あっち向いてホイ! ~ 2nd season ~

虹の橋の子供たちに背中を押されて次女を迎えました。2016年7月24日、ブログ再スタートです!

初めまして!ようこそ「あっち向いてホイ!」においでくださいました



2nd seasonの「あっち向いてホイ!」は 虹の橋のたもとと我が家を7色の光で結んで
息子や娘はもちろんのことその他虹の橋メンバーとりとがお話しすることもある
”何でもアリ”な不思議なブログです。
一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです。よろしくお願いします♪

宣伝のみのコメントにつきましては随時削除させていただいております。ご了承ください。




< 朧月夜 ~虹の橋へ~ >

2013-07-31 12:34:12 | 娘・闘病記録(粟粒性肺ガン含む)
こんにちは れいです。

1ヶ月に渡り娘の闘病記録を見届けていただき、
本当にありがとうございました。
6月22日の闘病ノートと写真を
泣きながら書き写したり見たりしました。
当時は気付かなかったことがわかったり
娘の気持ちが1ヶ月遅れで届いた部分もあったりしてなんとも辛い時間でした。
特に写真は笑顔が多く、パソコン画面に次々出てくる娘を
泣いては撫で
撫でては泣きしながら選びました。


言うまでもありませんがこの記事の全てが
「これが最後となりました。」
というもので埋め尽くされています。

今日で最後です。
娘の頑張り、見てあげてください。





2013年6月22日 金曜日 ―ガン告知から17日目・最期の日―

8時40分 
”娘ちゃんおはよう”と言うとしっぽぐるんぐるん振ってくれる
”わー嬉しいな、ありがとう♪”と言う


8時50分 ステロイド投与
今朝は俺がやる、とボスがチャレンジ。しばらくすると
「なあ?”ぺっ!!” …ってすんねんけど??」と
娘にやけ顔、交代する(笑)


8時55分
おトイレ使っていたようでうんち少量とおしっこ

・森永チョイス
・ナチュラル…(ボス口で砕いたもの手のひらに出して)
・ふやかしたフード(↑これと混ぜて)
・ヨーグルト(口移しで)

<今日は朝から(夜中から)呼吸速くて随分辛そう、心配…>
目が離せず酸素室へ。パンティングで外へ、やはり心配で酸素室へ…の繰り返し
しっぽは基本的にあがっているが半分くらい或いは下げているときもある
手足あたたかい、目力あり











ここ3.4日ずっとそうだ、
15秒ほどボスを見つめ、次は私を15秒ほど見つめ、
かわるがわるじっと見つめる
これを1日に何度となく続けている
ボスがいないときは突然顔を上げて私の目を見つめるので目が離せない
「ママ!」と切羽詰った顔のときと
元気なうちに伝えたいことがあるとでもいうような真剣な表情のときも

その度笑顔を向け
「あら娘ちゃん可愛いわね♪」
「うんうん、ママずーっと娘のそばにいるよぉー?」
など延々声をかけ続ける

午後に入っても様子変わらずかなり辛そう、
その状態(※顔をあげている状態のことと思われます。)
のままなので肩も凝っているだろうし首も疲れているはずだ
マッサージしてあげたいけどそれどころじゃない


13時30分ごろ
ようやく落ち着いて寝た。よかった…本当によかった


13時45分
デビフ「和の逸品鳥レバーと野菜」なら食べた!
○△は嫌いなようでほとんど食べない、これはダメだ
ボスフードを噛み砕いて混ぜ与えると一緒に食べてくれる
今日は手のひらから食べさせて欲しい日^^
先にスープをゴクゴクしてしまって、後でレバーを食べ、
続きどうしよっかな、って感じに見える


14時05分
○○君たちが廊下を吠えながら通る
娘元気よくワンワン吠えている!
元気よく、ワンワンと、吠えている!!!(喜) (←大きな文字で記録されていました。)


14時06分
コーラ買いに行ったボスが戻ってきて再び元気よくワンワン!!


