一周忌

早いもんです。

今日はちょうどコイツの一周忌。
長い闘病生活の末昨年10月4日に息を引き取りました。
先週の土曜日には葬儀を行ったペット斎場で春と秋の年2回行われる「動物供養大祭」があるというので参加してきました。
所謂、法事ですね。
最近は「ペットも家族」という風潮が高まったせいか、お寺と提携してペットの葬儀等を実施する業者さんもありますが、お世話になったペット斎場は浄土宗のお寺と提携して、月に1回の「月例法要」や年に2回「動物供養大祭」なるものを実施しています。
ちゃんと読経をしてくれますし、人間のお葬式と同じように法話などもして頂けます。
浄土宗総本山知恩院常任布教師 長福寺田中龍彦住職の法話の中で、日本は欧米などに比べると動物愛護に関する取り組みや考え方が遅れてるとのことでした。
親族が亡くなったら忌引き等で数日間仕事を休みますが、ペットが亡くなって数日も休めば職場で白い目で見られてしまいます。
職場の繁忙期に海外旅行へ行くことを許可する上司はいても、ペットが亡くなって5日間も会社を休むことを認める上司はなかなかいないのが日本の社会だと・・・
確かに人間とペットは違うけれど、大切なモノを失ったその人の気持ちは人間だろうがペットだろうがまったく同じではないかと！
問題なのは人間なのかペットなのかではなく、その人がどう感じたかということだと話して頂きましたが。
「人」が「憂」を感じる。「優」という気持ちを持てることが大事で、亡くなったペットにも「ありがとう」と感謝の優しい気持ちを持てることは素晴らしいことなんだと・・・

ありがとう（―人―）