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My Favorite Things

私、ポーラの日常、大好きなこと(フィギュアスケート、サイクルロードレース、宝塚歌劇、その他)を語るページです!

全九州に行ってきました

2013-04-02 12:43:06 | Figure Skating
今年も全九州に合わせて福岡に行ってきました。
昨年の全九州は熊本開催でしたが、今年は福岡。一昨年は熊本、と、最近1年おきになっている感じですね。

試合は3/30と31の2日間に渡り、無級クラスから選手権クラスまで行われます。
毎年見に行かせて頂いていますが、今回のハイライトは、何と言っても郡山くんの現役最後の試合であることでした。
ノービスクラスだけは夏の野辺山有望新人発掘合宿の予選会を兼ねているので、九州だけでなく中国四国地方からも選手が参加しているため、見ごたえがあります。

さて、30日は早朝に東京を出発し、別々に出発して福岡空港で友人2名(2名とも東京出発なのに、飛行機も宿泊先もバラバラなのです)と落ちあい、一緒に中州でランチ。
どうしても佐賀牛を食べたいという友人がおり、こちらの「季楽」というお店へ。
http://jasaga.or.jp/kira/
以前、こちらのお店で鉄板焼きランチをいただいたこともありますが、今回は佐賀牛と野菜のせいろ蒸しランチを。
野菜がたっぷりとれるので、ヘルシーですよね。
お米もデザートも佐賀づくしです。

そのあと、3人でパピオにスケートを滑りに行ってみました。
何度も行ったパピオですが、自分で滑るのは初めてです。
試合の日ならば、顔見知りの先生方も生徒さん方もお母様方もいらっしゃらないので、こっそり行ってみましたよ。
ちゃんと東京からマイシューズも持って行ったんです。
やっぱり思っていたとおり、パピオの氷はかなり硬かったです。
2月に赤坂サカスでちょっとだけ滑ったとは言え、貸し靴だったし、ちゃんと自分の靴で滑るのはかなり久し振り。
最初、自分の足首があまりにも硬くなっていて、クロスさえも怖いという・・・。
ダブルスリーとかも全く出来なくなっていて、自分で笑えてきました。
本当に滑っていなかったもんね。
1時間滑ったら、ぜ~ぜ~してしまいました。はあ、身体重い。

そのあと、アクシオンの試合会場へ。
4級女子から観戦しました。
ジャッジがコールされて、あれ?中庭健介先生がテクニカルスペシャリストとしてパネルに入っています。
今回は生徒さんがたくさんいらっしゃるはずだから、4級だけかしら?と思ったら、そのあと、選手権クラスもずっとTSもしくはATSでお仕事をされていました。
逆に岡崎真先生が、普通にコーチとしてリンクサイドにいらっしゃいました。

これは全体にも言えることなのですが、熊本や北九州の選手が頑張っていたのが印象的でした。
今まではやっぱりパピオと飯塚で練習している選手が強いし上手い、っていう感じだったので、
他の地域からの選手が台頭してきたのが、何だかフィギュアスケートの裾野が広がっている気がして嬉しいです。

今回、川原星くんはシニア男子でのエントリーだったので、ジュニア男子は中野くんと宮田くんの優勝争いに絞られている感じ?
1番滑走の有江くん、冒頭に3Sを降りたときには岡崎兄先生が雄叫びを上げていらっしゃいましたv
宮田くんのマラゲーニャ、2Aっていつもブラケットから跳んでいたかしら?入り方、難しくしたかなあ???随分身体がしっかりしてきて、滑りに迫力が出てきました。でもリンク外で会うと、相変わらずほわ~んとした感じで和みます。一緒に行った友人の一人は一番好きな選手がライサチェックというほど、細くて長い選手が好きなので、宮田くんに大注目していました(笑)。

中野くんは最初の3Lzx3T(だったと思う)のコンビネーションをステップアウトながらも降りたのに、3Loで転倒してしまって残念!中野くんはこれが最後の「Pulstar」でのSPになるみたいですね。見るたびに少年から青年に脱皮していく感のある中野くんの来シーズンの新しいプログラムにも期待しております。
採点システムの調子が悪く、何故かジュニア男子のSPだけ点数がコールされなくて順位はわからないのですが。

ジュニア女子は、今回は藤澤ゆっこちゃんも空川亜彩妃ちゃんもいなくて、上田ゆいちゃんも棄権でちょと寂しかったかも。でもでも、私がこっそり応援している竹野比奈ちゃん、フェンスター似奈ちゃん、石原知美ちゃん(アダムスファミリー素敵だったのに、最後のコンビネーションに入るところで転倒してしまって、残念ながらフリーは棄権しちゃったけど)西坂美柚ちゃん、小池恵利加ちゃんがそれぞれ頑張ってくれたし、うん、やっぱり見に行かれて満足です。

シニア女子は武富千明ちゃん一人だけのエントリー。
相変わらず衣装が素敵です。

シニア男子はエントリー4人だったけれど、オープン参加のはずの山田耕新くんは現れず、郡山くん、則松くん、川原くんの3人だけの出場。
リンクサイドにも客席の最前列にも、郡山くんの最後のSPを見よう!という選手たちがずらっと並んで壮観でした。リンクサイドには、春休みで里帰り中の野添くんや鈴木健太郎くん、浅田弥子ちゃんたちも混ざっていましたよ♪個人的にはスケートはやめてしまったけれど、久し振りに弥子ちゃんの元気な姿が見られて嬉しかったです。
後から聞いたところでは、山田くんは就職活動真っ只中のため、参加したくても出来なかったのですって。早く就職が決まると良いですね。

続きます~。

中四国九州ブロックで

2012-10-21 20:21:39 | Figure Skating
中四国九集ブロックのシニア男子で2位に入った郡山選手の表彰式直後のお写真です。
さすがに堂々としていますね!

他のカテゴリーの表彰式のお写真とかも載せたいのですが、きちんと許可をいただかないと、どんな騒ぎに発展するのかわからないので、自重です・・・。
シニア男子の表彰式とかは、もしかしたら大丈夫かな・・・?そのうち載せられたら、と思います。

個人情報とかコンプライアンスで思い出しましたが、そういえば、中四国九州ブロックはプログラムの一般販売もしてくれなかったのにちょっとびっくりでした。
父兄分のみだと言われましたが、3日目が終わった時点でもかなり余っていたんですよ~?
個人情報だとは言っても、名前と顔写真と学校名とSPとフリーの曲名とかは、どこまでコンプライアンス的に引っかかるのか、線引きが難しいところですね。
でも、これが各ブロック共通ならばまだ理解出来るのです。が、前週の東京ブロックでは普通に販売していたので、そのあたりの共通認識の無さというのが、はて???
各ブロックごとの基準なんでしょうかねえ?

