今日は来週発売予定のPARC Audio第二弾モデル(4機種)の商品情報をホームページにupしました。概略は既にブログでも書きましたので既に皆さんもご存知かと思いますが、比較的目立つ存在だったウッドコーンに比べどちらかと言えば地味なモデルなので、これらが今後皆様にどの程度支持されるかで今後のPARC Audioのユニットメーカーとしての将来が決まるのではと思っています。今回のモデルがあまり売れないようなら、来年あたりPARC Audioの看板を下ろさないといけないかぁなんてぼんやりと考えたりしています。頑張らなくっちゃ~。ファイト~!
今回ホームページにupしながら感じたのですが、本当に私は商売が下手だなぁと思います。せっかくウッドコーンが皆さんに評価され、少しずつ受け入れられているのに、3ヶ月くらいでもう次のモデルを発売し、おまけにその直前にいろいろな参考出品モデルまで見せてしまうとは・・・・。
これなら誰だってどれにしようか迷っちゃいますよねぇ。TVのCMでも言ってました。
「人間は選択肢が増えると、選択できなくなる。」と。
でも会社の経営者である前にエンジニアでありたい私としては、どうしても今やっている持ちネタは皆さんに早くお見せして、いろいろな意見を聞きたいし、少しでも良くしていきたいのです。
出来ることなら、少しでもユーザーの皆さんにいろいろなユニットを味わっていただいてスピーカーの奥の深さを楽しんでいただければと心から願っています。「このユニットでスピーカーは決まり」なんていうことは無理だと思いますし、こってりした料理を食べた後は薄味の関西料理を食べたいと思うように、スピーカーもいろいろな味があることを知ってほしいです。
これらの第二弾モデルについては、今後もう少し詳しく書いていきますので、お楽しみに。では今日はこの辺で。
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しょっぱなからマイナーなことばかり書いて申し訳ありませんが、音を聴かずにカタログデータだけで見る人は、少なくともこれら4機種はバックロードホーン向きではないだろうということだけは推測します。
まぁ、これも数売るためには重要なファクターかもしれませんが、F社の信者というのは大きい箱を作るということはなんら厭いませんからね。う~ん/(-_-;)
コメントありがとうございます。
やっぱり迷われますか?
すみません、ややこしいことになってしまって・・・。
でもスピーカーで「コレ一発!」って本当に難しいのですよ。私は決してランシングのような天才ではないし、「俺の音が分からないやつは去れ!」なんて言うような教祖的存在でもないので、やっぱりいろんなアプローチをしてみたいのです。今回の振動板についても、それぞれ持ち味があって、どれがベストかと言われてもそれは皆さんのお好み次第かと思ってます。
それでもどうしてもどれか一つと言われれば、今回の4モデル(材料で言えば3種類)の中では、フルレンジということ、価格が安いこと、他社比で思い切った軽量化が出来たこと、自分のPPコーンに対しての経験から来る思い入れ等を考慮し、DCU-F131PPかなぁと思います。とにかくこれを聴いてもらって、PPでもこんな感じの音が出せるんだということを知ってもらいたいです。実はソニーでも最後の作品でこれと同系統のものをやりましたが、退社後にある部下から聞いた話で「他のGpの人がヘッドセットの確認用に冨宅さんのスピーカーを聴いて、今までのソニーにはない音だ!と絶賛してましたよ。」という後日談もありました。
最後に一つだけ皆様にお約束できるのは、私自身が考えている(信じている)ここだけは外してはダメというような基本的なポイントや、この方向の音だけはやりたくない(例えば痛い音)というような事は、PARC Audioの全てのユニットで守っていきたいと考えていますのでご安心ください。
その辺のところもまた今後書いていきますね。
ちなみに、今回発売した13cmフルレンジPPコーン(DCU-F131PP)は発売前に長谷弘工業様でテストしていただきかなりの高評価でしたので、バックロードでもいけるのではと感じています。
まぁ私自身は正直なところバックロード系はほとんど経験が無いので、あまり断言はできないので、これについてはユーザーの皆様の審判を待ちたいと思います。
ソニーとかホンダとか、零細企業があえて困難に挑戦する姿勢に感銘し、消費者はそのロマンに投資してきたのです。そういう企業になっていただきたいです。
>まぁ私自身は正直なところバックロード系はほとんど経験が無いので、あまり断言は
>できないので、これについてはユーザーの皆様の審判を待ちたいと思います。
私、冨宅さんには期待が大きいゆえ厳しいことを言うようですが、こういう曖昧な返事ではF社の限定ユニットを買う層を取り込むことは難しいですよ。売上数の上ではそういう層は少数かもしれませんが、自作派の牽引力になっていることは事実です。
私の持論ですが、「ユニット選定に迷った場合、低音の質の良い方を買っておけば、まず間違いない。」と思っています。中高音はあとでどうにかすることもできますが、低音だけはどうにもならない、というのがその理由です。
「なんちゃってバックロードホーン」などではなくて、ちゃんとしたバックロードホーンに特化したユニットを作ってくださるよう、切にお願い致します。
中高音は、シングルコーンであえて困難に挑戦するのもかまいませんが、私としてはコアキシャルの実を取りたいです。
応援メッセージありがとうございます。
17cmアルミだけは事情により発売を延期することにしましたが、現在今後の対応を調整中のため、決まりましたらまたホームページで発表させていただきます。
「ちゃんとしたバックロードホーンに特化したユニット」とのことですが、本当に私自身はバックロード系についてのシステム経験が無いため、あまり中途半端なことは言えないし、やりたくないのです。
今後業務に余裕が出てくれば挑戦したいとは思いますが、現状は通常のバスレフ使用を前提のモデルが中心となるかと思いますので、何卒ご容赦ください。
ただ本当に良いユニットというものは基音がしっかりと出ているので、どんなシステムで使っても大崩れはしないと考えています。
PARC Audioの音の方向性や考え方については、今後ブログにて書いていきたいと思っていますが、基本はとにかく長く使っていて気に入っていただけるものということです。(抽象的ですみません)でも本当にこれが一番の基本です。
店頭効果やちょっと派手めな音は最初はいいのですが、結局長時間音楽を聴いていると疲れてきて最終的にはボリュームを下げたりとかいうことになるような気がしています。
是非今後とも長い目で見てやってください。よろしくお願いいたします。