成田山不動尊（成田山大阪別院　明王院）　初詣

2018-01-03 23:35:38 | 日記

京都の初詣の神社仏閣は一通り行ったため、人気度全国5位　大阪府内で
2位の成田山不動尊に行くことにしました。

成田山不動尊は真言宗のお寺で、成田山大阪別院は、大阪の表鬼門、京都
の裏鬼門に当たる香里の地に建てられました。

御本尊は、空海自らが敬刻開眼した成田さんの不動明王から、分霊された
不動明王です。

成田山は何でも願をかなえてくれる、万能の有りがたいお寺です
　交通安全・災難削除
　家内安全
　商売繁盛
　開運厄除け・諸願成就
　身体健全・健康長寿
　学業成就・合格祈願・必勝祈願・心願成就
　安産祈願

本堂は誰でも自由に入れることができ、大護摩供を初めて経験しました
　山伏の法螺貝が高く低く鳴り響く中、お坊さんが入場し御経をとなえ
ます、少し眠くなった所に（罰あたりな）突然太鼓が鳴り響き体が震え
目が覚めました。護摩を焚き始めると御経が般若心経になり、そして
真言に変わっていきました。真言を唱え終わると大幣で参拝者をお祓い
してくれます。御払いが終わった後は、参拝者のバッグをお坊さんが
護摩にかざしお払いをしてくてました。

成田山は、昔神仏混合で神道と仏教がお互いに影響し合っていました。
明治維新後政府が体制維持の為、無理やり分離させましたが、成田山
には神仏混合が色濃く残っているように感じました。

神道は、日本の神は地域社会を守り、現世の人間に恩恵を与え、願を叶えて
くれる穏やかな「守護神」です。
参拝する前に、神は穢れ（けがれ）を嫌う為、神の前に向かう前に心身を
清める禊（みそぎ）が必要であす。

　仏教は、「因果報応」（いんがほうおう）私たちの幸せや不幸という運命は、
自分の行いによって決まると教えられています。お金や財産、大学合格や結婚、
交通安全の幸せは、一時的で、続きません。仏教の目的は、そんなはかなく消
える一時的な幸せではなく、永遠に苦しみから離れ、変わらない幸福になるこ
とです。

お寺に門松　　門松は木の梢に神が宿る為、招き入れる神を依り代（よりしろ）
お寺に手水舎　拍手と神拝詞奏上を行なう手口（さらには心）を清める
お寺に注連縄　神域と現世を隔てる結界の役割を持つ
お寺でお祓い　ありとあらゆるものの罪穢れを祓い浄められる
お寺に山伏　　山伏信仰は日本古来の信仰で、山に神霊が宿ると見なして信仰すること
お寺でお願い　財産や幸せは一時的なもので、浴から解脱した悟りを開くのが仏教

成田山不動尊参道