・・・。
でも頑張ってトリプルジャンプまで跳んでくれていて、その頑張りに頭が下がりました。
実際、2公演目が終わった晩に、病院でCTまで撮るほどだったと、アイクリのパーティで真壁氏が話していらっしゃいました。
CTを撮った結果、これなら明日も滑れるということで、3公演目にも出演されたそうです。
きっととても痛かったんでしょうね・・・。
今回、リンクの規格が普通とちょっと違い、ロングサイドがショー用で短いのに、ショートサイドが通常の60x30Mのリンクと同じくらいあるというものだったそうで、
(一説には、北九州だったかな?の、夏場使っていないリンクの枠組みをそのまま使って、経費削減したとか)選手の感覚的には、ほぼ正方形だったそうです。
そのため、ものすごく滑りにくくて、出演者たちの怪我も多かったのだとか。
アンサンブルでも一人出られなくなってしまった方もいらしたみたいです。

アクロバットのポリシュク&ベゼディン。
今回は調子良かったですね~!
前半と後半で1プロずつ、全部で6回見ましたが、全ての力技がきちんと決まっていましたもの。
前半のプログラムは”Americano”。
イタリア語の歌詞にのせてのプログラム。
初めて見るお客様も多かったようですし、知名度だって他の有名選手と比べたら低いのですが、たくさんのお客様からのスタオベを貰っていました。
私ももちろん立ちましたよ~。
本当にプロフェッショナルなお二人です。

そして章枝さん。
章枝さんは、1公演目と2公演目は”G線上のアリア~ヒップホップ”。
3公演目はショパンでした。
ヒップホッププロはね、本当に頑張っていると思うのですよ。最初にPIW公演で見たときより、DOIのときのほうが、そしてDOIよりももっと魅せてくれるようになったと思うのです。
でも、個人的にはショパンのプロのほうが章枝さんらしくて好きだなあ。
ところで、あの投げてくれるサングラスのデザインって、毎回ちょっとずつ違っていたりするんですね。
気がつかなかったなあ。

ボロソジャー&トランコフで「スーパーマリオ ブラザース」。
世界選手権のエキシビでやっていたコミカルなプログラムですね。
最初は彼が彼女をコントロールしていたのに、いつの間にか立場が逆転して、コントロールされるようになってしまうという、ある意味ブラックなプログラム。
後ろのほうの席で見ると、折角持ってきているコントローラーが、小さすぎて見えないかも~・・・と、余計な心配。
2公演目から、ほとんどトリプルスローが決まらなくなってしまい、プログラムから抜いてしまっていましたが、あれもタチアナの怪我が原因とのこと。
そうですよね、あれだけの高さのあるスロージャンプだと、膝や足首にかかる負担、ものすごく高そうですよね。
世界チャンピオンになれるペアだと思いますので、怪我には注意して、来年はより良いプログラムを見せて欲しいなあと思います。

ジョニー・ウィアー。
ジョニーが自分で編集したというエディット・ピアフのプログラム。
黒くて、遠目にはシンプルに見えるけれど、良く見ると凝った作りになっている、まるで洋画の往年の大女優を思わせるような雰囲気のコスチュームで登場。
今まに節目節目でジョニーが使用した音楽に、世界各国の解説者の声が被っているというもの。
五十嵐さんの声と、オリンピックのときのスコット・ハミルトンの声くらいしかわからないけれど、面白いプログラムです。
最初が「ドクトル・ジバゴ」で、次が「秋に寄せて」。もちろん「白鳥」や、「Fallin Angel」なんかも断片が流れるのね。
私の個人的なジョニーブームは、初めて彼を生で見た「ドクトル・ジバゴ」でやってきて、「秋に寄せて」とともにあっという間に去ってしまったのですが、懐かしい選曲でした。
ジョニーも長い間、第一線で活躍し続けているんだなあ、と、改めて思いました。
ジョニーファンは、このプログラム、感無量だよね。
そして私、ジョニーのために盛り上がっているジョニーエンジェル隊の皆様を見るのが、実は何よりも好きです。
あんなに無償の愛を注げるのって、本当にすごいと思っています。
sachiさんの「ジョニー!」という掛け声を聞くのも好きです。
Mさんがジョニーに薔薇の冠を贈るのを見るのも好きです。(今回、最初の2回はいらしていたけれど、3回目はいらっしゃらなかったですね)

