My Favorite Things

私、ポーラの日常、大好きなこと(フィギュアスケート、サイクルロードレース、宝塚歌劇、その他)を語るページです!

中四国九州ブロック 2011 ③

2011-10-05 20:39:49 | Figure Skating
シニア男子~!!
今年はカナダに練習に行ってしまって、夏の飯塚杯では見られなかった郡山智之くんの演技を見るのが本当に楽しみでした。
しかもSPもフリーも新プロです。
振り付けは両方とも宮本賢二先生ですが、カナダでディヴィッド・ウィルソンに手直ししてもらったそうです。
今年は大輔くんも小塚くんもディヴィッドなのですよね。
中庭くんが、大輔くんは昨年の時点で既に、ディヴィッドの振り付けで滑りたいと言っていたと教えてくれました。
話をした時点では、まだ誰の演技も見ていなかったわけですが、
「ディヴィッドなら、(選手の個性によって振り付けをちゃんと変えられるから)被っても大丈夫でしょう。」
とも言っていました。

帰国したばかりで、デイヴィッドにマイナーチェンジしてもらった振り付けを、まだ石橋先生もきちんと御覧になったことがないと仰っていた智くんのプログラム。
SPは「Tango De Los Exiliados」。
本来タンゴは男女で組む踊りですが、シングルスケーターが使うと、大抵はやっぱり一人で滑っているものになってしまいます。
でも、智くんの踊りは、そのホールドの感じといい、視線といい、ちゃんとパートナーがいる感じがするのです。
その情熱的で、男性としての色気も感じさせてくれる表現力が、とても素敵です。
毎年言っている気もするのですが、智くんの演技は絶対正面から見たいなあ。
6分間の練習滑走では冒頭の3ループに苦労していましたが、本番ではばっちり決まって、3T+3Tも入り、良い演技でした。
そして、何よりもスピンが上手になりましたね~!!
回転速度も上がり、ポジションの幅も広がった感じで、しかも安定していました。
早速、カナダで3ヶ月間の成果が出ているのですね。
本当に惚れ直しましたv(もちろん、いつも素敵ですけれどね!!)
ほとんど減点するところの無い演技だったと思ったのに、ジャッジスコアを見たら、何故か謎のマイナスがたくさんありました。
しかも5番ジャッジのみ・・・。はて?
他の全員から+2を貰っているストレートラインステップにまで、マイナスがついているってどういうことかしら~???
フリーは「アランフェス協奏曲」。
かなりテンポが速い、ちょっといじってあるバージョン。
後半息切れしてしまった感がありましたが、素敵なプログラムです。
こちらは完成するのが楽しみっていうことで。
ずっと家出中だった3Aは、だいぶ感覚が戻ってきたみたいです。
今シーズンは試合でちゃんと跳べるといいですね♪
優勝、おめでとうございました!!

2位は今シーズンからシニアで参戦の野添くん。
来年は明治大学に進学決定だそうで、おめでとうございます。
まだ先生がどなたになるかはわからないみたいですね。
でも、多分、東京ブロックになるんですね。
鈴木健太郎くんも今年から東京ブロックだし。
おなじみの選手が東京に増えてくれるのはとても嬉しいのですが、反面、彼等が小学生の頃から、ずっと中四国九州ブロックで見てきたのに、
もうそちらでは見られなくなってしまうのだなあ、と思うと、寂しくもあります。
SPで3Aが決まらなかったのが残念。
降りたと思ったのに・・・。
フリーは冒頭では高さもあって回転力もある3A+2Tをきめてくれたのに、その後が続かなかったですね。
もうちょっと全体を丁寧に滑れるようになるといいのになあ。
もちろん、丁寧に滑ることによって、あの突っ込んでいくような元気の良さが無くなってしまっても嫌ですが。

3位は竹田津くん。
フリー3位は玉田くんでしたが(玉田くんもアランフェス。こちらの演奏は正当版な感じ)、SPでの貯金で、竹田津くんが逃げ切りました。
私は彼のことはあまりよく知らないのですが、一緒に観戦したOさんに伺ったところ、今年から社会人(しかもJRって言っていたかな?)で、
仕事の合間に頑張ってスケートをしているそうです。有給をとって、試合に出場しているのだとか。
ようやく7級をとったので、初めてのブロックだそうですが、男子は西の枠が多いから、多分このまま全日本まで行かれますものね。
トライする意義、ありますよね~。
技術的には智くんや野添くんには適わないけれど、気持ちは全然負けていなかったですよね。
地元の選手たちの応援も熱烈で、力のこもった良い演技だったと思います。
ふと横を見たら、Oさんも泣いていましたv


