カッカが倒れ一時心肺停止になって、病院から施設に入って1年近くになる。
病院で1ヶ月間寝たっきりだったのが、施設に入ってから自力で歩けるようにまで回復し、タオルたたみなど雑用のお手伝いで生きがいを感じてる様子に娘としてうれしく思う。
病院で暴れるので手足を縛られ、食事も出来ずにいたのがうそのように。
月一回の検査で病院に付き添い、足元がふらついてあぶないこともあるので、車椅子に乗せて、診察を終えるまで穏やかな親子の会話が弾む。姑が亡くなったこと、それを自分が介護したこと、忘れたみたい。でも私の体調のことはしっかり覚えていて心配してくれる。
これまで弟と二人で行ってたのが、彼が入院してしまい、このことを親に内緒にしてと言う。風邪を引いて家で寝てることにするようにと。
「男のうそ」 息子のうそ、親に心配かけないように と言う。
親はまだらボケだから、余計な心配はかけたくない と言う。
母親と弟の二人暮らし。気持ちは強いのだろうな。
娘の私と言えば、母にあっちこっち具合悪くてねー と話したのに・・・
どうか、このうそがずっとずっとわからないままで過ごしていられるように。
検診は あと、一ヵ月後だよ。
カッカも元気でいておくれ。桜が咲く頃に又みんなで会おうね~~
「歌い継ぐ!昭和の流行歌Ⅳ」
ビタミンをもらい頑張ろう っと!