午後食べたもの
・チーズ(人間用)を噛んで混ぜたパン3切れほど


16時10分
氏神様までお散歩。ゆっくりゆっくり3人で歩く
おしっこしたけどうんち出ず、お参りして鳥居を抜けたら歩かず抱っこ
この2週間で歩ける距離が急速に短くなった











上にあがりたそうだったのでボスが抱っこしあげてやる









17時32分
馬肉→いらなーい牛肉→いらなーい
私の茹で立てのササミは夢中になって1切れ食べる
キラキラご飯にしてあげたかったのに寒天を切らしていたようで
しかたないので茹で汁をあげたら”いらなーい”。
でも本当においしいものは私の手作りのものだと知ってる娘ちゃん
圧力鍋で作るもの。愛情凝縮


18時39分
ボス神ベッド(酸素室のこと)へ連れて行くと
真下に座り鼻先をノズルに付け呼吸している。先生の言ってた通りだ
2分ほどすると落ち着いて伏せる、こんなこと初めて
鎮静剤もらいに行ったほうがいいだろうか





19時
かかりつけ医より電話があり昨日の報告をする
ボンベはカラで返してくれて構わないとのこと
鎮静剤は血圧を下げるので
どう出るかわからないから私だったら出さないと言われる
娘酸素室のマズルの下にいること、鼻先や顔を上げていることなど話すと
「酸素を吸わせてあげること以外にしてあげられることってないかもしれない…」
と肩を落としたように申し訳なさそうに言ってくれた


19時42分
あれこれ口元に運ぶが全部拒否。ボスの前にちょこんと座っている


19時43分 ステロイド投与



―この間の時間帯で
息子の前に座っていた娘に何かを食べさせようと
おやつか何かを口元へ持っていくとき
私の手の甲が娘の顔の前になった瞬間がありました。
娘は既に息がうまくできない状態だったにも拘らず
律儀にいつものように”ちょん”と
私の手の甲にそっとそっとタッチしてくれたのです。
結局何も食べられなかったのですが、娘は食べられなくても
「何かをもらう前に必ずコマンドに応えること」
「そうすればママは必ず私にもくれる」
ということを最後まで覚えていて、守ってくれました。

優しくそっとタッチした直後
「ううん娘ちゃん、もういいの。もういいのよ?
コマンド出したんじゃないの。もういいのよ?
いい子ね。タッチね、GOOD。娘ちゃんいい子ね」
等と笑顔で言いましたが
あんな状態のときにまで…と今思い出しても涙が出ます。―



20時10分
娘の姿消える
少し前まで洗面台の下にいたのにどこを探してもいないので
「娘…?娘?!」と探し回る
向こうの部屋に行くとベッドのわきの暗がりに入り込んでいるようで
かろうじて”ハッハッ…”という声でそこにいるのがわかった
ボスがここにいるってわかったんだから
放っておいてあげてもいいんじゃないかと言う
こんなところでもしものことがあったら後悔してもし切れない
「出して!」と言ってしまう
ベッド下のチェストを一つ一つ引き出してもらい
ようやく姿見えたので両手を持ってズルズルそっと引きずり出す
ほこりだらけで後ろ足びょーんとしたまま出てくる
「娘、娘、子供のころからママに言われたでしょう?
ママのそばを離れたらダメよ、って。なんでこんな所に入るの。
そばにちゃんといなさいよ心配するから…」と畳み掛ける
娘”ああそうだった…”というような顔
”抱っこするよ、1.2.3よいしょ”でそっと抱いてリビングへ


20時15分
娘そっとクリスの上に置くと私の腕まくらで私の話し声をずっと聞く
時々耳を前にぐっと出す
かなり辛そうなので心配になり
”娘ちゃんちょっとお口見せてごらん?あーん”
と言っても”いいいいいー!”とする
すごい力で絶対イヤ!と言う
「誰に似たのこのガンコさは!」
と笑ってしまうが怖くなる
ボスにちょっと白いよね、やだなぁ…と恐々言うと
大丈夫や、と言いながら酸素室すぐ連れて行く。ボスが抱っこ


※娘が口の中を見せまいとしたのは初めてのことでした。
見られたらボスもママももっと心配する、ダメだと思って
あんなに抵抗したのだと思います。





20時30分
変わりばんこに食事を摂る。ボス先に食べてもらう、私はあと
むすめ何をあげても口にしない。 (←この文字は四角く囲ってありました。)
チョイスも食べない
私は夕飯を食べるのも任務のうちだと思って一生懸命流し込むが辛い
娘のゼィゼィを聞きながら食べるのはおいしくなかった
ボスは娘の目の前で食べてたけど私は可哀相でできず
背中を向けながらひたすら流し込む


