Blog=「Sawacchi抄」

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男女共同参画フォーラム

2005年11月09日 | Weblog
ここ数日、様々な出来事があり更新が遅れてしまった。

さて今日は、予てから自分が問題提起をしてきた「男女共同参画」に関する話題であるが、二戸市男女共同参画フォーラムが、約100名弱の出席者のもとこのほど開催された。
内容は岩手大学教授の講演、寸劇による男女共同参画、そしてパネルディスカッションの三部構成。

特に大きな問題はないと思うが、気になった点をいくつか述べたい。
まず最初の講演では「選択的夫婦別姓制度」を推進すべきとした話題などを中心に、家族問題などがテーマ。

まず自分は、「選択的夫婦別姓制度」を法律で認めることには反対である。
理由は一点だけであるが、子供がどちらを名乗るかで諸々の問題が発生するからである。これに掛る推進派の理由は様々あろが、いずれ日本の伝統の一つである家族制度をいそいで決める必要もなかろうと思う。男も女も通称使用でやればいいだろう。

次の寸劇でもいくつか気になった。
まず産直がテーマの部分では、戸主名で農産物を出品するという設定だったが、現代ではほぼ有り得ない。
あたかも虐げられているイメージの演出をしているだけで、これがエンターテイメントなら許せるが行政が行う設定としていささか問題がある。

また、「家族経営協定」をテーマとした内容だが、そもそも家族経営協定など論外だ。
あのシナリオを書いた人物もキャストも、ほとんどが農業に従事した経験など無いはずである。

家族経営協定を締結すれば、あたかも経営がうまくいくかの如くの設定であるが、農業などそんな生易しいものではない。経験があるから自分は言うのだ。
逆に経営が行き詰まったら家族経営協定が解決してくれるのだろうか。そんなはずはない。家族経営協定など無い方がその先がうまく行く。
愛の存在しない家族経営協定など、「百害あって一理無し」。

計画立案中には気付かなかったが、浄法寺町との合併に伴なう計画の統合時は削除すべきである。
まぁ計画は全て凍結が、自分の考える男女共同参画の理想なのだが。

最後のパネルディスカッションは面白かった。
何が面白いかといえばジェンダーフリー派の男女共同参画エッセンスが皆無だからである。
それもそのはず、パネラーはだいたい「ジェンダーフリー派の男女共同参画」を理解しているようだった。
浪岡氏などは、保護者というべきところを、わざと男女共同参画派が嫌う「父兄」という言葉を使い、巧みに話題を進行させる。
菅原氏も、自分と会話したこと(レクチャー)が念頭にあったらしく、あたりさわらず。

所詮は、これが男女共同参画なのだ。

さて、政府では男女共同参画担当大臣に猪口氏を起用した訳だが、自分と同じ考えの山谷えり子氏が政務官についた。
このことで推進派の暴走が止まる訳で、自分としては、ひとまず安心をするこの頃である。


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