スケートアメリカ、日本男子の表彰台独占、すごかったですね!
ジェレミーやチェコの二人が良くなさ過ぎたのもありましたが、それでも日本男子が3人出ていて、しかも日の丸3本っていう時代が来るなんて思いませんでした。
しかもこの3人以外にもまだまだ強い選手がいるあたりも・・・。
来週はカナダか~。・・・とか言いつつ、東日本インカレ予選が楽しみですv
その翌週は東西日本ですね。
東に住んでいながら、ずっと西贔屓だったわけですが、今ね、東の男子が大激戦で面白いのです。
東は西より枠が少ないので、東日本でかなりの選手が通過出来ないことになってしまっています。
こんな現象も最近までなかったよねえ。
大体男子は氷に乗りさえすれば、全日本までは行かれたものなのにねえ。
男子の参加選手が10人くらいしかいなかった全日本とかもあったよねえ。
西日本の男子と東日本の男子を掛け持ちできないか、真剣に悩み中です。

中四国九州ブロック

2012-10-17 14:55:38 | Figure Skating
今年も行ってきました、中四国九州ブロック。

そして今年も表彰式のお花を郡山智之選手から頂けました。
本当に有難うございます。
大切に飛行機に乗せて、一緒に東京まで帰ってきましたよ。
ビタミンカラーで綺麗な花束なので、写真で皆様にもおすそ分けです。
今までのお花も、ドライフラワーに出来るものはして、月兎印の白いホーローのポットにさして飾ってあるのですが、今年のお花はほとんどドライには出来なさそう。
ちょっと残念ですが、今の一番美しい姿を目に焼き付けておきたいと思います。

郡山選手、昨年はブロック初優勝だったのですが、今年は2位でした。調子がどん底だと伺っていたのですが、試合が進むにつれて、だいぶ上向いてきた感じでしょうか?
フリーのコレオステップがすごい迫力で、ご本人もそこに賭けていたようで、ディテールを確認してジャッジ全員が+2の評価なのに、一人だけ0のジャッジがいたとかで、「あり得ない!」とビックリしていました。うん、本当にあり得ないですよ~。
SPのドンキホーテの衣装、お母様が「時間が無くて、きらきらがつけられなくて、まだ未完成なんです」
と仰っていましたが、よくみると黒一色ではなく、赤いラインストーンなどもちりばめられていて、
シックでとても素敵です。西日本では完成形が見られるかな?楽しみです。
今年で引退をほのめかしている智くんですが、お母様としては智くん本人に任せているそうで、全日本が終わってゆっくり考えれば良いと思っています、とのこと。
私としては、もう一度全日本で3Aを跳ぶまでは続けてもらいたいと思いますが。

優勝した坪井選手は200点越え!
SPもフリーも圧勝でした。
もともと3Aの上手さには定評がありますが、いつもどこか痛めていて、なかなか満足のいく演技が出来なかった印象の坪井くん。今回は3Aを含む大多数のジャンプをクリーンにこなし、また、スピンがものすごく上手になっていましたよ♪ご本人に「スピン上手になりましたね」と言ったら、「別にそんなことないです」と言っていましたが、スピンは練習量に比例して上手くなるので、結構練習したんじゃないかなあ。

3位で表彰台にのぼった玉田選手。
昨シーズンで一度引退したはずなのに、社会人スケーターとして戻ってきてくれました。
お呼びしたわけではないのに、フリーの日に先生が見に来てくれたそうです。
宮崎先生、素敵な先生ですね!!

4位の則松選手。
フリーで転倒が相次ぎ、途中で足かどこか痛めてしまったのかと思って心配していました。
表彰式のときに、後ろのほうで空川選手と仲良く並んでお話していたので、聞いてみたところ、
「ブロックの1週間くらい前に、練習中に首を痛めてしまって、それからずっと練習できないまま、ここにきてしまったんです。やばいかな~、と思っていたら、やっぱり駄目で・・・」
みたいに仰っていました。
「西日本ではリベンジしますから!!」
とのこと。
則松選手のことも小さい頃から見ていますが、いつの間にか大学生になっていて、空川選手と話す姿は素敵なお兄さんといった風情で、月日の経つのは早いなあ、としみじみしてしまいました。

夏の飯塚以来、久し振り???に中庭くんとも会いましたが、Jr.グランプリのクロアチア大会に出場した川原星くんに同行し、帰国した直後のブロックだったので、多少顔がお疲れ気味だったかな。
「大地(すいませんが敬称略)、最近フリップをマスターしたんですよ!!」
と嬉しそうに教えてくれました。
「まあまだ試合では入らないかな、とも思うんですけれど、フリップが降りられるようになったからか、ルッツもちゃんと回転するようになって。ちゃんと降りられるまで時間の問題かもしれません」
大地くんのお母様も、
「フリップ、フリーで入れてみるって言うんですよ~・・・。まだ降りられっこないと思うんですけれど」
と心配そう。
いやいや、大丈夫ですよ。大地くんはとても本番に強いし、運もものすごく強くて、何か持っていますから!!って言っていたんですが、フリーで本当に3Fを降りちゃった!!
それで気が抜けたのか、続く3Sと2Aで転倒してしまったけれど、後半はきちんと立て直せたので、印象もよし!!でした。
中庭くんも
「いや~、まさかフリップ入ると思いませんでしたよ。やるなあ。でもその後がいけないですよね!!跳べてまさかって思って嬉しくて、そのあとのことがちゃんと考えられなくて、失敗してしまう気持ちはとてもわかる!わかるんだけど~・・・」
と言っていました。そのコメントを聞いたときに私の頭によぎったのは、試合で初めて4回転を跳べたあとの中庭くんの姿でしたよ♪
大地くん本人も、
「いや~全然降りるなんて思っていなくてびっくりした!!」
ですって。
中庭くんも先生としての欲が出てきたらしく、まだまだかかると思うけれど、大地くんをジュニアの強化選手入りさせてあげたいって話していました。それは大地くんの頑張り次第ですね!!多分3Aまで跳べないと、今のジュニアで活躍するのは難しそうだし。
ジュニア女子は中四国九州ブロックからは、たった3人が西日本に行かれるという、本当に狭き門。(うそ。本当は7枠でした。3枠なのはシニア女子ですね。)
1位に石原組の生徒さんの竹野比奈選手、2位に同じパピオで郡山選手と同門の空川亜彩妃選手、3位に倉敷の岡本真柚子選手。
亜彩妃ちゃんはずっと応援しているので、ジャンプでよほど転倒しなければ西日本に進めるだろうとわかっていましたが、驚いたのは比奈ちゃん。
のびのびとしてクセのないスケーティングで、とても素敵でした。
フリーでのジャンプは3Fで転倒してしまったので、あとはトゥループとサルコウしか三回転は入っていないのに、ルッツまで入っている亜彩妃ちゃんを抑えて優勝。
しばらく比奈ちゃんのスケートを見られなかったシーズンがあったので、本当に久し振りに大きな試合で見たのですが、わくわくしました。
中庭くんは
「目論見どおりでした。でも、今の女子ジュニアはすごい激戦なので、西を勝ち抜くにはまだまだ足りない部分だらけです。けれど、全日本ジュニアに本当に久し振りにパピオから代表を送りたいなあ」
と言っていました。何年ぶりって言っていたかな。7年ぶりとかだったかな~・・・。
生徒さんたちの話をする中庭くんが、頼もしい先生の顔になってきていて、嬉しかったり、ちょっと寂しかったり(笑)。