1泊2日で慌しかったし、寒かったし、ずっと立ち見だったしで、体力の限界を感じましたが、やっぱり行かれて良かったです。
最初にあげた目標は、ほぼ果たしましたし!
そうそう、ジュニア男子フリーのときだったかな。中庭くんがちょっとだけ休憩中で、Jr.グランプリに行っている星くんがどうだったとか、刑事くんがどうなるかとかを話しにきてくれたのですが、そばで観戦されていた妙齢のご婦人方がお二人、
「握手してくれませんか!?ずっと機会をうかがっていたんですよ!!」
と言って、中庭くんに握手とサインを求めていらっしゃいました。
「先生、モテモテですね!」
と言ったら
「何を言っているんですか」
と笑っていましたが、私とOさんには、「後で」、とか言って、結局サインしてくれなかったわ~(笑)。
私のプログラムには、郡山智くんのサインのみが入っています。
意外なことに、智くん、初のブロック優勝なのですね。
表彰台の常連さんではありましたが、考えてみれば、ずっと漬物石のようなお兄さん達がいましたからねえ。
本当におめでとうございました。
智くんの優勝する姿が見られた嬉しさが、あとからじわじわきました。
帰りの新幹線で、一人で思い出して嬉しくなってしまいました。

西日本では、みなさんの、今回よりも良い演技が見られたら幸せです。



中四国九州ブロック 2011 ②

2011-10-04 18:35:05 | Figure Skating
ブロックの話の続きです。

今回、テクニカルスペシャリストに鳥居直史くんが!!
今回は、ジャッジ席側には入れなかったので、対面から見ていたのですが、普通に滑る選手を見ていると、ふとした拍子に鳥居くんが目に入り、真剣な顔が素敵すぎて一瞬はっとするというのを何度も繰り返した私です・・・。駄目すぎ。
「今回のスペシャリスト、鳥居くんなんだね。素敵で、つい目が行っちゃって~vvv」と話したら
「鳥居?ああ、お兄ちゃんね」
と、中庭くん。鳥居弟くんとは仲良しだったけれど、お兄さんとはあんまり接点がなかったんですよね。だから鳥居くんと聞くと、弟くんのことが先に浮かぶみたいですね。

今回、全ての競技の中で、一番見ていて緊張したのは、ジュニア女子でした。
西日本へ進める選手は、わずか6名。
本当に狭き門です。
SP1位は広島の中塩美悠選手。
セカンドジャンプは<がつきましたが、ただ1人3T+3Tにトライ。
さすがです。
応援させていただいている空川亜彩妃選手は、SPでは珍しく3Lzで転倒したものの、
得意のスピン等で魅せてくれて、2位でフリーに進出。
ワインレッドの衣装も美しいです。
空川選手は、6分間の練習滑走が終わったら、なるべくすぐに滑りたいのに、今回はSPもフリーも、苦手な最終滑走になってしまい、がっかりだったようです。
SPではとても緊張しているのがわかりました。
隣で亜彩妃ちゃんの演技を見ていた女の子たちが、
「うわ~、衣装かわいい」とか
「スピン速いねえ!上手いねえ!!」
とか話しているのを聞いて、すごく嬉しかったです。
今年からジュニアの城代花佳選手。ノービスのときから好きで、注目させていただいているのですが、本当に今年がジュニア1年目?と思うような、大人っぽい印象の選手です。
ノービス時代のフリーに使っていた「007のテーマ」をSPにアレンジして、引き続き使用してくれていましたね。
城代選手の007、大好きだったので、嬉しかったです。
飯塚杯で見たときに、もともと大柄だけれど、更に大きくなったせいか、ちょっとジャンプのバランスが悪いかな、と思ったのですが、今回のSPはまずまずの出来でよかったです。
岡本万柚子選手が4位、6位に津内胡菜選手、7位に渡辺里依選手など、ノービスの頃からそれなりに実績のある選手が上位を固めていましたが、そんな中、5位に石原知美選手が!!
知ちゃんは、今出来ることを全てきちんと出来た、素晴らしいSPでした。
このメンバーの中で5位に入れるってすごいことですよね♪
あ、毎年、渡辺選手についてブロックにいらしていた田村岳斗先生をお見かけしないなあ~、と思っていたら、渡辺選手は秦先生になったんですね。そのほうが近いですもんねえ。
でも、田村先生にお会いできなくて、ちょっと残念(笑)。

