Blog=「Sawacchi抄」

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新書「鬼哭青山遥かなり」

2005年07月09日 | Weblog
本県は軽米出身の作家北上秋彦氏の著書が、二年数か月ぶりに刊行され、早速手にとって読み始めた。

ところでタイトルを読める方はどれ程いるだろう。「きこくせいざんはるかなり」と読むそうだ。
終戦間際、秋田県は花岡鉱山である事件が起きた。中国人強制労働者たちが一斉蜂起した、いわゆる『花岡事件』である。

ストーリーは現代の東京九段から始まる。九段といえば、すぐ靖国神社をイメージする自分である。本年と本書と花岡の巡り合わせに読む前から感動を覚える。

ただ、花岡事件の事は自分はあまり知らなかった。
花岡がテーマの書籍が少ないのだろうか。
それより本書がNHK出版から刊行されたことも自分にはインパクトが大きい。

まずは読んでみよう。

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