ジュニア男子の優勝は田中刑事くん。
フリーはミスが多くて、残念でした。
そうそう。刑事くんのときだけ、いきなり女性のギャラリーがどっと増えてびっくりしました。
やっぱり人気あるのね~!!ジュニア選手とは思えないような風格があって、大人で温和そうで、もちろん素敵だものね。
2位は唐川くん。フットワークの良さが光る「マトリックス」でのフリーでした。
大地くんと10点差くらいで2位でしたが、例え大地くんが失敗した2つのジャンプを両方跳べていたとしても、唐川くんにはかなわなかっただろうというのが中庭くんの感想でした。
「スケーティングスキルが今の時点では違いすぎるので」
ですって。む~~~、そうかあ。大地くん、頑張れ!!

今回は1泊2日だったので、出雲市にも松江市にも行かれずでしたが、会場の湖遊館のお隣にある「ゴビウス」という水族館?にだけは行きました。楽しかった~!!
珍しい生物がたくさんいたし、久し振りにアメリカザリガニなんて手づかみしちゃった!!
宍道湖のほとりにも行ってみたし、夜はものすごく星空が綺麗で、寒かったけれどなんて贅沢なんだろうと思いました。
流れ星が綺麗に尾をひいて流れたのまで見られたし!
東京では無理だもんなあ。
あとね、ずっとシジミ汁が飲みたかったのね。
宍道湖といえばシジミじゃないですか。
で、最後の最後、飛行機に乗る前に出雲空港でシジミ汁と赤貝飯と出雲そばという盛りだくさんなセットを食べられました。幸せv


FOI

2012-08-27 19:56:24 | Figure Skating
フレンズオンアイスに行ってきました。
千秋楽のみでしたが、立ち見で。
東の奥側のブルーラインあたりでの立ち見でしたが、正面にイリヤが立つことが多くて、
しかも今回のイリヤが本当に楽しそうで、誰よりもキレキレで、素晴らしかったので、
他の選手があんまり目に入らなかったです~。
冒頭のほうに、プロ選手のみのコラボプログラムがあったのですが、
そこでも、イリヤは1蹴りが長すぎて、手を抜かないと前の人を追い抜いてしまうかぶつかりそうで、
今回はそこからして
「イリヤ、やっぱり上手いなあ」
という感じではあったのですが。
会場に来ていた人の殆どは、イリヤの現役時代の滑りとか、生で観たことないのかもしれませんね。
だって現役引退したのが長野五輪ですものねえ。
なのに、今回出場した選手の誰よりも一歩のスケーティングが長く、ジャンプも高く(3Lzも完璧でした)、踊りまくってくれて
(フィナーレなんて踊ることが本職のアンドリューが隣にいても、イリヤのほうが目立っていましたよ~・・・)
それって凄いことじゃないですか。
いいものが見られて本当に嬉しかったです。
やほ~。

もちろん、他のみなさんも素晴らしかったし、フレンズならではというプログラムもたくさん。
安藤さんと荒川さんと高橋くんとの白鳥の湖コラボ、
本田くんと鈴木さんのリバーダンスコラボとかね。
荒川さんの「サイバースワン」、彼女の現役時代のこのプロを初めて見たときに、背中に水着の日焼けのあとが鮮明に残っていたのが、
ものすごく印象に残っています。
リバーダンスは、シェーリーンも一緒に滑って欲しかったなあ。
ボーン&クラーツ組のリバーダンス、すごく好きだったんですよね。

近況です。

2012-08-10 18:07:29 | Figure Skating
ご無沙汰しておりますが、ちゃんと生きています。
毎日暑いですね~。
暑すぎて、この前、蕁麻疹が出てしまいましたよ。ふ~。
すぐに皮膚科に行ったので、大丈夫になりましたが、2日間くらい顔がはれていました。
顔だけだったので、食べ物ではなく、化粧品(特に何か変えたわけではないのですが、突然出ることがあるんですって)だろうとのことでした。
低刺激の化粧品サンプルと、飲み薬をいただきましたよ。
私は比較的丈夫なので、歯医者以外のお医者さまにかかることがほとんど無いので、はじめてお薬手帳なるものをいただき、興味津々です。

ロンドン五輪も終了しましたが、ロードレースファンの私としては、開会式翌日のカザフスタンのヴィノクロフ選手の劇的な優勝で、あまりにも個人的に盛り上がり、一人パーティ状態くらいに浮かれたため、(いや、うちの母も一緒に浮かれました)あとは全て余生といった感じでありました。
いやもう、ヴィノ、昨年のツールの最中だったかに落車して、骨盤を骨折して、一度は引退を決めていたのを、撤回してツールと五輪に臨んだんですよね。
大怪我を克服して五輪金メダルって、素晴らしい~!!
本当に盛り上がりました。
トライアスロンとかも見たんですけれど、何であんなに上位選手はヨーロッパ人ばかりなのかしら?
誰か詳しい方、教えて~!!だって、日本選手やアメリカ選手も、みんな入賞候補だったのに、誰も10位以内には全く入れなかったというのは。

