Blog=「Sawacchi抄」

日々の出来事をニュース&コラム形式で「Sawacchi!」がお伝えします。

はたおり(機織り)

2006年05月02日 | 地域
先日覗いた「道の駅おおの」にはいくつかの工房があり、写真はその一つの織物工房。
中には数十台の機織り機械がずらりと並び、ある種壮観である。

ここで織った生地は様々な工夫を施し、バッグや小物に仕上げて多数展示している。
勿論販売を目的にしているのだが、オリジナルの小物だけに目を引く。
体験工房でもあるので、時間の許す方は一工夫を加えた「世界で一つ」に挑戦されるのも面白い。女性の方には持って来いの空間かも知れない。

今話題の映画「待合室(全編岩手県内撮影)」には、機織りのシーンが登場するのだが、現代に生きる我々に、機織り(はたおり)の音は耳に清々しい。
何故だろう。
「カタッ・カタッ・・・パタン」不思議なリズムが心地良い。

映画「待合室」では、この機織りのシーンで、奥の厨房からまな板を使った包丁の音が聞える。
機織りの音と包丁の音が、アンサンブルとなって何かを語ってくれる感じだ。
この母と娘のシーンは、効果音を大切に活用した監督の女性に対する心遣いだろうか。

このシーンについて「女性のリズムを感じませんでしたか?!」と自分に教えてくれた方がいた。
あぁ、なるほど・・・、と気付いた。
「織物工房」は、何故かそのシーンが自然に思い浮かぶ場所である。





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