カッカの一日

女のひとりごと

カッカは”秋田美人”

2022-01-01 15:15:58 | カッカ

本人が言うから間違いない!
「オラの娘ガダ ナッシテ美人でネナだ?」「アッチさ似ダナダナ?」
確かに”美人”に見えることがあります。
それは「今が一番幸せ」とこれまでの苦労を忘れて、シワだらけの顔に笑みを浮かべてるときです。
「オラだば100歳まで生ぎるなだ、オドど息子の分まで長生きさねば」

夫がアダッテ あまりしゃべれなぐなったのに「オラドゴ愛してるが?」と聞き「愛してるども 」のことばに 涙… 涙…
その夫が亡くなり 電車の踏み切りへ飛び込もうと・・・

そして次男が会社で突然死。
「オドが死んだどきより悲しいよ 親より先に死ぬハズ ネーベサ」
「オラ アレの分まで長生きするどー」

「97歳」  いろんなことがあった人生 
今が一番幸せと そう言い切るあなたはたしかに”秋田美人”なのです!

 

 

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令和元年12月16日 大正、昭和、平成、令和 を生き抜いて、不死身と思われたカッカがついにあちらの世界へと旅たちました。

 

そして、母と同居していた入院中の長男も、後を追う様に、令和元年12月28日病気で亡くなりました。

 

どちらも危篤状態が続き、そのつど病院や施設からの呼び出しがあり、でも.... 私の身は一つ。

「お願い! 覚悟はできてるから亡くなったら教えて!」 ついにはこんな言葉まで・・・・・。

 

 

令和元年12月29日 親子一緒の納骨を済ませることができました。

 

人生いろいろあるけれど、2人暮らしの母と息子、生前一緒の「と き」を一緒に過ごしていたように、お墓の中で何を語りあっているのかな?

 

そして私といえば・・・高齢者施設での母と入院中の弟、2人暮らしだったため、何がどこにあるのか?     届ける書類はどこにあるの???・・・。

 

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「かどっこ」の秋田美人はキラキラ星になりました。

 

これまで お世話になりました 皆 様  ありがとうございました。