9月24日の晩、行きつけの動物病院の夜間受付から出てきたカミさんの顔が涙目になっていました。
「もう来週から通院はしなくてよい…」と先生から話があったと目を真っ赤にしながら帰りの車の中で話し出しました。
遂に2年間の闘病生活を送ってきた愛猫ぴょんが「余命1週間」の宣告を受けてしまったのでした。
2年前、調子が悪く近所の動物病院にずっと通っていたのに一向に良くならず、知人から紹介された動物病院で巨大結腸症と慢性腎臓病と診断されました。
良くなったり悪くなったり、14歳の年齢であることから治癒はないと言われていましたが、自宅で週に2~3回の皮下点滴等行い一時は随分と回復してきていました。
しかしこの夏前からまた元気がなくなりだし、診断を受けた結果、腎臓病の進行がかなり進んでいるとのことでした。
この日から点滴も毎日になり週2回の通院が始まりましたが、老化なのか病気が進行して辛いのか歩くのもヨタヨタ…
結婚以来、F1日本GPやINDY JAPANはずっとカミさんと行っていましたが、今年のINDY JAPANは遂にカミさんは看病のため行きませんでした。
それもそのはずで、INDY JAPANから帰ってきた頃には普通に歩いていてもこけてしまい、トイレに行くのも途中でヘタれて座り込んでしまうような状態でした。
そして10月2日の深夜に大量に吐血。
それからはグッタリ寝状態で自分からは動けず…
翌日深夜には激しくおう吐…
カミさんは口の周りを一生懸命拭いてあげた後、ぴょんの名前を呼びながら背中を摩り泣きじゃくっていました。
その後二人で一生懸命名前を呼んで身体を撫でてあげましたが、もうぴょんにはそれに応える力はなく…
気が付いたら目を開けたまま息を引き取っていました。
平成23年10月4日未明、享年14歳でした。
お葬式は区内にあるお寺に隣接したペット斎場でやりましたよ!
盛大ではありませんが、個別立ち合いでカミさんと二人で骨も全部拾ってあげて骨壺へ…
カミさんはキーホルダーのミニ壺に分骨をして「形見にしたい!」というので小さ目な骨を別に拾いました。
四十九日まではぴょんを一緒に家においてあげようと思います。
晩年、ヨタヨタ歩きだったので家の中に何個もトイレを用意しておいたのですが、今はそれも片づけてしまいありません。
餌を食べたり、水を飲んだりする食器も片づけました。
部屋が片付いたのに何か寂しさを感じます。
部屋の扉を開けたら、またニャ~っと顔を出してくるような気がしてならない日々が続きますが、今日がぴょんの初七日です。
長いこと頑張ったね!ありがとう!!
ぴょん、ちゃんと無事に三途の川を渡るんだよ!
私もずいぶん前になるけど、可愛がってたネコちゃんを腎不全で亡くしました。15歳でした。
あの頃のことが思い出されました。
でもお二人に可愛がられて最期まで大切にされて、ぴょんちゃんは本当に幸せだったと思います。
しばらくは淋しくて辛いけど早く元気になってね!
カミさんとの生活はぴょんの方が長かったんですよね~(笑)
だからカミさんのペットロスがちょっと心配です。
でも安らかに眠ってもらいたいです。
ホント家族の一員でした・・・