アーカイブ( 過去記事) ☆シリーズ「2015年10 月10日記事 『ドント ルック! フィ〜〜ル。』 より
2017年02月13日 01時45分53秒
第三弾は2015年10月10日に投稿した
自転車屋さんの☆シコウ「ドント ルック! フィ〜〜ル。」
をお送りします。
映画『スタートライン』の今村彩子監督が、自身のツイッタ〜で当ブログの記事をご紹介下さいました(ブログをご覧になる方が一気に増えています。。。ありがとうございました)。
カテゴリー別に出てくる過去記事のうち、「自転車屋さんの☆シコウ」を読んでいくと、自分で書いた物ながらナカナカ面白くて、ついつい読んでしまいました。
コレは、「中島の技量」と言うより、たまに調子がいいときに、「文章の神様に通じ会える」みたいなものと謙虚に受け止めております。
過去記事 2015年 10月10日 「自転車屋さんの☆シコウ『ドントルック! フィ~~ル!』
↓ ↓ ↓ ここから
写真は、展示会の出張で大阪に行った時のものです。
10月7日は、今年2人目となるノーベル賞受賞の話題がありました。
目には見えず、人体や地球でさえすり抜けるとされる「ニュートリノなる物質」に重さがある事を調べた方らしいですが。
ニュートリノについてテレビではコメンテーターさん達が、いわゆる「常識の範囲内」で面白おかしく語ってましたが、本質はもっと奥深くて、常識外れなところにあるのではないかと考えます。
大きな大きな『宇宙』、小さな小さな『物質』、『命』の不思議に、わけのわかんない『娘ごころ(意識)』とか、我々の知ってる常識の外には、いったいどれだけ
『未知の非常識』
が広がってるのでしょう!
若い人達には、どしどしと非常識の不思議に興味を持っていただき、たくましく開拓して行って欲しく思います。
(スマホとにらめっこしてるより、ずっと建設的で楽しいと思いますよ~)
ニュートリノ君は、そこに居るのに居ないような、まるで幽霊とも例えられる不思議な物質らしいですが、そんな常識的には「不適切な物」を理解するには、常識溢れるテレビコメンテーターさん達よりも、京都行き電車で一人だけ半袖半ズボンの「ちょっと不適切っぽい」中島の方が向いてるのかもしれません。
理解するときの心構えは、かつて「ブルース・リー」さんが映画の中で幼い弟子に向かって諭した(さとした)言葉、
『ドント ルック! フィ~~ル。』
というやつですね…。
(※自転車屋さんが偉そうな事を書いて、誠に申し訳ございません。まさに非常識実践してますが…)
と、ここまで書いてて、もう一回調べなおしてみたら、すみません、間違っておりました。
ブルース・リーさんの有名な言葉は「ドント ルック・・・」(見るな・・)ではなくて、
「ドント シンク! フィ~~ル。」(考えるな!感じろ)でした。失礼しました。
「ドント シンク・・・」で記憶に残していたはずの中島ですが、いつのまにやら「ドント ルック・・・」の認識に変わってました。もしかしたら、おなじように「ドント ルック・・・」の記憶になってらっしゃる方が(世界中で)少なからずありそうです。
(インターネットの検索ワードで、「Don,t look Feel」と入れたらブルース・リーさんの『Don,t think! Fee~~l』の映画シーンが出てきちゃいました。これで間違いであることが半明したわけですが・・・ )
記憶が入れ違う理由としては、映画で「 Don,t think! Fee~l(考えるな、感じるんだ!)」の後に、月を指している指先の話があって(指先を見ていては成長しないの意で)、指先を見るなの解釈から「ドント ルック・・・」となったのではないかと思います。
ちなみに、物事の知覚・感覚の世界では、『フィーリング』が最も上位にくると思われるので(第6感も含まれてくるでしょうし・・・)、似たような兄弟格言ができるのではないでしょうか。
■ 「 ドント シンク! フィ~~ル。 」(考えるな、感じるんだ!)
