私感・雑感

平和、平穏。

安全、安心。

でもそれらを脅かすものは許さない。

matonnさんの思い出

2013年03月02日 | 日記

頑固な年寄り……
と、ご自身でおっしゃっていた。

本当に頑固なかたなのかどうかは、お目にかかってお話しさせて頂いたこと
がないので、定かではない。

しかし、しっかりした、主軸のようなものをきちんと持っておられたことだけは、ネットでのやりとりだけでも十分に理解できる。

今でも信じられない気持ちで一杯だし、信じたくない、いや、あれは誤報だ、嘘だ、間違いだ……誰かがそう言ってくれないか、と思ったりも……する。

僕が求職活動中で時間的に余裕があった2006年暮れ、ひょんなことからネットの海で迷子になるような形で入会した、OCN Cafe。

僕の入会当初から、親しくして頂いていた。

色々と、日常のことから、お仕事のこと、文化、社会思想、沢山のことでお互いのBBSやコメントなどでお付き合い頂いて、色々と……学ばせて頂いた。
随分とお世話になった。

残念ながら去年の2月末でそのサイトは閉鎖された。

因みに、CafeのときのBBSのやりとりはまとんさんのを含め全部保存している。

まとんさんは播州のお住まいで、僕が住んでいるのは北大阪だから、三宮くらいで会えたらいいですね、っておっしゃって頂いたこともある。
それに当時は神戸に住む友人と三宮でしばしば飲んでたこともあったし、会いに行こうと思えば行けなくはない。

いつかそのうち会いたいな、と思っているうちに、結局それはかなわなくなってしまったのだが……。

僕がCafeに入会した当初から、ガンに侵されておられたことは知っていた。

お孫さんが幼稚園に入るまでは、お孫さんのランドセル姿を見るまでは、と、ひとつひとつ、目標を定め、しっかり自己管理しておられたご様子だった。

ご自宅で、確か機械設計のお仕事をされていて、納品に行った、とか、依頼主との打ち合わせがあった、とか、手がけた新製品が世に出る、とか……日記に書いておられた。

昨年のこの時期、僕はこの年齢にして生れて初めて、イカナゴの釘煮を作るのに挑戦した。

黄金糖を入れる、というコツをそのとき教えてくれたのもまとんさんだった。

釘煮を作るのは2回挑戦したのだが、果たして2回とも、自分で言うのもなんだが……上手くいった、と思う。

まとんさん、ありがとうございます。

まとんさんに教わったレシピでイカナゴの釘煮を作って、ちょっとでいいから味わって頂きたかったなあ。。。。

そのときのあし@のBBSでのコメントやりとり、暖かいお人柄を感じさせるものだった。

2008年から賀状のやりとりをして頂いていたので、6枚目になるのか、
今年の元旦に届いた賀状には、闘病生活中なので賀状は今年限り、とあり……寂しい思いがしたし、きっとまた元気になってネットの世界にも帰って来て下さるものだと、そう……思い込んでいた。

もう2度と、あなたが書かれた日記を読むことは……ない……のですね。。。。

あるいは余命いくばくもないことを悟っておられたのだろう。
ほんの少し、不吉な予感がしたのは率直なところだ。

2009年夏頃から僕は多忙になったのであまりCafeの徘徊ができなくなったが、それでも毎日必ず五七五の足跡を残して下さっていた、その几帳面さに

は頭の下がる思いだった。

1月下旬くらいに、久々にまとんさんのHPの中をじっくり探索させて頂くと、もうできることがなくなってきた、とか、左半身が動かず、また右手の動きもかなり制限されている、との記述があり、相当……しんどかった、辛かったのではないかなあ、と……思う。

イカナゴの新子の漁が解禁になったその日に、あの世へと旅立たれた。

また今年もイカナゴの釘煮に挑戦します。
勿論あなたに教わったコツで。

いつになるのか分かりませんが、僕がそちらへお伺いしたときには、
美味しい?!釘煮を手土産に持参いたしますね。

それまでに、まあ、年に1度のことですが、レベルアップもしておきますね~

そんときはまた仲良くして下さいね!!
よろしくお願いいたします!

まとんさん 一旦ですが、さようなら。
しばしのお別れですね。

そちらに僕が行ったら、こんちは(^^)!になるのですかね。

そして、今までの6年間、本当に……ありがとうございました!!!













涙 涙 涙

コメント (6)
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