カッカの一日

女のひとりごと

お気に入り美容院へ~~

2008-09-24 19:13:57 | Weblog
今日は美容院へ
いつもギリギリの予約で駆け込む。

「カット」それだけ言う。 
無論相手もハイわかりましたって感じで、ハサミをチョキ チョキ と。
微妙な感じの毛のクセがわかるらしい。
それにあわせてのカット。
だから 今回も満足 満足。

もう十年は過ぎてるだろうか
浮気性の私だが、この美容室だけは変えることがない。
不思議だ。

今日はゆっくり眠れるぞ!
レーシング マスター ありがとう~~

もうだめっ 歩きながら 涙が・・・

2008-09-18 18:25:21 | Weblog
あぁー もうだめっ 歩きながら 涙が・・・

亡くなった時も、お葬式の日も 涙を流さずきたものを・・・
病院に向かっただけでもう涙が・・・

1ヶ月近くなってようやく診断書が出来たということで事務へ、お世話になった緩和の先生へも・・・

でもどうしても彼が入院していた病棟には足が向かない・・・

そして そして 今度私が手術するであろう科へ...
看護婦さんとお話しているうちにまた涙が・・・

「落ち着いてからでいいのよ もしどうしてもこの病院が嫌だったら 他の病院で手術していいのよ 辛いでしょう」と。

そして 話をしている彼女の顔も悲しそうに・・・



ゴメン ごめんなさい もうちょっと元気になってからくる ネ・・・

外来のカルテの開示をしてもらって、自分で納得してそれからね。

それから私の手術をしますね・・・

すべては10月10日(49日)過ぎてからね。。











でも あんた幸せだよ!

2008-09-15 20:11:34 | Weblog
「ご愁傷様」

「大変だったねー」

「でもあんた幸せだよ!」

「あんた体が弱いから、旦那さんあんたのこと思って早めに逝ったんだよ」

「私なんか 自分が体ドッコも悪くないから 旦那弱くってね」

「病院に入るにも 病気もちじゃないから無理だし。。」

「後何年 この状態が続くのか考えただけでも 頭痛くなるよ」



夕方の  散歩道で 友人から・・・




そっか 私が動けるうちにこうなったのは、彼が私を思ってくれたことだって思えば
楽になるんだ。



経験したことは その一言に 重さが加わる。
思いやりという温かさが・・・

何も言わなくても、その人の心が・・・

恨み節 ばかり言っても彼は浮かばれまい。



「俺の葬式には 絶対取り乱すでないぞ」

あの時は堪えたけど、今頃になって ぽとりと落ちてくるものが・・・
お許してくださいね。


今わらじを作っています。
あなたに履かせるには間に合いませんでしたけど・・・

なかなかカッコよく仕上げりませんが、左右同じ大きさにはなってきましたよ。

あなたが最期に着たあの浴衣で完成品を仕上げようと思います。

今しばらく見ていてくださいね。
 





診断書はまだかなー

2008-09-09 20:01:22 | Weblog
入院の診断書がまだ届かない。

保険会社に出すために8月の18日に病院の事務に出したもの。
7月の23日から8月の22日までとお願いしていたが8月23日に亡くなったので1日追加してもらったのだが・・・

亡くなったその日に死亡診断書は出たのに・・・



携帯のボイスに残された彼の声 入院時の何気ない会話なのだが・・・
いつ亡くなるかわからないそんな状態での入院生活。でも彼は生きていた・・・カラ




いまだによくわからない・・・


入院までの経過が、どうしても納得できてない・・・

何で・・・ どうして・・・ 告知は・・・
病名は・・・一晩のうちに腎盂癌は8センチにもなるのか・・・
もしかして腎盂癌でなく 最初もらった診断書のように腎細胞癌が正解なの・・・
怪しいものがあるという時点からなんで1年もほって置かれたの・・・
5月に本人に告知したと言うがそれから患者が不調を訴えるまで1ヶ月も通院だったの・・・
たった1ヶ月で肋骨が溶け出すくらい骨転移3箇所にもなるの・・・
医師が処方した薬を飲むと命に関わるなんて・・・
患者の状態を聞いたのに そんなことを言われてもなんて・・・


「お前にだまされた」
「この病院にいると俺は殺される」
この言葉を取り消すこともなく、やがて彼は言葉を発生できなくなり逝ってしまった。




ソシテ私はその病院へまた懲りずに行こうとしてる・・・


彼と共有した あの時間を あの場所を思い出したくて・・・

手術は年内にも・・・







携帯画面の彼に おやすみ と・・・

2008-09-06 21:31:05 | Weblog
携帯のシャッター音を気にしながら、デジカメと交互に末期がんの彼の寝顔を記録して・・・
声を出せなくなってからも彼の呼吸音を携帯のボイスで録音して・・・