そして倉木麻衣さんが「もう一度」を歌っている途中で、またもやジョニー登場。
今回、倉木さんとコラボをした3選手の中で、一番彼女の曲に合っていたと思うなあ。
荒川さんも素敵だったけれど、私はジョニーイチオシです。
素晴らしかったです。
ブラボー。
もちろんスタンディング。

フィリップ・キャンデローロの「ダルタニアン」
懐かしい~。久し振りに本物のフィリップを見ました。
長野五輪のときのフリーのプログラムですね。
独特のちょっと背中を丸めたスケーティングもあの頃のまま。
現役時代のフィリップは、それはそれは人気があり、今の高橋くんも目じゃないくらいの大大大人気スターだったんですよ。
長野というよりも、リレハンメルの後のほうがすごかったかな。
幕張の世界選手権なんて、後ろから人が落ちてくるかと思ったもの。
それくらい彼の演技のあとにはお客さんが詰め掛けて、みんなお花を氷上に投げるのです。氷上が全部お花で埋まってしまうくらい。
今では考えられないですよね~・・・。
あの頃は手渡しも可能だったしね~・・・。ハグしてキスしてもらえたしね~・・・。
良い時代でした。
そんな良い時代を思い出させてくれるプログラム。
今でもプログラム自体に力がありますね。
現在のルールでは、キャンデローロスピンなんて、スピンとして認められないし、あの剣を構えて打ち合うステップシークエンスも、全然レベルはとれないけれど、
見ていて本当に面白いプログラムです。ワクワクドキドキします。
私はフィリップを好きな選手だと思ったことは無かったんだけれど、今回初めてみんなが熱狂していた気持ちが、ちょっとわかりました。
最終公演では何だか泣けましたよ。
今でも3Lzまで跳べてしまうところも凄いです。
そして当時からずっとフィリップを応援していたYさんとかYayoさんとかが、今でも変わらずに熱心に応援しているのも凄く嬉しいです。
自分を代表するプログラムをいくつも持っていて、それがきちんと人の記憶に残っているフィリップって、やっぱりすごく魅せる力のあった選手だったんだなあ、と思ったのでした。
私、この時代のことを語れと言われたら、一晩中でも語れますが、とりあえず終わらないので次へ。

福岡に行ってきました

2011-07-06 20:01:21 | Figure Skating
先週の金曜日から昨日まで、夏休みを取得して、福岡に行ってきました。
本当に本当にスケート三昧で幸せでした。
詳しいことは、また改めてアップしたいと思います。
でも色々ありすぎてきっと書ききれないだろうなあ。


今は、現地でお会いした全ての方に感謝しております。
お母様方、先生方、福岡県連の皆様、いつも暖かく迎えていただき、本当に有難うございます。これからも福岡にはお邪魔すると思いますが、よろしくお願いいたします。
福岡在住のOさん、南里くんファンのWさん、Kさん、Kさんのお友達さん(ちゃんとお名前を伺うのを忘れていました。キューブカレーパン、美味しかったです。)、フィリップ一筋のYさん、ジョニー一筋のNさん、久し振りに会えて嬉しかったHさん、一緒にショーが見られて、応援が出来て、ごはんも食べられて、嬉しかったです。
同じ中庭くんファンのOさん、私の個人的な買い物につき合わせてごめんね。ごはんはきちんと決まった時間にバランスよく食べるべし。まずは体力だよ~!!
他にもたくさんのお知り合いやお友達に会えて楽しかったです。
そしてスケーターの皆様方、本当に本当に本当に、こんなにステキなショーを見せてくれて有難うございました。

そして誰よりも何よりも、中庭くんに感謝しています。
貴方がいなかったら、きっとこんなに沢山の人に出会わなかったし、こんなに幸せな経験も出来なかったと思います。本当に長い間、貴方のファンでいることを許してくれて、有難うございました。
これからは、ずっと中庭先生のファンでいられるように、素晴らしい生徒さんをたくさん育ててね!!

