北森鴻氏です。
花師と絵画修復師という二つの顔を持つ佐月恭壱は、
依頼された絵画の下にもう一枚の絵が存在することに気づく。
冬狐堂のシリーズが骨董を扱った美術ミステリとするなら、
こちらは絵画。
いずれにしても「美」を追求する者が進む道は、修羅の道のようです。
凡人には到底気づかぬ闇の世界が広がっておりました。
普遍的な幸せを求めるなら、気づかない方が身のため。
ただ佐月があまり感情を出さない性格なので、
混沌とした闇に生きる家業でありながら、
飄々としているようにも見えます。
陶子がいつも葛藤していたのとは、対照的ですね。
佐月を主人公にした話は表題作の他、「血色夢」という中編も収録されています。
どうやらシリーズ化されているようで、今後も楽しみです。
そしてやっぱり「ギャラリーフェイク」が読みたくなってしまうのでした(苦笑)
ツッコミその1。「またか!また読みたくなってるのか」
ツッコミその2。「ていうか、まだ読んでいなかったのか」
佐月とフジタじゃ随分とキャラが違いすぎますがね。
花師と絵画修復師という二つの顔を持つ佐月恭壱は、
依頼された絵画の下にもう一枚の絵が存在することに気づく。
冬狐堂のシリーズが骨董を扱った美術ミステリとするなら、
こちらは絵画。
いずれにしても「美」を追求する者が進む道は、修羅の道のようです。
凡人には到底気づかぬ闇の世界が広がっておりました。
普遍的な幸せを求めるなら、気づかない方が身のため。
ただ佐月があまり感情を出さない性格なので、
混沌とした闇に生きる家業でありながら、
飄々としているようにも見えます。
陶子がいつも葛藤していたのとは、対照的ですね。
佐月を主人公にした話は表題作の他、「血色夢」という中編も収録されています。
どうやらシリーズ化されているようで、今後も楽しみです。
そしてやっぱり「ギャラリーフェイク」が読みたくなってしまうのでした(苦笑)
ツッコミその1。「またか!また読みたくなってるのか」
ツッコミその2。「ていうか、まだ読んでいなかったのか」
佐月とフジタじゃ随分とキャラが違いすぎますがね。