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文学や史跡で登場するマチを旅しながら、折々、紹介することを心がけています。

北東への響きで国際交流 釧路自衛隊知床流日本太鼓保存会210320

2021年03月22日 08時21分26秒 | 催事
 北東への響きで国際交流 釧路自衛隊知床流日本太鼓保存会210320。

 自衛隊駐屯地で誕生した日本太鼓の演奏集団。
 伝統芸術で日本文化の基層基盤をシッカリ育てている。

 中国・ロシアの防衛システムとは理念を異にする。
 けれども、それぞれに伝統文化の営為があれば、本邦のホスト団体にふさわしい力量。

 所在地は釧路町ながら、本市の北東部に位置して<いわば都市の鬼門>の役割。

 釧路仏舎利塔が世界平和と海上安全を<祈る>存在。
 血を流さぬうちに非戦闘員も物故者となる21世紀、<国土防衛の文化システム>。

 決して武器を手にすることの前に、伝統芸能で文化交流。政治が求めても、軍はノーの世界。

 3月20日、釧路センチュリーキャッスルホテルで開催。「釧根郷土芸能振興基金」(石田博司理事長)。
 その第29回 令和2年度「活動助成金贈呈式」での一場面。

 謝辞に立たれた釧路自衛隊知床流日本太鼓保存会の代表は、次のようにメッセージ。

 「郷土芸能を継承していくためには後継者の育成が急務となっている」。
 「今後とも地域の伝統文化の活動を続けていきたい」。

 助成をうけた団体を代表して日本太鼓保存会の鈴木経人代表から挨拶をいただいた。
 「継承していくためには後継者の育成が急務」とする引用文に先立ち、次の文言があったと記憶。
 「公務員ゆえ転勤があり、育てても離散する」。

 演奏技術、芸術性の拡充・深化に課題は多いが、
 文化戦略で考えると「これからに大きな期待」「重要な機能」ということでは
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