21時05分
ボス突然「駐車場に散歩行こうか?」と言う
今日うんちしてないし涼しいから気分転換にはなるかも


21時14分
鼻水出てるので拭いてやってから駐車場へ
「ほら娘ちゃん見てごらん?今夜は朧月夜だね。見えるかなぁ?」
と声をかける
おしっこのみ、うんち出来ず
一歩も動かないのでボスが抱いて帰る





1階にくちなしが咲いていたので
「ほら娘、くちなしの花が咲いてるよ?」と3人で嗅ぐ
「娘ちゃんお花好きだからね、甘いいい匂いだね」と言う


21時23分 酸素室へ
20:10も思ったけど娘手足(体も?)あつい、熱持ってる
ボスに言うと「そうだね」と
病気と闘ってるんだろうか?
冷やしてあげたほうがいいかな
何でこんなに熱いんだろう


21時46分
娘の動き方、お兄ちゃんのあのときみたいだ
幾度となく、というより顔を上げてるときはどんなにゼィゼィしていても
私とボスをかわるがわるずっと見つめている。
何かを一生懸命伝えようとしているのがわかる
娘苦しいのに舌を出して笑っているように見える
「ボス、ママ、わたしがんばる!」
「ボス、ママ、わたしだいじょうぶ!」
「ほら見て、わたしげんきだよ!」
私たちに心配させまいと一生懸命自分の出来ることをしているように見える
何かイヤなものが近づいているのを感じ
私は口の中がかわいてカラカラ
娘にずっと笑顔で声をかけ続ける


22時05分
娘酸素室で座り顔を上げボスと私を代わる代わる見るが
鼻先を上にし苦しそうに口を小さくパクパクさせる
必死に息を吸おうと頑張っている
このまま酸素室で最期なんて絶対だめだ、どこかで腹くくる
ボスの顔を見るとボスも私を見る、首を横に降り外に出すと言う私
ボスが抱っこして外に出し、私は娘の枕を自分のあぐらの中に入れ込み
オレンジの毛布をかけてその上におろしてもらい抱く





伸ばした酸素を口元に持っていってくれるボス
娘そのたび嫌がり、首を左右に振る
「これが体力の消耗につながらない?」と言ってしまう
でもボスもせずにおれない
わかる


22時12分
向きを変える
娘の頭右側だったけど左に向き直す。手足熱く戦っている
ボス和室側に周り、酸素室のアイスノンを自分の膝におく
いったん娘をボスへ


22時13分
その隙に私トイレに立つ、戻ると娘ボスの膝の上で立ち上がって
こちらを(私を)見ている
「…立ってるやろ?お前(トイレに)行ってすぐに
”ママどこ?”ってこうや」
私が座り再び娘抱っこする
いつもと同じこと笑顔で繰り返し絶え間なく伝える


22時14分
ピタッと黙ってしまう
言葉が出てこなくなる
酸素ボンベの音と
小さな小さな娘のハッハッハッハッという声だけが聞こえる


22時15分
何かを察する、突き動かされるように
「ボスもママも娘ちゃん大好きよ~?だ~いすき。忘れないでね~?」

私が言うことに小さく

”うん”

”うん”

と答えるような声

何度も何度も何か言うたび

”うん”

”うん”




※この声はボスも「確かに聞いた、返事をしてた」と言ってました。





22時16分
ボスちょっと動く、リビングへ
むすめの様子、むすこと重なり少し大きな声で「ボス!」と






22時17分

最後の最後で笑顔を作れず
穏やかに明るく話しかけることも出来ず
約束を破った3秒


段階的に声が大きくなりながら


「むすめ、むすめ!むすめ!!」



ふぅ…と息を吐く
吸うことはなかった







息子より多く4.5回も頭をぐっ…ぐっ…とし
最後の最後まで頑張っているように見えた
目を見開くように口を少し開けながらぐっとし
鼻から泡が出たので慌てて指でぬぐいながら(血も少し混じっている)
”うんうん娘ちゃん、もう頑張った。もういいんだよ”
と言ってしまうが心の中では
「神様もういいでしょう!」と絶叫していた