8月最初の週末は、毎年恒例の宝塚博多座公演+スケートの飯塚杯観戦に行ってきました。
これは書きたいことも色々あるので、また別できちんと書けると良いな、と思っていますが、どうでしょう。
3月に熊本に行ったときから薄々感じていたことなのですが、やっぱり・・・。
郡山智之選手が今季限りで引退する意向だそうです。
ご本人の口から聞いてしまうと、ショック大きいなあ・・・。
でも、スケート界には残ってくれそうです。中庭くんのようにいきなりインストラクターではなく、もう少し演技を見せてくれるといいなあ、と、是非プリンスに入って~!とお願いしてみたり。
智くんはショースケーターとして、絶対に花開くと思うんだけど!

試合では木原龍一選手の3Aを、試合で3本も見られたのも嬉しかったです。(全部きちんと認定されているかは?ですが)
昨年の飯塚杯では、何度トライしてもなかなか跳べなくて、とても悩んでいる姿を見ていただけに、ようやくここまで来たんだなあ、努力したんだなあ、と・・・。
国際Bの試合も決まっているようですし、シニアとして今季の活躍を期待しています!
新しいSPの「オペラ座の怪人」は、木原選手の今までの演技とはちょっと違う趣で、緩急のメリハリの効いた素敵なプログラムでした。振り付けは本郷先生だそうで、飯塚杯での演技は、予定から抜けてしまった要素がたくさんあるとのことなので、完成形を楽しみにしています。

今週末は宝塚の日本青年館公演と、スケートのサマートロフィーに行きました。
サマートロフィー、シニア男子の終了時間が23時過ぎと遅くて、帰ってこられるか、ドキドキしてしまいましたよ。
SPで佐々木彰生選手の3Aを見られました!ブレードでがん!と降りていたので、もしかしたらアンダーローテとかとられているかも、ですが、試合できちんと着氷した姿を見たのははじめてだったので、テンション上がりました~。3Lz+3Tは、セカンドがちょっと足りなかったと思うけれど、チャレンジしてくれたのが嬉しいし!フリーは5月にリリーカップで見たものとは違う、また新しいプログラム。
曲名がわかりませんが、聞けば「ああ、聞いたことあるなあ」という、ラテン系のかっこいい曲。
遊び要素のない、王道のプログラムです。それが逆に新鮮。
SPと合計173.97で文句なく1位でした。
近藤選手は飯塚も素敵だったけれど、今週も素敵v
フリーの後半で、ステップでぐいぐいいくところがあるのですが、
「かっこい~v」となどと言っていたら転倒してしまい、ちょっと残念でした。近藤くんは本当に滑りが綺麗で上手いので、見ていて気持ちが良いです。1歩が大きい感じ。合計146.20で2位。
3位は堀之内選手かな。SPは「火の鳥」フリーは「華麗なる一族」。
フリーは「手堅くまとめる方向でいってみました」などと笑って仰っていましたが、もしかしたら足の状態があまり良くないのでは、と思います。堀之内くんのクリーンな3Aを試合で見たいのですが、
「ブロックを見てもらえれば、そこでは挑戦できるかな?それまでにもっと良い演技を出来るように頑張ります」と言ってくれました。フリーの「華麗なる一族」が本当に素敵なプログラムなので、この先の試合で、いつか堀之内くんのベストが見られるよう願っています。
4位に服部選手。SPは3位だったので、順位をひとつ落としてしまって残念。服部くんも足の状態がよくないようで、フリーを棄権するか悩んだくらいのよう。
SPは「ポエタ」でフリーは「コットンクラブ」で、関先生の振り付け。御洒落で粋なプログラムです。SPは初めて見ましたが、なんと振り付けをご自身でされているそう。とても素敵なスケーターですが、シニア1年目だし、まだまだ知らない人も多いと思います。今年は全日本デビューを成功させてもらいたいです!!
5位に松村成選手。SPは「リベルタンゴ」でフリーはラフマニノフのピアノコンチェルト2番。
美しい滑りと流れるようなプログラムが身上の松村選手ですが、今回はジャンプのミスが多くて残念でした。ジャンプを失敗すると、流れが止まってしまうので、プログラムの印象が薄くなってしまうので。
昨年までのフリーの「オペラ座の怪人」が名プログラムだったので、それを超える演技を見せて欲しいなあ、と思います。
6位に中村智選手。いつでも爽やかでかわいい(すいません。シニア2年目の男子選手に言う言葉ではないとわかっていますが、でもかわいいんだもん!)正統派スケーターといった感じの智くん。
フリーのグラディエーターはかっこいいプログラムで、智くんの滑りとも合うので、ジャンプさえミス無く跳べたら、と思います。
7位に土生選手。フリーの「シャーロックホームズ」がものすごく好きです。SPは「リベルタンゴ」。
土生選手はジャンプよりも踊って魅せるタイプの選手なのですが、中盤で1Loや1Aになってしまったところが痛かったかな~・・・。
8位に中村祐輔選手。SPが「剣の舞」でフリーが「パイレーツオブカリビアン」。
中村兄弟は揃って正統派な感じです。練習環境等がどうなのかわかりませんが、真面目そうというか、いつもとても頑張っている印象。で、頑張りが空回りしている気もするので、ジャンプとかももう少し気負わずにふわっと跳べるとよいのではないかしら~。

ジュニア男子は梶田選手の成長っぷりにびっくり。上手くなりましたね~。3Aにも練習でトライしている感じですかね。
シチズンの川越先生の生徒さんたち、半年くらい見ない間に、みんな大きくなって、カッコよくなっていて、それもびっくり。
鎌田選手はどこか怪我とかあるのかな。ちょっと調子悪そうで心配。
駒場先生のお弟子さんたちには楽しませていただきました。
フリーが「太陽にほえろ」で、撃たれたマイムとかも面白い志田選手。そしてフリーが「雪国~東京ブギウギ」で、こぶしのきいた演技も板についている中野選手。
ああ、面白い~。
梅田選手はジャンプはまだまだだけれど、踊る気持ちは誰よりもありそう。やっぱり同じリンクに佐々木選手や土生選手がいるからなのか、ジャンプよりも動き優先といった感じが面白いです。

