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My Favorite Things

私、ポーラの日常、大好きなこと(フィギュアスケート、サイクルロードレース、宝塚歌劇、その他)を語るページです!

ノスタルヂア

2012-06-14 17:04:15 | 読書
周期的に長野まゆみ先生の本が読みたくなります。
昔一度読んだ本でも気にしないけれど、先生は割りと多作家なので、新しい本もどんどん上梓されますね。

今週読んだのは、
「お菓子手帖」
「新学期」
「野川」
の3冊。

「お菓子手帖」は、長野先生の自伝的な作品。先生は私より年上なので、全部は理解できないのですが、
森永ハイクラウンチョコレートの妖精カードとか、カバヤのジューCとか、重なっている部分もたくさんあって、うなずきながら読みました。
動物ヨーチ(これ、名前知らなかったなあ・・・)とか、私も好きでした。形の嫌いな動物から食べたな(笑)。
昭和のかほりですよ~。
「新学期」は、長野作品につきものの、少年たちの世界。女の子には入れない閉鎖された純粋さが凝縮した感じ。
「野川」は比較的新しい作品で、ある少年の2学期の話。うん、この作品、すごく好きです。
伝書鳩が出てくるんですけれどね、今の若い子たちは、伝書鳩なんて知らないし、見たことないんだろうなあ。
私が小さい頃は、駅前の小さなビルの屋上に鳩小屋があって、そこで飼われていましたねえ。
駅のホームから、その鳩小屋の様子を見るのが好きでした。
たまに空を見上げると、たくさんの鳩が上空をぐるぐる回ってから、一方向に飛び去っていったものです。あれは訓練をしていたんだろうなあ。
テレックス(これも、今の若い子は知らないんだろうなあ)とかが普及してきたからでしょうか、いつの間にか鳩小屋がなくなっていたのに、随分がっかりしたものです。
それでも、駅前の伝書鳩のオーナーさんは、他よりもかなり長い間、頑張って鳩を飼っていたと思いますが。
レース用の伝書鳩だったのかもしれませんね。
う~ん、ノスタルヂック。
で、本の話に戻りますが、この話は出てくる登場人物がみんな良いです。
主人公も、主人公のお父さんも、学校の先生も、先輩も、同級生の山田くんも、飛べない鳩のコマメも・・・。
訓練から帰ってこなかった鳩がどうなったのかとか、これからどうなるのかなどの説明はなく、でも、自分で見たことのない風景なのに
目の前に想像が広がる、素敵な作品です。

なんとなく、プラネタリウムに行きたくなりました。


「結晶物語」

2007-07-12 17:22:35 | 読書

昨日読んだ本。

「結晶物語・1」 前田栄著 新書館 ウイングス文庫

図書館で借りました。

全4巻ですが、今、まだ私は2巻目。何故かまたまたウイングス文庫。

人間と妖怪のハーフで、人の高ぶった感情(何でもよいようです。後悔でも激情でも悲嘆でも・・・)を結晶の形にして取り除くことが出来る力を持った凍雨と、その父で、時を舐めとる大妖怪の白夜のもとへやってくる、「お客様」たちとの話です。1巻の2話目の乙姫様のお話は、切なくて涙が出ました。

http://www.shinshokan.co.jp/comic/w/books/title/kessyo4.html

各話、淡々と進む印象ですが、何となく心に残って考えてしまいます。

今、待機中の本は

「樹上のゆりかご」 荻原規子著  理論社

http://www.rironsha.co.jp/wadai/4-652-07711-4.html

荻原先生の本は大好きで、多分、日本の作家さんの中で1,2番を争うくらいに好きです。学生のときに「空色勾玉」を読んで、あまりに素晴らしくて。大学の専攻も上代文学の、特に神代巻を専門にしていて、「古事記」とか「日本書紀」とか研究していた私にとっては、「こういう本が読みたかったのよ!」という、ごちそうのような本でした。

「ネバーランド」 恩田陸著  集英社

http://www.onda-riku.com/archives/000289.php

 

「裏庭」 梨木香歩著 新潮社

http://www.shinchosha.co.jp/book/125331/

 

「白夜行」 東野圭吾 集英社

http://books.shueisha.co.jp/CGI/navi_frset.cgi

 

「ガールズ・ブルー」 あさのあつこ著 文春文庫刊

http://www.bunshun.co.jp/book_db/7/72/20/9784167722012.shtml

う~ん、大変に偏っていますね(笑)

 


「読書」カテゴリー

2007-07-09 18:44:45 | 読書
新しく「読書」というカテゴリーを追加しました。
この項目は、素晴らしく偏った私の読書日記でございます。
決して読書家なわけではないですが、そこそこ本は読むほう・・・かもしれませんが、何しろ偏っているので、自慢できるようなものは読んでいませんね。
主なジャンルはSFとかFTとかミステリーとか、少女小説とか???
好きな作家はたくさんいますが、昔は翻訳小説専門だったのに、最近は日本の小説が面白いかな~っと。