22時19分
最期まで頑張りぬき
精一杯生きた

娘、私に抱っこされて虹の橋のたもとへ。






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闘病記録最後の2日 ―近づく足音―

2013-07-30 13:47:07 | 娘・闘病記録(粟粒性肺ガン含む)
こんにちは れいです。

旅行にでかけたり記事をお休みしたりして
闘病記録を残す気持ちも一息いれることができました。

旅行中は何度となく
「娘ちゃんどうしてるかな…?」
「8時だな、ご飯食べたかな?」
「娘大丈夫かなあ」
と思いまして、その都度
あ、そっか…
そうだったっけ…
って。
お家でお留守番させてる感覚でした。

家にはいないけど、ここにいる。一緒に旅行に来てる。
いや違う、家にもここにもいない。
娘、もういないんだ…

正反対の気持ちが入り混じって困りました(苦笑)


今日は亡くなる1日前の様子です。
娘が頑張っていたこと、少しでも伝わると嬉しいです。





2013年6月21日 木曜日 ガン告知から16日目 


8時26分
「娘ちゃんおはよう♪ 
…わー、おしっぽ振ってくれるの?ありがとう!
昨日寒くなかった?でもね、暑いよりいいんだって^^」
と声かける。元気にしっぽ振ってくれて嬉しかった


8時40分 ステロイド投与


10時
馬肉1/2切れのみ食べる。いろいろあげるがボイコット
森永チョイス3切れ(笑)


10時06分
トイレでうんちのかっこうするがおならしか出ない
諦めたのかおしっこ手のひらX2くらいする
(娘の可愛いおなら。これが最後でした。)


10時12分
お水飲む


11時45分
ナチュラル…を2/3枚食べたところでつっかえたのか??
ゼィゼィしはじめる


11時50分
普段と様子が違う、怖い、かなり辛そう息苦しそう
お水少し飲めた、よかった


12時10分
何度も体勢を変えながらこらえる、大丈夫頭上げてる!


12時13分
少し落ち着いたみたい、よかった…


12時29分
顔上げているがまたしんどそう


12時31分
頭下げてゼィゼィ苦しそう。小さく「キュンキュン」と聞こえたので
見るとこちらを見てる
「ママ娘のそばにいるよ」と笑顔向ける


12時34分
落ち着く


12時55分
お水飲む


14時48分
今日はこの時間穏やかに過ごせそうだ…
森永チョイス3カケ、嬉しそう。キラキラお目目で食べる


15時04分
レトルトご飯1/2量、馬肉1切れ完食
牛肉10~20gくらい?野菜醗酵パウダーティースプーン1杯完食


15時18分
段ボールで遊ぶ 休み休み…
今朝のことがあるのでモニラック昨日の残りの1/2量投与


15時37分
食事摂ったあとは呼吸も早く少し苦しそうだ
でも今日は比較的落ち着いてるかな…


16時40分 ボス帰宅
院長病院の予約時間に間に合うように
超特急でお仕事を終わらせて帰宅してくれた
娘嬉しくてリビングでワンワン吠え、ゼーゼー
落ち着いてから伏せたまま刺激しないようにブラッシングし
車でA病院へ急ぐ
(これが最後のブラッシングになりました。)


17時30分
「すみません、
先生手術がまだ終わらないので10分ほどお待ちください」と





待っている間大きな犬を興味深そうに見たり
隣に座っている人に愛想を振りまいたりしている
あちらを向いているので表情はわからないがきっと
「私が可愛いから見てるんでしょ?わかるわぁ~♪」
と言いながら満面の笑みに違いない


17時45分ごろ
ここ数日の辛そうな様子を言うと
「全葉の肺ガンだからね…肺が膨らまないから辛いんだよ。
ステロイドは夜辛そうなら夜2包、朝1包でも大丈夫
この量で反応が出るとしても半年から1年くらい先の話だから」
だそうだ!よかった!!
便秘のことについても聞くと「便秘は72時間、それまで放置!」と即答
猫は浣腸するだけで死んじゃう子もいるらしく相当な負担がかかるとのこと
これも不安の種が消える答えとなってよかった
ボス続けてあの日先生に言われたことを聞いている
「最初の診察のときに99%肺ガンということでしたが
残りの1%が気管支炎という可能性は…?」
「あのレントゲンの様子だとないね…
そうだったら(気管支炎・肺炎なら)もうとっくに治ってる」
これも即答。気持ちよく視界がクリアーになっていく
いろんな先生の見立てや治療方針、余命など
たくさん知らせてもらった情報の中から
どれを信じ、どれを選び取っていくかだ
私は院長先生の言葉を信じよう。そっちを向いて娘と頑張っていこう