でも、川越での一番の萌えは、シニア女子フリーの6分練習のときにリンクサイドに並んだ先生方でした。だって、直樹先生、岩本英嗣先生、鳥居兄先生、中田誠人先生が4人並んでいたのですよ。
ああ、眼福眼福。それだけでもはるばる川越まで2日間通った甲斐がありましたvちなみにそのお隣は佐藤先生ご夫妻で、その対比もちょっと楽しかったりしました。









DOI行ってきました。

2012-06-19 13:26:48 | Figure Skating
週末はDOIに行ってきました。

土曜日の2公演と日曜日の1公演の、計3公演を見ました。
見に行く前は、本命の選手がいるわけでもないのに、3公演も見るなんて見すぎ!?と思っていましたが、やっぱりとても楽しかったです。
数年前までは全公演見てあたりまえだったのに、と思うと、ちょっと寂しい気持ちも。

今回はカップル競技が成美ちゃんとマーヴィンしかいなくて残念だったなあ。
以前からゲストでシェン&ツァオが出場したり、ペシャラ&ブルザが出場したり、オリンピックイヤーにはアリョーナとロビンが出場したりしていたので、
ショーとしては、ペアとかダンスとかがもっと増えると楽しいのに・・・、と思います。
まあ、日本代表エキシビションだし、今回はパトリックとカロリーナっていう世界チャンピオン2人を呼んだっていうのが凄いことではあるのですが。
リード姉弟の怪我からの一刻も早いご回復をお祈りしております。

以下、演技順。
宇野昌磨くん 「Bad Boy Good Man」 
だいぶ背が伸びていましたね!悪い男の子を演じるって言っていましたが、あんまり悪そうでなかったな(笑)。
もっと身長が伸びて、大人の演技が出来るようになるといいですね。

庄司理紗ちゃん 「Like a Drug」
チャレンジングなプログラムであることはわかります。
が、理紗ちゃんにはまだ似合わないし、こなしきれていない印象で残念。
オープニングでも2A+3Tとか、3T+3Tにも果敢に挑戦していました。

日野龍樹くん 「燃えよドラゴン」
うつむき気味で、恥ずかしそうなブルース・リー。
最初に見たときは、どうしようかと思ったのですが、回を追う毎に良くなりましたね。
もっとはじけられると良いのにね。あとは上半身が柔らかく使えるようになることかな。
3Aの不発が多かったのは残念でした。

佐藤美生ちゃん 「Diamonds are a girl's best friend~Material Girl」
ピンクの衣装で可愛らしく。でも、美生ちゃん、淡々と無表情に見えてしまうので、もうちょっと柔らかさが出るといいなあ、と。

田中刑事くん 「Aflo Freak」 
新しいSPとのことですが、何て鬼プロ(笑)。
休むところがない、ずっと走っていなくてはいけないプログラムですね。
バックヤードに下がってからも、しばらく壁に張り付いてぜいぜいしていらっしゃるとか・・・。
でもこれが余裕でこなせるようになったら、刑事くんのアビリティが飛躍的に上がっているということですね。

宮原知子ちゃん 「The Swan」
サンサーンスの白鳥。
知子ちゃんはバレエの有名な「瀕死の白鳥」ではなく、湖面を優雅に進む「白鳥」として、演じていましたね。
スパイラルからそのままターンをして3F+3Tとか、どれだけのポテンシャルがあるんだろう!という演技でした。

ここからシニアの選手達。
まずは村上大介くん 「The Mission」
新シーズンのフリーをショートバージョンで、ということですが、やっぱりジュニアの選手と較べて、見せ方が段違いに上手いという印象。
途中で振り付けを忘れてしまった回もあって、そのあたりはまあ、新しいプログラムなので、というご愛嬌(笑)。
村上くんを見るたびに、アクセル以外のジャンプの高さがもうちょっとあれば、と、思うのです・・・。

今井遥ちゃん 「Pure Imagination」
とても素敵なプログラムで、伸びやかな遥ちゃんの滑りにも磨きがかかっていて、良かったです。
今回のDOIの女子選手中で、個人的には一番素敵でした。
遥ちゃんも、もう大学生なんだ~、というのにびっくり。
大人っぽくなりましたね。
オープニングでやっていた、サイドウェイズのビールマンスピンが好きv

町田樹くん 「ロシュフォールの恋人たち」
今回のDOIで一番素晴らしかったのが町田くん。(←あくまでも個人的に、ですが)。
多分一番スタオベを貰っていたと思います。
宮本賢二先生振り付けで、昨年のSPにする予定だったのに、大人っぽすぎる!?という理由で却下になってしまったそうなのですが、
昨年PIWで見たときと較べてものすごく進化していました。
PIWのときも素敵で、良いプログラムだなあ、とは思ったのですが、もうね、段違い。
背中の使い方が柔らかく美しくなったので、手足も長く見え、表現力も大UP!
ジャンプも軸も高さもしっかりし、スケーティングの一歩も長くなりましたよね。
もうもうブラボー、町田くん!でした。
来年のワールドの3枠目、掴んで欲しいなあ。

無良崇人くん 「Talking to the Moon」
無良くんは、相変わらずの体育会系。
町田くんの後て見ると余計そう思います。
ジャンプの高さは素晴らしいのだけれど、無良くん自身、もう少しそれ以外に興味が出るといいのにね。
持っている才能は凄いので、自分からプログラムを表現することに目が向けばいいのになあ、と思うのね。

前半の最後は神宮Ice Messengersの「コードブルー」。
シンクロチームは随分メンバーが入れ替わってしまったみたいで、若くなっていたなあ。
それだけに技術が追いついていない感じがしました。
シンクロも面白いのに、トイレに立つ人が多すぎて残念。

以上、第一部の感想でした。

全九州こぼれ話

2012-03-30 18:15:59 | Figure Skating
全九州で、シニア男子を見ていたちょうどその頃、愛知県大会を見に行っていた友人から、
「木原龍一選手が、SPで3Aを降りましたよ!」
という連絡が。
素晴らしい!とうとう試合で降りられたんですね!!
ということで、木原くんと仲良しの中庭先生にも、すぐ連絡しておきました。
龍くんの初3Aを見られなかったのは残念ですが、きっとこれから何度も機会はあるでしょう。