本当に有難うございました。


下記は中庭くんの名前が出た記事の一部。
忘備録として置いておきます。


http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20110701ddlk40040412000c.html

http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20110705-OYS1T00238.htm







世界ジュニアに行ってきました・1

2011-05-11 13:14:16 | Figure Skating
このエントリー、実は最初に書いていたのが3/11の震災直前でした。
最初は韓国グルメレポートみたいに、ほとんど食べ物の話ばっかりで「美味しかった~」みたいな能天気っぷりだったのです。
でも、震災があって、「これは今公開するべきではないのでは・・・」
と思い、エントリーを取り消したのでした。
今回、震災から2ヶ月経って、もう一度アップするにあたり、主にスケート関係を大幅に加筆してみました。
何があったか大分忘れていましたが、とりあえず自分の記録として書いておこうと思います。

_________________________


世界ジュニアを見に、韓国のカンヌンに行ってきました。
カンヌンのリンクに行くのは、2005年の四大陸以来、久し振りでした。
ソウルから、韓国をほぼ横断して、日本海側まで。
高速バスで4時間コースです。
ただ、以前に行ったときには、空港から直通の高速バスなんか無かったと思うのですが、今は「冬ソナ」人気のためか、直通バスも出ていて、とても便利になりました。
私は、今回は、お知り合いのお知り合いの韓国の方に車で往復させていただいたために、とても楽をさせていただきました・・・。有難うございました。
しかも、カンヌンのあたりの名物料理にもいろいろと連れて行っていただき、食もとっても充実。
今回の写真は、すいませんがほとんど全部それ(笑)。カメラ持って行かなかったし~。

金曜日1日だけ仕事を休んで、朝の羽田発の飛行機に乗ったら、偶然、会社の同じフロアの同僚に会いました。二人で、
「あれ~、今日、普通の日なのにね。不思議だよね~」
とか言いつつ、楽しい旅の始まりになりました。

私は金浦空港着でしたが、同行する方々と合流するために仁川に移動。
最初は気軽な一人旅の予定だったのに、何時の間にか4人に増えていました。
一人旅も楽しいですが、大人数の旅は、色々なものを食べられたりして、やっぱり楽しいですね。途中のサービスエリアで休憩しつつ、周りの景色なんかも見つつのドライブ。時速100kmを超えると、カーナビが子供の声で「ぺー、ペー」って繰り返すので、100がぺというのだけ覚えました。
あ、あとね、美味しいという意味の「マシッソヨ」も覚えました!

カンヌンに到着し、そのままリンクに行ったのですが、ちょうど西野友毬ちゃんのSPの演技に間に合いました。
友毬ちゃんは目立ったミスはありませんでしたが、ジャンプの回転不足をとられてしまったみたいで、点数が伸びなくて残念。
初めて直の演技を見ましたが、ロシアのアデリーナ・ソトニコワ選手、ものすごく素晴らしい~!何と言っても足が強い(私、何故か女子は優雅なタイプよりも、足が強くてきびきび動く選手が大好きなんですよ~。過去を振り返っても、ニコール・ボベックとか、トニア・ハーディングとか、もちろんジョアニーも好きだしね。ポーランドのアンナ・レクィニオとかも大好きでした~!!
ソトニコワ選手、これからが本当に楽しみです。

カンヌンのリンクのすぐ前には、産地直送のお肉屋さんがあり、1階でお肉を買うと、2階で焼肉が出来るようになっていました。
絶対に、以前に来たときには、こんな場所は無かったわ~。
いろんな部位のお肉が食べられるパックと、こちらのほうの名物だという、ハンバーグのような形状のトッカルビというのを購入し、2階へ。
2階へ上がったら、スケート関係者で一杯。
樋口豊先生もいらしていました。
ダンディな先生と焼肉って、何だかあんまり私の中でマッチしないけれど。
お肉はとっても美味しかったです!!
トッカルビは、ハンバーグ状ですが、味付けは焼肉の甘いたれなので、これはこれで有りですね。

さて、リンクに戻ってダンスフリーを観戦。
ええと~、みんな絶対に年齢詐称っていう感じ。
特にアメリカの「ビートルジュース」で滑った組の男の子!!
後に、「近くで見ても、絶対ジュニアには見えなかった」という本郷先生の証言も・・・。
ダンスは上手いなあと思っても、意外と得点が出なかったり、理解するのが難しいです。それにしてもやっぱりあんなにたくさんリフトは要らないと思うの。特にジュニアには・・・。

