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稲刈り機械化

2015-10-07 22:33:25 | 日記
秋の晴天のなか、稲刈りがあちらこちらで行われていました。現役時代は
朝早く家をでて真っ暗になってから帰る毎日でしたので、稲刈り作業は見
たことがありませんでしたが、コンバインを使用するものと思っていました。

しかし小さい田んぼではコンバインは使いにくいようで、昔懐かしい稲刈り
機が活躍していました。



昔懐かしい親父が稲刈りが終わった後に行っていた、稲木の組み立てです



少し大きい田んぼは小型のコンバインで刈り取りをしていました。




クボタさんの工場見学をさせていただきましたが、大型の運転席が囲われ
た冷房付きのコンバインを展示していました、農業機械を一式取り揃える
と1千万円と言っていましたが、大型の機械をそろえると2千万円です。

私の田舎では1反で平均8俵の収穫だそうで、売却価格は64,000円位です、
米作りは機械の償却費・苗代・消毒代・肥料代とお金がかかり、米の販売
代金から差っぴくとほとんど利益は出ません、もしくは収穫が悪いと赤字
です。
 
田舎では機械が壊れると、新しく購入しても費用回収ができない為、米作り
をやめると言っていました、母方の本家では70歳を過ぎて一人で3町をつく
っています、お百姓はみんな70歳前後で後継者はなく、機械の問題と
合わせて、TPP以前の問題で日本農業の危機です。