ソシテ そして 亡くなった数時間後の彼も・・・


昼間は元気な顔をして・・・

夜は 携帯の彼 におやすみをして・・・
ゴメンネ ごめんね と・・・


入院中に車はもちろん、家の中も綺麗に掃除されて・・・


今 たばこの代わりに線香のにおいがしています。
そして かすかに 「梅干の種 枕」 に染みたあなたの匂いを懐かしく感じています。

この枕は彼が病院まで持ち込んだお気に入りの品
連日の高熱で氷枕となり、必要がなくなって一足先に家に戻ったもの。
彼の病魔と戦った 闘病生活をずっと見てきた枕。


女々しいとお笑いくだされ  
今日もまた 携帯画面で あなたに おやすみを・・・








神さまが しもべとなって

2008-09-05 20:37:20 | Weblog
神様と信じて疑わなかったあの頃に戻れたら・・・



いつから神様がしもべとなってしまったんだろうか・・・

彼が出張でいなくなると決まって偏頭痛が・・・

彼がいないと生きてはいけない。本気でそう信じていた私がいたのに・・・



・・・何年たったろうか ある日彼がいなくても頭が痛くないことに気が付いた・・・

もうそこからは 私 が動き始めた。
彼とは別に 私 が存在することに気が付いた。

ソシテそれからは神と信じていた人より 私 が優先していた。


そんな私が変化したことに彼は驚いたに違いない。

私が欲しいなーとそっと漏らしただけで、彼は用意してくれた。
彼は 私の気持ちを察していたに違いない。

以前 私が 神様の気持ちを先に読んだように・・・



ソシテ私は神様がしもべとなったことで、しもべの体のことなど気にもしなかった・・・

すべて私が・・・




今また彼は 神様に・・・・

こんな身勝手な私を 神様は ゆるしてくれまい。。。










悲しいときには 悲しみに浸れば・・・

2008-09-05 07:51:36 | Weblog
「泣きなさいよ 思いっきり泣きなさいよ」

「悲しいときは悲しみに浸ればいいよ」



カッカがじったんが亡くなった時は、何度も踏み切りに行こうとしてそのたびに弟が止めたっけ。



「ここは川が近いから、行くんじゃないよ」と。


一緒に暮らしてる娘にはわかるらしい。
平気にしているようでも、実は・・・




「泣きたい時に堪えた涙は後から出るんだって!」


だって 約束したんだもの おとび~ちゃんと・・・
こんなに近くで顔を見ながら と・・・2ヶ月と10日。
今日が最期 今日が・・と毎日お別れを言ってたんだもの。
涙はあの時 封印したつもり・・・

病院の緩和チームの先生が「奥さん 今も大変だけど 変な話 亡くなってからが大変だよ 俺でよかったら 話 聞くよ」と言ってくれたっけ。

心にわだかまっているものを、受け止めてくれた緩和チームのみなさん ありがとう。
喋らなくても、お顔を見るだけで救われる感じになるから不思議。

年内にまた行きます お顔を見に~~


今は悲しみにどっぷりと浸ることとしますから。。。






おーぃ 車検 確かに 取ったぞ!

2008-09-03 20:06:59 | Weblog
自分の命が限りあるものと知ってからも、心配していた車。

あなた 車検 確かに取りましたよ!

  


6月10日で車検切れ

入院中も 処分しようか 残そうか 迷ったけど、あなたの希望通りにしましたよ。


これまであなたの隣でのんきにすわっていたのが、今度は前を見なくっちゃね。

まだ ちょっと心が落ち着かないので 動くには もう少しかかりそう・・・



火葬の時 一緒に入れた10円玉 これをあなたの形見のネクタイで御守りに作ってるの。ちょっと不細工だけど大目に見てね。

あなたと時間を共有した人に 幸あれ と見守っていてね~~ 

本当は私が先に手術するはずが・・・

2008-09-02 17:42:33 | Weblog
彼の先にするはずだった私の手術。

同じ病院で?


彼のことで病院に不信感を持ち、とっても怖くなりその前に別の医院で見てもらうことに。


「あの先生だったら大丈夫ですよ。実は私もあそこで手術するんですよ。

病院がどうこうじゃなくて、医師の問題? あなたの行く科の先生は大丈夫でしょう」 と。



そっか科が違うからな、彼と一緒の時間を過ごしたあの病院にもう一度行ってみたい。
あの時間を思い出したい。
なんでもなければ10日間の入院となるはず。

ようっし 年内に 決めちゃおう!