「ステロイドの容量はこのままで、1日2回あげることで続けましょう」と
きっちり12時間であげていることをいうと
「そーんなに神経質にやってたらこの子まで神経質になっちゃうよお~?」
と笑い、自分はできません!とボスが言うと
「オレもムリだな。」と先生。3人で笑ってしまう
ステロイドは抗生剤と違うからそこまで神経質にならなくていいとのこと

本日体重2.5Kg。「減ってないな、よし」と院長先生
減るのは一番よくないらしい。ガンに負けるという事だろう

「舌の色が紫になってないかよく見ててあげて」と言われた


18時41分 診察終わってそのまま高架下へ
おしっことうんちできた、よかった!








うんち済んで少し歩くとピタッと動かなくなる。ボス抱っこ





しばらくして下に降ろすがやはり動かず。二人で
「娘ちゃんもう帰ろっか?」というと車に向かってトコトコ歩き出す
ひょっとしてお腹空いたかな?


―その後大型ペットショップに寄って缶詰やレトルトご飯などを大量に買い込む
持ち帰り弁当、薬局、スーパーと駆け足ではしごして帰る
娘少し息あがっていて車で横になっていても落ち着かない感じ―

ボスがお弁当を買ってくれている間は
車の中でずっとお店のほうを凝視しながらボスを待ち



※ れい撮影

私が薬局やスーパーに行っている間は
同じようにお店のほうを見て私の帰りをずっと待っていた



※ ボス撮影

20時39分 帰宅
すぐステロイド投与


21時 夕飯
買ってきて開けたごはん半分も食べずボスがっかり(苦笑)
「きっと後で食べるから大丈夫だよ」と言い冷蔵庫にしまう


21時31分
すごく辛そう、ボス神ベッド(酸素室のこと)へ連れて行く
(アイスノン1つ上へ置く)


21時45分
外へ出すが53分に再び中へ


22時20分
中でスヤスヤ寝ている。ボス少し濃度上げたようだ
院長先生も「本当にしんどかったら40%くらいにしたほうがいいんだけどね?」
と言っていたしOKOK!
落ち着いて外に出した途端再びゼーゼーと…
ここ数日昼夜関係なく空中を見つめていると思っていたけど
そうじゃなくて息苦しくて鼻先を上にあげてるんだ…とようやく気付く
ボス寝ているが何とか大丈夫そうなのでお風呂に入る


23時13分
辛そうに息している。やっぱり頭上げてるな…苦しいんだな…


23時33分
フードボックスちらっと見て匂いを嗅ぐしぐさをしたので
冷蔵庫のご飯出してくると食べた
スプーンでも手のひらからでも食べる
4口分くらいかな?残して全部食べた


0時
顔を上げっぱなしにしていたら首が疲れるだろうから(既にしんどいだろう)
家のあちこちに枕にできそうなものや状態をセットする





0時25分
落ち着かずウロウロしながら頭を上げている。あれでは疲れるだろうに…
ふと息子の使い古しのベッドが飛び込んでくる
中綿がぐちゃぐちゃによれていて斜めになっている
”お兄ちゃん助けてくれるかも…”と思い
ホコリかぶってるので上からフリースをかけ、
別のフリースで枕を作って置いてみたが1度乗っただけで
すぐに降りてしまった。気に食わないようだ



―しっぽ1日あがっていた―


※ 夕方の院長先生の診察以降、ボスも私も口にはしないものの
理由なく心がザワザワして
何かを焦っているような…そんな時間を過ごしました。






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引越し前の家族旅行

2013-07-29 13:01:15 | 旅行記
こんにちは れいです。

週末香川県に行っていました。
確かチームのどなたかが香川県にいらっしゃったような?
おじゃましてましたよ~

この旅行は娘の病気がわかるずっと前から決まっていたことでした。
目的はライブだったので娘はお留守番させ1泊だけの予定。
今回土壇場の土壇場になって宿の延泊が取れ、
あんなこともあったので少しゆっくりしようと急遽2泊の旅となりました。
朝早起きして小ちわに娘を乗せ、車で一緒に出かけました。





