皆様、今年もいよいよ最後の1日となりました。皆様にとって、今年はどのような年だったでしょうか? PARC Audioもいろいろなことがありましたが、皆様の暖かいご支援ご声援のおかげで、何とか無事に過ごすことができ、黒字決算となりました。この場を借りて、心からお礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。
ここでちょっとだけ今年を振り返ってみたいと思います。
1)DCU-F071W(5cmウッドコーン)
PARC初のオリジナルフレームを使ったこの子は、5cmという最小サイズながら、なかなか生意気な音を出してくれて、少し価格の点で心配していた販売状況も当初の予想を上回る好調な売れ行きとなり、今年前半で一番のヒットモデルとなりました。フレームを起型したこともありますが、今までのモデルの中で、一番開発期間が長かった(足掛け2年)のもこの子の特徴です。
またモデルとして愛称を募集したのもPARCとしては初の試みでした。ちなみに、この愛称に関してはご報告が遅れましたが、商標登録を申請したのですが、最初の候補のものは残念ながら登録が出来ず、現在別のもので登録を再申請中です。
2)DCU-F122W(10cmウッドコーン)
PARC初の限定ユニットとして発売したこの子は、赤PARCという愛称とともに多くの皆様のご支持を得ることができ、おかげさまで2回の発売ともに発売直後にメーカー完売となりました。PARCはバスレフが基本でやっていることもあり、バックロード用ということで限定扱いにしたのですが、その反響の多さにあらためてバックロードの需要の多さを痛感しました。販売店様からもバックロード用に関してのリクエストも多いので、今後もう少し展開を考えないといけないかなぁとも思っています。
3)DCU-F081PP(8cmPPコーン)
先の2モデルに比べるとちょっと商品のご紹介が遅れてしまい、突然発売発表となった感の強いこの子ですが、このクラスとしてはダントツの軽量PPコーンを採用したこともあり、音質に関しても好評を得て、販売の方も好調に推移しており、正直ほっとしているところです。PARCとしては、初めての鉄板フレームを採用し、価格をかなり抑えたというのもこの子の特徴で、今後入門クラス用としてラインアップを拡充していければとも思っています。
4)DCK-F071W-C, DCK-171-C
今までのキットは全て塗装無しだったのですが、今年は新しい試みとして塗装付きのタイプをラインアップに追加しました。おかげさまで、この子達も好評をいただき、171-Cなどは直ぐにメーカー完売となってしまいました。実はF101W(8cmウッドコーン)、F121W(10cmウッドコーン)も現在塗装付きのCタイプを準備中で、これらも新年早々にはご紹介できるかと思います。
以上ざっくりとお話してみましたが、来年はプロジェクトFを初め、またいろいろと魅力あるものをご紹介しようと鋭意努力中ですので、是非今後とも絶大なるご支援をよろしくお願いいたします。今年もあと3時間ほどとなりましたが、新年が皆様にとって素晴らしい年であることを祈りつつ、筆をおきたいと思います。良い年をお迎えください。