ジュニア女子フリー。
4番滑走の樋渡選手だったかな。曲の前半が「FF9」の劇中劇のところの曲(スパニッシュ調の石川翔子選手も、以前SPで使っていた曲です。)で、後半が「FF8」の戦いのシーンの曲で、それを聞いて、うお~、滾る~と思っていたんですが、ちょっと離れたところにいらした泰先生も、なんだか反応していらっしゃったので嬉しかったです。うふ。
1位は中塩選手。
冒頭の3Lz、すぱ~んと決まって、とてもかっこよかったです。
今、スコアを見ると、エッジエラーをとられていますね。
全体的にもスピードもあるし、パワフルだし、本当に良い選手だなあ、と思います。
フリーは3位だったものの、総合2位は空川選手。
今回、何故か、私までものすごく緊張しました。
亜彩妃ちゃんは良い演技だったのですが、身体が小さい分、いつもジャンプの回転不足をとられがちなんですよね。
ちょうど後ろで見ていた中庭くんも、亜彩妃ちゃんの点数が出た途端、
「ああ、全部刺さっちゃったな」
って言っていましたが、あとからスコアを見たら、本当に全部回転不足をとられてしまっていましたね。
競技なので、もちろんそういう部分は気にしなくてはいけないのですが、全体の流れの美しさや、スピンのポジションや音のとり方などは一番だと思います。
いつもいつも、ああ、良いものを見せていただいたなあ、と思う演技なのです。
そしてこの日も、近くで見ていた初老のご婦人方が、
「かわいいわね~、上手ね~、素敵な衣装ね~」
などと仰っているのを聞いて、そうでしょうそうでしょう、と、嬉しかった私です。
フリーの衣装は、今回がお披露目の新衣装だそうで、飾りつけをした郡山くんのお母様は、今までで一番悩んで大変だったと仰っていました。
大好評でしたよ~!!
石橋先生も、亜彩妃ちゃんが無事に西日本に行かれることになってほっとされた様子でした。
選手の緊張って先生にもうつったりするんですね。
フリー2位で総合3位に入ったのは、渡辺里依選手。
全体のバランスがとれていて、とても美しい演技でした。里依ちゃんは第3グループでの滑走だったので、ジャンプアップでしたね。
ほぼノーミスで、素晴らしかったです。
石原選手はフリーではミスが出てしまい、順位を下げてしまいましたが、中庭先生は、
「今までの知ちゃんの最高順位ですからね。練習ではともかく、まだプログラムに入れられるトリプルがないのに、今回はよくやったと思います。それでも今回の点数と自分の演技に本人が納得がいっていないところが、見所ありますよ!!」
と評価していました。

今日の写真はお兄さんと妹!?
同じ石橋先生の生徒さんなので、兄弟子と妹弟子ということで、あながち嘘ではありませんが、シニア男子1位の郡山選手と、ジュニア女子1位の空川選手です。
この写真、亜彩妃ちゃんはとってもはずかしがっていて、終わったらすぐに逃げちゃいました。
でも二人とも素敵ですよね!!

日常生活ネタ。

2011-10-04 13:28:03 | Weblog
最近、色々な方から、たまにエントリーする私の節約生活日記を褒めていただきます。
っていうか、皆さん、私がどう貧乏かに興味があるみたい(笑)。
別に、本当にお金が無いわけではないんですよ?
趣味にかけるお金が尋常じゃないだけで。
そして、たまに節約ごはん生活をするのが、趣味なだけですよ??
節約ごはんではあるけれど、でも、美味しくないものは食べたくないからね~。
なんとかしています(笑)。

週末、岡山に行っていたこともあり、先月28日以来、全くお買い物に行っていないので、あるもので何とかしようと試みている今週前半。
明日が近所のスーパーの5%オフの日だから、明日の夜までは買い物をしないと、自分の中で決めているのです。
お米やパスタはあるのですが、やっぱり葉物野菜とかが足りない感じかな~。

今日のお弁当は、朝、冷蔵庫と乾物のストックを見ての、その場の思いつき。
切干大根がちょっと残っていたので、それを大豆の水煮と一緒に麺つゆで煮てみました。
そこに先週使ったツナ缶が少し残っていたので投入。
意外といける一品になりましたよ♪。
食物繊維も大豆イソフラボンも入っていて、栄養的にも良いんじゃないでしょうか。
それとゆでたオクラと冷凍してあったソラマメとプルーン。
それだけだと寂しかったので、1本残っていたフランクフルトソーセージを茹でました。
あとは玄米ごはん。
結構ちゃんとしたお弁当になりましたよ~。

それにしても、冷蔵庫の中がかなりがら~んとしています。
目ぼしいものが、おからのパックとお豆腐と納豆(全部大豆じゃ!!)しかない感じ。
野菜ジュースもヨーグルトも、今朝食べきったしなあ。
これを機に、今晩、ちょっと庫内をお掃除しようかな。
古い瓶詰めで、蓋があかなくなっちゃっているのとかね、いつか開けられるかもしれないと思いつつ、そのまま古くなっちゃっているから、思いきって処分しようっと。
今週の木曜は、不燃ごみの回収もあるしね。

