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私、ポーラの日常、大好きなこと(フィギュアスケート、サイクルロードレース、宝塚歌劇、その他)を語るページです!

GPFに行ってきました。

2013-12-10 18:38:30 | Figure Skating
グランプリファイナルを観に福岡に行ってきました。
木曜日から4日間、全競技を観戦しました。
金土は朝から公式練習も観に行きました。

いや~、ジュニアもシニアもとても面白い試合でした。

世間的には浅田真央ちゃんや日本男子が3人出場するシングルが話題でしたが、競技での私のお目当ては何と言ってもペア。
ドイツのアリョーナ・サフチェンコ&ロビン・ゾルコヴィー組の応援でした。(というより、2人の先生のインゴの応援か???)
競技以外のお目当ては、オープニングセレモニーや花束拾いで出場する福岡の若いスケーターさんたち。
あ、何故か男子は岡山のノービスちゃんたち3名でしたけれど。
そしてリンクサイドで奮闘する石原美和先生と中庭健介先生。
テクニカルスペシャリストとして来日してくれたスコット・デーヴィス。
競技以外に気をとられるところが多いな~(笑)。

12/7はインゴが1983年に札幌で行われた世界ジュニア選手権兼NHK杯のペアで優勝した日から、ちょうど30年でした。
(ご本人に聞くまで、私も日にちは覚えていなかったけれど。)
彼にとってこの優勝は本当に記憶に残っているようで、2007年の東京で行われた世界選手権のエキジビションツアーで、札幌の真駒内アイスアリーナに行ったときも、
「何十年もたって、またここに来られて嬉しい」というようなことを言っていたっけなあ。
そして彼の優勝から30年後のちょうど同じ日に、教え子のアリョーナとロビンが同じ日本で行われたグランプリファイナルで優勝したことに、なんだかとてもじんときてしまいました。
インゴ、おめでとう。本当に素敵な記念日だね~!
日本の北と南っていうのも、なんかいいよね。
ボロソジャール&トランコフ組のミスにも助けられたけれど、今回のアリョーナ&ロビンは、SPもフリーもノーミスで完璧で(SPでタイムオーバーがあったけれど)、
ディテールシートを見てもマイナスがひとつもないという美しさ。
公式練習で最後まで気にして、一人リンクに残って練習していたり、エキシビのスロージャンプでシングルやダブルまでにとどめていたことを思うと、アリョーナの足の具合とか、本当はあまり良くないんだろうなあと思います。スロー3Aを回避したのは、とても正しい選択だったのだと思います。もちろん見たかったけれどね!
スロー3Aがなくても、要所要所がものすごくマニアックに作りこまれているのがインゴっぽくて面白いプログラムでした。
この二人を現役で生で見られるのは最後になってしまうかもしれないなあ、と思うと、切なくてちょっと泣けました。
もしかしてインゴにも、またなかなか会えなくなってしまうかも!?
今更後悔しても遅いけれど、やっぱり今回、メールのやりとりだけじゃなくて、ちゃんと会いにいったほうがよかったかなあ・・・。ううう~・・・。

今回、中庭先生はお仕事中でお忙しかったので、まったくお会い出来ずでしたが、ご縁があったのが郡山先生。
会場内でもお会いできましたが、試合の帰り道に会場を出たところの交差点で一人でいらっしゃったのにも遭遇いたしました。
そして一緒に呉服町の交差点の手前あたりまで一緒に歩いてもらってしまいました。私得~♪
日曜日の朝にパピオに滑りに行ったときにも、先生が小さい生徒さんたちにレッスンしていらして、それが基本に立ち返ってバッククロスの練習という感じだったのです。
私も一緒に習いたいなあと思いながら羨ましく拝見していたのですが、あとで先生に伺ったところ、
「あのバッククロスの練習は、カナダ式なんです。ブライアン・オーサーに習ったものなので。だから生徒達には、『この練習は羽生くんもやっているんだよ。この練習をちゃんとやれば、いつかチャンピオンになれるよ』と言ってるんです」
と言っていました。ゴージャスな練習ですね~!郡山先生、素敵すぎます。
先生のバッククロスの姿勢の美しいことったらなかったですよ。
9月に私がスケーティングの基礎を教えていただいたときは、「この練習は樋口豊先生方式ですよ」って言って教えてくださいましたが、私のようなただの趣味で滑っている一般人でもそんなスケーティングの方法を習うことが出来るって、ものすごく贅沢ですよね。