整氷時間にカメラマンの菅原さんとお話しましたが、
「そういえばこの前、アイスダンスの田中さんと鈴木さんに挨拶されてさあ、懐かしかったし、覚えてくれているって嬉しかったなあ」
と仰っていました。
「今、福岡でコーチをされていて、息子さんが4月から東京で大学生になるんですよ。
やっぱりスケートやっていて・・・」
「え!もう大学生になるのか。早いなあ。俺は、日本のアイスダンスで一番好きだったのは、田中&鈴木組だったなあ」
「私もですよ~」
「あの頃のダンスは優雅で綺麗で、本当に良かったよね」
という、話しをしたのでした。
懐古趣味と言われても仕方ないのですが、シングルやペアに関してはそんなに思わないけれど、ダンスに関しては、昔のほうが良かったなあ、と思ってしまうのでした。
そして試合ではないけれど、今はルールがガチガチすぎて、クリモワ&ポノマレンコの「ドン・キホーテ」みたいな、15分もあるようなエキシビも出来ないのですよね・・・。
そして菅原さん、またまた
「いつ引退しようかな」
などと仰っていましたが、それはもう、聞かなかったことに(笑)。

表彰式は見ないでホテルにチェックイン。
私達が泊まったのは市内のGood Stay N Hotel。
お部屋も広く、アメニティも充実しており、さすが韓国、オンドル式の床下暖房。でもこれ、どうやって温度調節するのかしら!?
フロントのお姉さんもホテルのオーナーもとても親切で、気持ちの良いホテルでした。
偶然、お友達のOさんやMさんも同じホテル(いや、行く前から知っていたけれど、別々に取って、あとから聞いたら同じだったという)。
Oさんは某外国の先生から、超レアものの本を素敵なサイン入りで貰っており、それを見せてくれましたが、言葉が読めなくても十分楽しめる本でした。詳しくは語れないけれど、写真がすごいんだもの~。Mさんは応援している田中刑事くんが良い感じなのでほっとしている感じでした。そうそう、退役軍人でカメラマンで、最近はISUのお仕事などもされているデビッドさんたちも同じホテルでした。あ、菅原さんは現代ホテルだとか。さすが御大、お金持ち~!と言っていたのでありました。

2日目は、朝、ホテルでごはんを食べてから、練習を見に・・・。
でも、ホテルと会場がちょっと離れているのと、男子の練習がものすごく朝早くからだったので、到着したときには、既に龍くんの練習は、ほぼ終わっておりました。
残念。
男子最終グループの練習を見て、Mさんのバナー張りなんかをちょっとだけお手伝いし、土日は有料だというチケットの販売開始が10時からだというので、行ってみたらまだ売る気配なし・・・。チケット販売は12時からだと再確認し、早いけれどお昼ごはんにGO!
このあたり、純豆腐(スンドゥブ)の発祥地なのだそうで、老舗の純豆腐料理屋さんが沢山あるみたいです。
私達の行ったお店は、中でも有名店だったようで、昔ながらの手作りでお豆腐を作っているようです。たたずまいも昔ながらで、むきだしの土壁です。日本とは違って、黄色いのです。海草が入っているって言っていたかな。触ると手や洋服も黄色くなりますので注意。外に「ご自由にお持ちください」ということで、おからが桶に山盛りになっていました。ものすごく持って帰りたかったけれど、この日に帰るわけじゃないし、無理よね、と諦めました。
日本で食べる純豆腐チゲは、赤いスープの中に、お豆腐だけでなく色々と入っている感じですが、ここのは、ほぼおぼろ豆腐のみ。色もオレンジ色ですね。

で、定食なのでいろいろついてきますが、思ったより辛くないし、ものすごいヘルシーですね!!


で、リンクに戻ってチケットをゲットして、女子の練習を見ようと思ったら、
「今、入れません。入ったら最後、出られません」
というようなことを言われたので、観光を兼ねてお茶を飲みに鏡浦台(キョンボデ)へ。韓国は今、空前のコーヒーブームだそうで、いろいろと良い豆や面白い豆が入ってくるそうです。で、みんなで違う種類のコーヒーを頼んでみたり。
ケーキ(←ものすごくボリューミー)もいろいろと頼んでみたり。
現代ホテルの並びの、湖に面したカフェでしたが、ものすごく居心地が良かったです。
何故かこの日、後でもう一度行っちゃった(笑)。

続きます。