たくさんおうどんを食べたり





素敵な喫茶店でお茶を飲んだり





四国村をゆっくり鑑賞したり。
普段の運動不足がたたって二人とも膝が笑うー!なんて言いながら階段を上って。
途中
「…なあ?このアゲハずーっとついてくるな」
「あー気付いちゃった?私もそう思ってたよ」
という会話が。
とても立派できれいな黒アゲハが私たちの前になり後ろになりしながら
ずっと一緒にひらひら歩いてくれました。
写真撮ればよかったな…
あれ、きっと娘ちゃんだよね。
ちゃんと一緒に着いてきて旅行楽しんでくれてるといいな…って思いました。

アゲハとお別れしてさらに下っていくと
水の流れるような音がしてなんとなく二人で視線をやると
目に飛び込んできたのは滝。そして水辺には





もう夕方だというのにハスの花が咲いていました。
この日は金曜日、娘の5回目のジャッジの日でした。





ハスの花はお釈迦様の花なので
特別な金曜日に見られたことがとても幸せでした。
思わずボスと頭を下げながら
「娘はとてもいい子でした。よろしくお願いします、ありがとうございました」
と言ってしまい、何だか涙が出ちゃいました。
その場を離れるときも自然と2人とももう一度頭を下げて…

四国村を後にして
明日のライブの下見でも行こうか、と向かったのが





ここ。
この看板の前には大きな芝生広場があります。





娘がひょいと小ちわから降りて
「うわあ~~~~~い!」
と大喜びで
”いつものように”
”端っこのほうを” 
”ドッグウォークしながら”
キャッキャして歩いて行く姿が見えるような気がしました。
…こんなに広いのにすみっちょを、ね(笑)

すでにライブセットの設置中で中に入ることはできなかったので
沈む夕日がきれいに見えるポイントで



※ 7倍ズーム

写真を撮ってから



※ 夕日を写真に収めるボス

お宿に向かいました。
偶然のことだったのですが
ご用意いただいて通されたお部屋は「特別室」と呼ばれるお部屋。
キッチンやリビングもあって普通のお家のよう。
目の前は海、行き交う船が見えます。





裏手は山でとっても発音のいい「ほーほけきょ。」という声が常に聞こえます。
たくさんトンボも飛んでいて日中を通して静か。
今の私達にはとてもいい環境で過ごすことができました。
そしてお部屋に入ると最初に飛び込んできたのが





花柄のカーテンにこの掛け軸。そして座布団の柄が





パピヨン。お布団を敷けば





私の大好きなチューリップによく似た模様のタオルケット。
昼間の黒アゲハといいこのお部屋といい
この旅行に絶対娘も一緒に来てる!と感じることができました。

夜寝る前に掛け軸をじーっと見ているときに思うことがあって。

「ねえボス?
今は…今はね、全くそんな気持ちがないんだけど。
あんな思いをするのはもう二度とゴメンだし
犬はもういいって思ってるんだけど…
でも充分時間がたって気持ちが落ち着いて
時期が来て
また、って思う日がきたら
ひょっとしたら次に縁のある子は
小さい茶色の子か白い子か
娘ちゃんのように
リスみたいにしっぽが上にあがってる白い子かもしれないよねえ…」





ボスは
「そんな話しするの、娘亡くなってから初めてやなぁ」
と言いました。

ぽろぽろ涙が出ながらもすぐそばであの子が
「ボスもママも私が一緒に旅行に来てるってわかってくれた!」
「妹か弟を迎えるならこの子だよ、っていうことも気付いてくれた!」
って言ってるような…
ニコニコ笑っているような…


娘が虹の橋の住民票をもらう前の、最後の、3人一緒の家族旅行。
「ママは暑いと倒れちゃうから、お願いね?
もう最後だから、お願いね?」
という娘ちゃんのお願いが通ったのか
カンカン照りでも雨でもなく
いい具合に雲りが続いた3日間でした。
お陰で私はちょっとお腹の調子を崩した程度で済み、
3人で楽しく過ごすことができました。