明日のお昼は、冷凍してある豚肉とゴーヤがあるから、炒め物にしようかな。




中四国九州ブロック 2011 in 岡山

2011-10-03 18:47:38 | Figure Skating
週末、土日で、中四国九州ブロック に行ってきました。

今年は岡山で、改装オープンした岡山国際スケートセンターが会場でした。
フェンスが高いので、ずっと立ち見なのが、老体には厳しかったです(笑)。
そして、思ったよりもずっと寒かったかも~!!!
ジャパンオープンと中部ブロックと被っていることや、有名選手が少ないこともあり、
入場料無料にもかかわらず、一般のお客様はすごく少なかったです。
そのせいもあって、本当に寒くて参りました。体感温度としては、パピオや東伏見よりもずっと寒かったなあ。
もし次に行くことがあったら、絶対にもっとずっと厚いダウンで行きます。

さて、今回の私のお目当ては、
1)カナダ帰りの郡山選手
2)いつも可憐な空川亜彩妃選手、
3)真剣にお仕事をされる中庭健介先生、
4)中庭先生の教え子さんたちの成長っぷり
5)美しい幸恵先生ウォッチング
6)素敵な泰先生ウォッチング
とか・・・etc.
上記は順不動です。

いろいろと波乱万丈。でも何となくまったりとしたブロックでした。
ジュニア男子とシニア男女は、氷の上に乗りさえすれば、全員がブロックを通過できたので、そのせいもあるのかな。
ジュニア女子以外は、あんまり緊張せずに見られました。

リンクに到着したら、公式練習をちょうど終えたところの郡山くんと会いました。
智くん、ちょっと絞れて男前度がアップしていました。
ちょっとドキドキしちゃいました(笑)。
智くんは約3ヶ月、カナダのブライアン・オーサーのところに練習に行っていたのですが、先週、ちょうど東京が台風で麻痺した大変なときに帰国したそうです。
スペインのハビエル・フェルナンデスくんもオーサー先生になったそうで、一緒に練習したりしていたみたいです。
何故、ニコライから先生を変わったのか聞いてみたということで、理由を教えてくれましたが、さもありなん、という感じでした・・・。

ジュニア男子のSPは金曜日だったので見られなかったのですが、本当だったらぶっちぎり優勝のはずの坪井選手が、腰に故障を抱えており、
ジュニアグランプリを控えていて無理が出来なかったため、フリーは敢えて全部シングルかダブルジャンプにした都合、なんと!宮田大地くんが優勝してしまいました。
これには中庭健介先生も、ちょっとおかんむり(笑)。
もともと大地くんのフリーの出来が良くなかったら、
「衣装で福岡まで帰るバツゲームを実施!」
と宣言されていましたが、優勝したのに怒られる大地くんなのでした(←もちろん先生、本気で怒っているわけではないのですが!)。
「これまで僕達が築いてきた伝統が」とか、「中四国九州ブロック、ジュニア男子だけSPがなかったのかって言われてしまう」
とか、健介先生、いろいろと仰っていましたよ~。
そして、このジュニア男子フリーと時をほぼ同じくして、ジュニアグランプリシリーズに行っている星くんの結果が、同行されている石原先生から入ったようで、
「星くん、やらかしましたよ・・・。駄目でした。」
と、大変がっかりした様子で報告してくれました。
SPもフリーも中国のハンヤンくんの後で、どちらもハンヤンくんの曲が途中で途切れて待たされ、特にフリーはそれで集中力が乱れたと星くんが言っていたそうです。
「でもまあ、そんなのただの言い訳ですけれどね!」
と、ちょっと辛らつな先生。
それだけ星くんに期待していたっていうことですよね。

それにしても、幸恵先生がいらっしゃるとは言え、石原先生のいらっしゃらないブロックは大変なプレッシャーだったようで、
「来年は選手登録しますから」
と仰るくらいでした(笑)。
インストラクターとして、人様のお子さんをお預かりするのは、自分のことだけを考えていれば良い選手時代よりも大変なんですね~。
それでも中庭くん、長く選手生活を送ってきた分、やっぱりご自分で色々なことを経験されているので、
「ここでコーチとして、こういうことをやってしまったら駄目だと思う」
と、考えていらっしゃることも明確で、それを伺ったときに、
ああ、素敵な先生だなあ、と、嬉しく思いました。

写真は、試合後の郡山くんと健介先生。


「こんな写真撮られたら、きっとネットにあがって、俺たちこんな関係だって広まっちゃう!!」
って仰っていたので、ご期待に応えて広めてみようかと思います(笑)。

続きます。