昨日読んだ本は「特捜司法官S-A⑤」麻城ゆう著 
新書館刊 ウイングス文庫
http://www.eitaiya.com/maki/

以前、雑誌の「ウイングス」で漫画で連載されていた、道原かつみ先生の「JOKER」の姉妹作品です。
漫画も大好きだったんだけれど、文字通りひとでなしのS-A、ら~ぶvだったので、S-Aの活躍する小説の復活はとても嬉しいのです。
S-Aっていうのはスペード・エースの略なんですが、「特捜司法官」とは何ぞやとか、「S-A」って?っていうのは、読まないとよくわからないと思うので、読んでね~。

今続いているお話のテーマが余りにも重くて、しかもどこまで広がっていくのかわからないので(既に5巻だけれど、まだ導入部な気がするんですよね)、買い続けるのがちょっと怖い作品です。
でもね、本当に面白いのよ~。
ジャンルはSFだし、割と簡単に人が死んじゃったりしますので、そういうのが嫌いな方にはおすすめしませんが、ミステリー好きな人には是非読んでもらって感想をうかがってみたいものです。

10年前と比べても、今の日本人の若者の体系って随分変わってきたと思うけれど(手足長いし、細いし、胴も短いし、頭小さいし)、まだ進化の範囲内で人類としては同種で変わりないのですが、もしも突然変異的に、姿形はそんなに今の人間と変わらなくても、「ネオ・ヒューマン」という、種として新しい人類が生まれ、しかもその新しい生命体のほうがより繁殖性が強いとしたら・・・。現在の人類はどうなるのか、どういう行動をとるのか、どうなっていくのか???という、生命の根源に関わるようなお話なのです。
文明が高度になると、種としての繁殖力が弱くなるのは、今の地球を見てもわかるはず。新しい生命体に淘汰されていくこともあるのかもしれませんね~。


揺らぐ世界の調律師

2006-05-30 22:50:58 | 読書
ようやく読みたかった本を読みました。

例によって例のごとく、ファンタジー系少女小説ですいません。
角川BEANS文庫刊 津守時生著 「揺らぐ世界の調律師 第一巻」
私は津守先生の作品は殆ど読んでいます、というくらいこの作家さんのファンなんですが、おや、今回は思っていたのとちょっと方向が?
ああ、主人公が小さい男の子だからなのね。
いつもはもうちょっと大人向けという感じだもんね~。
まだ1巻なので、始まったばかりなので、これから主人公のダリルがどういう旅をしていくのかわかりませんが、まわりの人間模様(人間じゃない人たちが殆どだけれど)が、これまた面白いのです。
そして相変わらずかっこいいお兄さんたち(大体人間じゃないけど)てんこもり。
まだ読んでいない人のために、ネタバレはしない所存の今回。

早く続きが読みたい~v



ただいま読書中&声優萌え

2005-07-19 00:00:58 | 読書
本日はツールドフランスが中休みのため、私も色々と違うことをやっています。
CDやDVDの整理とか、洗濯とか友達に会ったりとか・・・。
そして読書!!
ずっと待っていた、駒崎優先生の「運命は剣を差し出す」の3巻(中央公論新社C*NOVELS刊)ですよ~。まだ途中なので、感想等はそのうちに。駒崎先生に関してはココ↓でどうぞ。

http://members.jcom.home.ne.jp/y.komazaki/

このシリーズ、まだまだ続くようで、嬉しい限りです。

あ、それでね、この前書いた、ガンダムミュージアムに関してなのですが、
皆様、情報を有り難うございましたv
色々な方に反応頂きました。さすがガンダム、とびっくり。
そして今回の駒崎先生の本の後書きにも、タイムリーにもこの話題が!!!
私も行って、ドリンク頼んで、コースターを集めたくなりました。

ガンダムと言えば、シャア役の声優、池田秀一さんの声がす~ご~く~好きです。
この前は「モンスター」で良い役をなさっていましたね♪
「天上天下」なんか、も~、声優さんが良くって良くって萌えでした。
最近の方々はあまりよく知らないので、専ら少し前のアニメ専門です。
一番好きな声優さんは速水奨さん。来週の日曜は速水さんの声優活動25周年を祝っての
イベントがあります。当然行きますよ~。楽しみ、楽しみv

そして再来週は野辺山でフィギュアスケートの全日本シニアによるエキジビション&パーティ。
中庭君のプログラムが楽しみです。

8月1週目は宝塚強化週間。現在は星組さんですが、観劇もするし2番手スターの安蘭けい(通称トウコちゃん)のお茶会もあるし、これも楽しみです。

あら~、私、もしやずっと忙しいの???