そういえば、今回久し振り(全日本以来だから3ヶ月ぶりですね)に中庭先生とお会いしたわけですが、
熊本に行くとお知らせしていたわけでもないのに、相変わらず全く驚かれずでした。
しかも第一声が
「ニース行くんですか?」
でしたよ。
「今回は行かないですよ。万が一あっこちゃんが最後ということも無くはないから、行きたいのはやまやまだけれど」
と言ったら、
「何言ってるんですか!やめるなんて許しませんよ。だって今の日本女子の中で、まだまだ戦えるじゃないですか。
そして、長久保先生をもう一度、オリンピックに連れて行ってもらいたいし。
先生だってもう若くはないから、これから育てる選手で、オリンピックに行かれる選手が出るかどうかはわからないし。
絶対にあっこがもう一度先生を連れて行くべきですよ。僕が責任をもって続けてもらいますから!!」
と、熱く語られていました(笑)。
是非、責任をもって、あっこちゃんにソチまで続けてもらってくださいね~!
楽しみにしています。
中庭くんとあっこちゃんの間には、戦友のような、兄妹のような、強い絆を感じます。

郡山くんが、陸トレでプログラムを踊っていました。
素敵にセクシーすぎて、ガン見したいけれど、なんだかそれは申し訳ないので、ちらちら盗み見。
盗み見てもガン見しても変わらないような気がするけれど、素敵すぎて見ながら何だか照れてしまうので。

それにしても、全く部外者なのに、福岡や九州の試合を見に行くと、石原先生、石橋先生、河野先生をはじめとする先生方、福岡県連の皆様方、御父兄の方々に、いつも快く迎えていただき、本当に有難うございます。
これからも度々お邪魔するかと思いますが、よろしくお願いいたします。



全九州に行ってきました

2012-03-28 19:30:56 | Figure Skating
3/24,25の二日間、熊本で行われた全九州選手権の観戦に行ってきました。
2年ぶりの熊本でしたが、空港から町までとか、リンクまでの行き方とか、全く覚えておらず、自分の記憶力の悪さに、唖然としました・・・。

会場はアクアドーム熊本。
ここの杮落としは、確かNHK杯だったんですよね~。
本田くんが勝って当然だと誰もが思っていた試合だったのに、当時はまだ殆ど無名だったジェフリー・バトルが優勝したような記憶が・・・。
このサイズの会場で、NHK杯が開けていたんだよなあ、と、ちょっとしみじみしました。

今回は時期を同じくして、東京でも北海道でも愛知でも試合があり、私も愛知と熊本、どちらを見るべきか悩んだりしたのですが、
先に熊本行きのツアーを予約していたことと、愛知県大会を見に行く友達はたくさんいるけれど、熊本は恐らく私一人なこと、全日本ジュニアのときに宮田大地くんが、
全九州では3サルコウを跳んでくれると約束してくれたので、大地くんを信じて初志貫徹、熊本行きにしました。
試合時間も滑走順もよくわからず、朝早い熊本行きの便に乗り、お昼過ぎ頃にはリンクに到着しました。
一番初めにお会いしたのは、石橋先生と郡山選手のお母様。
「新しいプログラムなので、全然滑りこめていなくて、今回も棄権するかどうかの瀬戸際だったんですよ」
と笑っていらっしゃいましたが、「新しいプログラム」というところにものすごく反応してしまいました。
「先々週、宮本賢二先生に来て頂いて、川原くんと宮田くんと3人振付けていただいたので、出来たてほやほやで、まだ1週間くらいしか経っていないんですよ」
とのこと。
そんな真新しい郡山くんのプログラムを、いち早く見られるなんて、ものすごくラッキーなのでは!?
しかも川原くんと宮田くんも新プロですか!?
嬉しいかも~・・・。

2級や4級などのクラスの試合も見て、ジュニア女子。
18名のエントリーです。
他のジュニア女子には、3年前くらいから応援させていただいている、空川選手が出場です。
11月の西日本選手権のときに、練習中に転倒し、尾骨を骨折していたのに、
SPもフリーも頑張って滑りきった頑張りやの空川選手。
それ以来、久し振りに滑っているところを見せていただいたのですが、身長も伸びたし、随分大人っぽくなりました。
筋力もついたのかな、ジャンプの回転不足も、だいぶ改善されたような気がします。
石原先生のお嬢さんの知美ちゃんも、会うたびに背が伸びるなあ・・・。
知美ちゃんは足のサイズが大きくて、中庭健介先生(←男性にしては、そんなに足のサイズが大きいわけではないので)も、知ちゃんの靴を履けるとか。
きっとまだまだ背が伸びるのでしょうね~。お姉さんも、プリンスで活躍している松永幸恵ちゃんも、その妹さんも、みんな背が高くて足が長いので。
SPの結果は、空川選手が47点台で首位。小池選手、中村選手、石原選手・・・・という順位で続きました。

ジュニア男子は6名が出場。
宮田大地くんの新SPは、「マラゲーニャ」。
昨年は賢二先生の振り付けに随分苦労したようですが、今年はかなりこなせるようになったとか。
中庭先生によると、
「昨年が10ビビリだとしたら、今年は2ビビリくらいでした」
だそうです(笑)。
そして大地くんは、無事に高校受験も受かったようで、おめでとうございます。
郡山くんや山田くんや野添くんの後輩になるんですね!
1位は飯塚の中野くん(中野くんも随分大人になった感じです。)、2位が宮田大地くん。
出来て1週間のプログラムにしては上々ですね!!