娘ちゃん、
…。





楽しかったね。
ありがとうね。






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現実を受け入れる覚悟

2013-07-27 10:01:23 | オヤスミ
こんにちは れいです。






6月21・22日… ついに最後です。

週明けに娘の最後の2日間を更新します。


あの日の戦いを
見にきていただけたら幸いです。






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※ コメント欄閉じています。楽しい週末をお過ごしください。
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5回目のジャッジ

2013-07-26 08:45:05 | 娘・虹の橋へ
娘へ

今日は娘ちゃんが神様とお話しできる特別な日です。
「もうあんまりお話しすること ないよぅ」
って言うかなあ…
お話ししなくても神様は全部お見通しらしい、って
ママも聞いたことがあります。
娘ちゃん最近自由に行ったり来たりしているから
神様とジャッジのとき以外でもお話ししてたりして?
ますますお話しすることなんてなくなっちゃうか。
それならお引越しの準備に力を入れないとね…

ママもね、また一つお引越しの準備を進めます。
今までずっと 
どこにいくにも
「娘娘、○○行くよ?小ちわに乗って?一緒に行こう?」
って言い続けてきました。
正直、痛々しい自分にも気付いていました。

前回娘ちゃんを少し自由にしてあげたように
ママも少し自分を自由にしてあげようと思います。


娘ちゃんはお外に行きたいとき
もうママに”行ってきます”しないで出かけていく。
だから
娘ちゃんがお家にいるときにママがどこかに行く気配がしたとき
「一緒に行こっかな~♪」
って思ったらママについておいで…
全部自分で、自由に決めていいんだよ。


でもね、あのときの言葉は忘れないで。
「どこにいても
どこに行っても
ずっと一緒。」
ママの心の中にはいつでもあなたがいます。




今日の5回目のジャッジでは
もし気が向いたら、
覚えていたら、
感じてくれていたのなら、
ボスとママがどういう人だったのか
こっそりお話してみてください。
神様との会話の中で

”だいすきだった! いまも!”

という言葉が出たらこんなに嬉しいことはありません。
ボスもママもきっと泣いちゃうと思います。


娘ちゃん(お兄ちゃん)と繋がるために
毎日飾っているサンキャッチャーは
太陽の光を浴びて毎日
お家の中や








洗濯物に





虹色のひかりを届けてくれています。
娘ちゃんから虹色の後光が差しているように見えるときもあるね。

窓が閉まっていても鍵がかかっていても
虹色のひかりはどんどんすり抜けて
いつでもママのところに届いています。
娘ちゃんが行き来するに何の問題もありませんよ。
今までと何も変わらない。
お家は、ここ。
すぐにわかるよね?

ママは日中このひかりの中で
ぺたんと座り込んで過ごすことが増えました。
あなたと繋がっているようで
ホッとするような切ないような泣きたいような
複雑な心境ですが
いつまでもこの虹色のひかりを見ていたいのです。


ふっ…と気がついたら”雨降り地区”にいて
「ママ、わんわん泣いてるんだな…」
と思っても
ボスがさしかけてくれた傘があるから
きっと娘ちゃんにはママの涙の雨はかからないと思うよ?
濡れるの大っキライだもんね
でもご自慢のおしっぽにちょっとかかっちゃったら
そのときはゴメンね。



そうそう、
サンキャッチャーの虹色だけでは不満でしょう?
可愛らしいあなたの歌声が響いてくる気がしたら





ちょっとへたくそだけど、
ママが伴奏つけてあげようと思って。
ボスはコーラスつけてくれるかもしれないよ?





金色のちょうちょとへたくそな伴奏、
調子っぱずれなコーラスを感じたら





ママたちのことを感じてください。
「もうちょっと何とかならないの?」
って怒りながらも、笑ってくださいね。







娘ちゃん、色のついたサンキャッチャー…
ほら、龍さんに持たせてくれたやつね?
あの意味も
忘れずに覚えていてね。


さあそろそろ行こうか…
娘ちゃんにこのコマンドを使うのはあと僅かだよ。
いくよ?

神様のところまで~、Ready…GO!






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