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文学や史跡で登場するマチを旅しながら、折々、紹介することを心がけています。

伝統芸能の存立過程 釧路新書『くしろの太鼓』

2015年05月11日 06時13分14秒 | 書評


 伝統芸能の存立過程 釧路新書『くしろの太鼓』.

 北海道くしろ蝦夷太鼓保存会が1967年に発足した.
 北海道文化賞などの受賞歴があり、地方発日本的スタンダードの演奏団体として評価をうけている.

 北海道東部で、打楽器の演奏が立ち上がったことについて、太鼓演奏の系譜をたどる一章(佐藤宥紹).

 保存会を物心両面で創業時点からささえてきた石田榮一会長の軌跡をインタビューで紹介(上邑紅緒). 

 北海道東部における太鼓演奏の釧根での広がり、積み上げられた評価を整理する終章(貝塚勝一).

 演奏団体が演奏活動を自前で刊行する機会は少なくないが、自治体出版の一冊として出版は貴重.(釧路市 2014年).
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