シニア女子は平田選手と武富選手の二人だけの参加。
しかも本当はまだ二人とも、ジュニアで通用する年齢なだけに、ちょっと寂しいカテゴリーです。
今回は、久し振りに平田選手が良い演技で、SPは1位でした。

シニア男子は3名が出場。
則松選手は福岡大学に入学が決まったんですね!おめでとうございます。
中庭くん、中田くん、郡山くん、則松くんと、ずっと途切れずに誰かが福岡大学の学生さんなのですね。
川原選手が良い出来で1位、2位に郡山選手、3位に則松選手でした。
郡山選手の新SPは「ドンキホーテ」。
衣装はまだ出来ていないので、昨シーズン(っていうか、まだ今シーズンかな)のSPの衣装。
ものすごくノーブルで、バレエ的な動きの美しいドンキでした。
パ・ド・ドゥの、あの有名な曲の部分なので、サーキュラーステップシークエンスの部分で、絶対お客様の手拍子がくるのが目に見えるようなプログラムでした。
これからどんどんよくなって、ジャンプやスピンもきちんと入ると、すごく見ごたえのあるプログラムになるだろうなあ。
楽しみです。
選曲は、宮本賢二先生。郡山くんは自分の候補を何曲か持って行ったのに、全部先生に却下されたそう。
それだけ、賢二先生イチオシで、郡山くんに滑って欲しかったんでしょうね。
ドンキを使う選手は沢山いるけれど、バレエ的な動きで魅せられる選手は殆どいないので、そこに敢えて挑戦するのだそうです。


中四国九州ブロック 2011 ③

2011-10-05 20:39:49 | Figure Skating
シニア男子~!!
今年はカナダに練習に行ってしまって、夏の飯塚杯では見られなかった郡山智之くんの演技を見るのが本当に楽しみでした。
しかもSPもフリーも新プロです。
振り付けは両方とも宮本賢二先生ですが、カナダでディヴィッド・ウィルソンに手直ししてもらったそうです。
今年は大輔くんも小塚くんもディヴィッドなのですよね。
中庭くんが、大輔くんは昨年の時点で既に、ディヴィッドの振り付けで滑りたいと言っていたと教えてくれました。
話をした時点では、まだ誰の演技も見ていなかったわけですが、
「ディヴィッドなら、(選手の個性によって振り付けをちゃんと変えられるから)被っても大丈夫でしょう。」
とも言っていました。

帰国したばかりで、デイヴィッドにマイナーチェンジしてもらった振り付けを、まだ石橋先生もきちんと御覧になったことがないと仰っていた智くんのプログラム。
SPは「Tango De Los Exiliados」。
本来タンゴは男女で組む踊りですが、シングルスケーターが使うと、大抵はやっぱり一人で滑っているものになってしまいます。
でも、智くんの踊りは、そのホールドの感じといい、視線といい、ちゃんとパートナーがいる感じがするのです。
その情熱的で、男性としての色気も感じさせてくれる表現力が、とても素敵です。
毎年言っている気もするのですが、智くんの演技は絶対正面から見たいなあ。
6分間の練習滑走では冒頭の3ループに苦労していましたが、本番ではばっちり決まって、3T+3Tも入り、良い演技でした。
そして、何よりもスピンが上手になりましたね~!!
回転速度も上がり、ポジションの幅も広がった感じで、しかも安定していました。
早速、カナダで3ヶ月間の成果が出ているのですね。
本当に惚れ直しましたv(もちろん、いつも素敵ですけれどね!!)
ほとんど減点するところの無い演技だったと思ったのに、ジャッジスコアを見たら、何故か謎のマイナスがたくさんありました。
しかも5番ジャッジのみ・・・。はて?
他の全員から+2を貰っているストレートラインステップにまで、マイナスがついているってどういうことかしら~???
フリーは「アランフェス協奏曲」。
かなりテンポが速い、ちょっといじってあるバージョン。
後半息切れしてしまった感がありましたが、素敵なプログラムです。
こちらは完成するのが楽しみっていうことで。
ずっと家出中だった3Aは、だいぶ感覚が戻ってきたみたいです。
今シーズンは試合でちゃんと跳べるといいですね♪
優勝、おめでとうございました!!

2位は今シーズンからシニアで参戦の野添くん。
来年は明治大学に進学決定だそうで、おめでとうございます。
まだ先生がどなたになるかはわからないみたいですね。
でも、多分、東京ブロックになるんですね。
鈴木健太郎くんも今年から東京ブロックだし。
おなじみの選手が東京に増えてくれるのはとても嬉しいのですが、反面、彼等が小学生の頃から、ずっと中四国九州ブロックで見てきたのに、
もうそちらでは見られなくなってしまうのだなあ、と思うと、寂しくもあります。
SPで3Aが決まらなかったのが残念。
降りたと思ったのに・・・。
フリーは冒頭では高さもあって回転力もある3A+2Tをきめてくれたのに、その後が続かなかったですね。
もうちょっと全体を丁寧に滑れるようになるといいのになあ。
もちろん、丁寧に滑ることによって、あの突っ込んでいくような元気の良さが無くなってしまっても嫌ですが。

3位は竹田津くん。
フリー3位は玉田くんでしたが(玉田くんもアランフェス。こちらの演奏は正当版な感じ)、SPでの貯金で、竹田津くんが逃げ切りました。
私は彼のことはあまりよく知らないのですが、一緒に観戦したOさんに伺ったところ、今年から社会人(しかもJRって言っていたかな?)で、
仕事の合間に頑張ってスケートをしているそうです。有給をとって、試合に出場しているのだとか。
ようやく7級をとったので、初めてのブロックだそうですが、男子は西の枠が多いから、多分このまま全日本まで行かれますものね。
トライする意義、ありますよね~。
技術的には智くんや野添くんには適わないけれど、気持ちは全然負けていなかったですよね。
地元の選手たちの応援も熱烈で、力のこもった良い演技だったと思います。
ふと横を見たら、Oさんも泣いていましたv


1泊2日で慌しかったし、寒かったし、ずっと立ち見だったしで、体力の限界を感じましたが、やっぱり行かれて良かったです。
最初にあげた目標は、ほぼ果たしましたし!
そうそう、ジュニア男子フリーのときだったかな。中庭くんがちょっとだけ休憩中で、Jr.グランプリに行っている星くんがどうだったとか、刑事くんがどうなるかとかを話しにきてくれたのですが、そばで観戦されていた妙齢のご婦人方がお二人、
「握手してくれませんか!?ずっと機会をうかがっていたんですよ!!」
と言って、中庭くんに握手とサインを求めていらっしゃいました。
「先生、モテモテですね!」
と言ったら
「何を言っているんですか」
と笑っていましたが、私とOさんには、「後で」、とか言って、結局サインしてくれなかったわ~(笑)。
私のプログラムには、郡山智くんのサインのみが入っています。
意外なことに、智くん、初のブロック優勝なのですね。
表彰台の常連さんではありましたが、考えてみれば、ずっと漬物石のようなお兄さん達がいましたからねえ。
本当におめでとうございました。
智くんの優勝する姿が見られた嬉しさが、あとからじわじわきました。
帰りの新幹線で、一人で思い出して嬉しくなってしまいました。