■ 「 ドント ルック! フィ~~ル。 」(見るな、感じるんだ!)
■ 「 ドント ヒヤ! フィ~~ル。 」(聴くな、感じるんだ!)
■ 「味わうな、 感じるんだ!」
■ 「かぐわうな、感じるんだ!」
■ 「触感にたよるな、感じるんだ!」
「ドント ルック! フィ~~ル。」を例にあげて説明しましょう。前半の部分を細かく言うと「Don,t only look!」(文法、テキトーです・・・)となって、『●●するな!』という表現の解釈を、『●●するだけではだめだ!(●●にこだわるな!)』として応用していきます。重ねて説明すると、「見ずに(目をつぶって)感じろ」という意味ではなく、「目の情報に固執せず(視覚に騙されず)、聴覚・嗅覚・第6感なども含めた『フィーリング』で事に当たれ」となります。
「 ドント ルック! フィ~~ル。」
いずれ準備ができたら中島、現行制度の横断歩道の渡り方「右を見て、左を見て、右を見て、渡りましょう」に、異を唱えることとなるでしょう。
店前の道路は、スクールバスやら車の往来が割とあるのですが、この地区のネコちゃんたちは実に上手いこと、しかも頻繁に道路を横断してます。横着な人間より、はるかに優れた能力です。
※中島のデーターでは、過去10数年で引かれた猫1のみ、人間の事故複数、人間のヒヤリハット(急ブレーキ・クラクション)多数
ネコちゃんの道路の渡り方を見ていると感心します。何にも難しいことはしていません、単純明快です。
「車やバイクの気配が消えるのを待つ」 ただこれだけです。
残念ながら人間は、「目に頼りすぎ」、「しかも見たつもりで見逃し」、「さらには接近スピードなど状況判断を誤り」、「止まってくれるだろうという横着も重なり」事故にあってしまうわけです。
「ドント ルック! フィ~~ル。」 は、ネコちゃんにできてて人間様ができていない、日常の危険回避に有効な戒めでもあります。
ところで上にあげた6つの「ドント・・・」の中で、長男の「ドント シンク! フィ~~ル。」は別格で、意味も深いと思われます。
ほかの兄弟格言のように、「考えつつも、こだわらずに感覚を総動員しなさい」
よりも、
「考えることを排除して、感覚を研ぎ澄ませ」とした方が合うかもしれません。
映画の中ではカンフーの修業をする中で語られてますので、トレーニング的な発想で理解すると、
「頭で考えるより体で覚えろ!」
というのも一つの解釈でしょう。 (第1段階 フィジカルまで)
さらには「修行に対する心がけ」や、人と対したときの「心もち」まで考えるとより深まるでしょう。 (第2段階 フィジカル+メンタル)
そしてここからがまた更に深くなるのですが、最近 武田鉄矢さんのラジオ番組「今朝の三枚おろし」のテーマで『運』が語られた時、このブルース・リーさんの有名なシーンも取り上げられて、武道と運気の関係について説明されてました。(テーマになった「弓と禅」という本まで買っちゃいました) うまく説明できませんが、曰はく、運気とも呼べる得体のしれない「それ」が、武芸を極め「運」とともにある人に下りてくる、そういう話だったと思います。
ブルース・リーさんは映画の中で「Don,t think! Fee~~!」といった後、「月を指した指先に集中してると、天に向かう成長に失敗する(直訳・たぶん)」みたいに語ってます。
これは、なにか、宇宙的な、あるいは精神的、スピリチャルな『禅の心』を表現したかったのではないかと考えます。 (第3段階 フィジカル+メンタル+精神(スピリチュアル、宇宙の法則))
先ほど出てきました、何か不可思議な「それ」とは、じつは「ニュートリノでございます」というしめで、いかがでしょうか。
2015年 10月10日記事 自転車屋さんの☆ シコウ 「ドント ルック! フィール!」より
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