江戸城本丸御殿

　江戸城本丸御殿は本丸御殿は1606年（慶長11年）に完成後１０回焼失
しました。１８６７年の大政奉還直前の１８６３年に焼失した後は再建
されませんでした。

本丸御殿
大名が本丸御殿の最初に入る部屋は虎の間で、襖絵として虎の絵が描く
かれ大名を威圧し、ここでも徳川家のパワーハラスメントが行われてい
ます。



本丸御殿跡　表側より



本丸御殿跡　大奥側より



松の廊下
　忠臣蔵で有名な松の廊下は、江戸城本丸の大広間から将軍との対面所で
ある白書院に至る全長57ｍ、幅4ｍのL形の大廊下です。
　松の廊下の板戸は常時閉じられており、雨戸上の明り取りも、軒先が
長く張り出しており、は顔が漸く見えるぐらいで大変暗かったそうです。
　浅野内匠頭はが吉良上野介に１．５ｍの距離まで近づき、声をかけて
長さ３０ｃｍ小さ刀で切りつけました。
　さらに事件当日は曇りで更に暗く、吉良上野介が浅野内匠頭に気がつかな
かったと言う説もあります。







大広間からの松の廊下
　つきあたりで右に曲がっています






白書院からの松の廊下



人が集まっている場所が浅野内匠頭が吉良上野介に切りつけた場所です。