西日本では、みなさんの、今回よりも良い演技が見られたら幸せです。



中四国九州ブロック 2011 ②

2011-10-04 18:35:05 | Figure Skating
ブロックの話の続きです。

今回、テクニカルスペシャリストに鳥居直史くんが!!
今回は、ジャッジ席側には入れなかったので、対面から見ていたのですが、普通に滑る選手を見ていると、ふとした拍子に鳥居くんが目に入り、真剣な顔が素敵すぎて一瞬はっとするというのを何度も繰り返した私です・・・。駄目すぎ。
「今回のスペシャリスト、鳥居くんなんだね。素敵で、つい目が行っちゃって~vvv」と話したら
「鳥居?ああ、お兄ちゃんね」
と、中庭くん。鳥居弟くんとは仲良しだったけれど、お兄さんとはあんまり接点がなかったんですよね。だから鳥居くんと聞くと、弟くんのことが先に浮かぶみたいですね。

今回、全ての競技の中で、一番見ていて緊張したのは、ジュニア女子でした。
西日本へ進める選手は、わずか6名。
本当に狭き門です。
SP1位は広島の中塩美悠選手。
セカンドジャンプは<がつきましたが、ただ1人3T+3Tにトライ。
さすがです。
応援させていただいている空川亜彩妃選手は、SPでは珍しく3Lzで転倒したものの、
得意のスピン等で魅せてくれて、2位でフリーに進出。
ワインレッドの衣装も美しいです。
空川選手は、6分間の練習滑走が終わったら、なるべくすぐに滑りたいのに、今回はSPもフリーも、苦手な最終滑走になってしまい、がっかりだったようです。
SPではとても緊張しているのがわかりました。
隣で亜彩妃ちゃんの演技を見ていた女の子たちが、
「うわ~、衣装かわいい」とか
「スピン速いねえ!上手いねえ!!」
とか話しているのを聞いて、すごく嬉しかったです。
今年からジュニアの城代花佳選手。ノービスのときから好きで、注目させていただいているのですが、本当に今年がジュニア1年目?と思うような、大人っぽい印象の選手です。
ノービス時代のフリーに使っていた「007のテーマ」をSPにアレンジして、引き続き使用してくれていましたね。
城代選手の007、大好きだったので、嬉しかったです。
飯塚杯で見たときに、もともと大柄だけれど、更に大きくなったせいか、ちょっとジャンプのバランスが悪いかな、と思ったのですが、今回のSPはまずまずの出来でよかったです。
岡本万柚子選手が4位、6位に津内胡菜選手、7位に渡辺里依選手など、ノービスの頃からそれなりに実績のある選手が上位を固めていましたが、そんな中、5位に石原知美選手が!!
知ちゃんは、今出来ることを全てきちんと出来た、素晴らしいSPでした。
このメンバーの中で5位に入れるってすごいことですよね♪
あ、毎年、渡辺選手についてブロックにいらしていた田村岳斗先生をお見かけしないなあ~、と思っていたら、渡辺選手は秦先生になったんですね。そのほうが近いですもんねえ。
でも、田村先生にお会いできなくて、ちょっと残念(笑)。

ジュニア女子フリー。
4番滑走の樋渡選手だったかな。曲の前半が「FF9」の劇中劇のところの曲(スパニッシュ調の石川翔子選手も、以前SPで使っていた曲です。)で、後半が「FF8」の戦いのシーンの曲で、それを聞いて、うお~、滾る~と思っていたんですが、ちょっと離れたところにいらした泰先生も、なんだか反応していらっしゃったので嬉しかったです。うふ。
1位は中塩選手。
冒頭の3Lz、すぱ~んと決まって、とてもかっこよかったです。
今、スコアを見ると、エッジエラーをとられていますね。
全体的にもスピードもあるし、パワフルだし、本当に良い選手だなあ、と思います。
フリーは3位だったものの、総合2位は空川選手。
今回、何故か、私までものすごく緊張しました。
亜彩妃ちゃんは良い演技だったのですが、身体が小さい分、いつもジャンプの回転不足をとられがちなんですよね。
ちょうど後ろで見ていた中庭くんも、亜彩妃ちゃんの点数が出た途端、
「ああ、全部刺さっちゃったな」
って言っていましたが、あとからスコアを見たら、本当に全部回転不足をとられてしまっていましたね。
競技なので、もちろんそういう部分は気にしなくてはいけないのですが、全体の流れの美しさや、スピンのポジションや音のとり方などは一番だと思います。
いつもいつも、ああ、良いものを見せていただいたなあ、と思う演技なのです。
そしてこの日も、近くで見ていた初老のご婦人方が、
「かわいいわね~、上手ね~、素敵な衣装ね~」
などと仰っているのを聞いて、そうでしょうそうでしょう、と、嬉しかった私です。
フリーの衣装は、今回がお披露目の新衣装だそうで、飾りつけをした郡山くんのお母様は、今までで一番悩んで大変だったと仰っていました。
大好評でしたよ~!!
石橋先生も、亜彩妃ちゃんが無事に西日本に行かれることになってほっとされた様子でした。
選手の緊張って先生にもうつったりするんですね。
フリー2位で総合3位に入ったのは、渡辺里依選手。
全体のバランスがとれていて、とても美しい演技でした。里依ちゃんは第3グループでの滑走だったので、ジャンプアップでしたね。
ほぼノーミスで、素晴らしかったです。
石原選手はフリーではミスが出てしまい、順位を下げてしまいましたが、中庭先生は、
「今までの知ちゃんの最高順位ですからね。練習ではともかく、まだプログラムに入れられるトリプルがないのに、今回はよくやったと思います。それでも今回の点数と自分の演技に本人が納得がいっていないところが、見所ありますよ!!」
と評価していました。

今日の写真はお兄さんと妹!?
同じ石橋先生の生徒さんなので、兄弟子と妹弟子ということで、あながち嘘ではありませんが、シニア男子1位の郡山選手と、ジュニア女子1位の空川選手です。
この写真、亜彩妃ちゃんはとってもはずかしがっていて、終わったらすぐに逃げちゃいました。
でも二人とも素敵ですよね!!