ロンドンリージェンツパークで開催されている
フリーズアートフェアに行ってきた。
アートフェア、というものに私は数えるほどしか行ってない、しかも小規模の大阪や名古屋で行われていたやつ。
バーゼル、マイアミと並ぶくらいのアートフェアだと聞いていたが、どれだけでかいのか検討もつかず。
イングリッシュガーデンのあるリージェンツパークに出現した真っ白な建物。
豊かな国だ、という言葉が先に出た。
この日はとても天気がよくて汗をかくぐらいだった。
なかなか良い値段のするチケットを買い、中に入る。
中に入ると圧倒された。
人の多さにも圧倒されたがひしめき合うギャラリーの数の多いこと。
一体どうやってまわろうかと歩き出すのに時間がかかった。
地図をゲットし、とにかく歩き出す。
ニューヨーク、ロンドン、ドイツ、パリ…
アートフェアなので平面作品が多い。
平面をつくっているものにしたらとても興味深い。
これほどまでに絵をかく人がいてものをつくる人がいる。
しかもここにはほんのひとにぎりしかいないのだ。
絵画の多様性、絵画はほんと無くならないのだと言う実感。
ふとここに置いてある作品たちと自分の作品を比べてみる。
作品の傾向として目立ったのが言葉と平面と組み合われているものが多かった。
あとミニチュア作品、目を見張る細かいものをあった。
人のめを引くためにバカでかい立体や、パフォーマンスもあったな。
映像もたくさんあったが見るものが多くあまり見れなかった。
展示の仕方や額なんかも勉強になった。
みせる、とうことの重要さもわかる。
これだけの数のギャラリーの中で、見やすい展示、というのは必要不可欠であろう。
けっこうごちゃごちゃしていたところもあったけどね。
歩き回り歩き回ること約五時間。
やっと見終わった。
カタログを購入し、アートフェアバッグをゲット。
見終わった後は頭が痛かった。
足もパンパンで痛い。
でも満足感、爽快感はあった。
チャイナタウンに行って、おかゆを食べる。
毎朝こんなの食べたいなあ。
アートの力はすごく、圧倒される。
作品もすごいが動く金がすげえよ、こりゃ。
アートがビジネスとしてここでは成り立っている。
あんな魂のこもった作品を私もつくりたいなあ。