歌野晶午氏です。
天才シンガーROMMYがレコーディングスタジオの仮眠室で殺されていた。
犯人はスタッフの中にいるのか?
前回読んだ「葉桜の季節に君を想うということ」もそうでしたが、
最後で「あっ!!」と驚く仕掛けをもってくる構成となっています。
確かに、その結末は想像できませんでした。
けれどもちょっとそれは強引な展開では?という箇所があり、
犯人の行動を裏付ける理由がまだ弱いような気がして、
とても素晴らしい手品をみせてもらったけれど、
心には残らなかった…そんな感じです。
ネタバレにならない程度に申しますと、
遺体はなぜか切断されておりました。
犯人が切断しようと思い至った理由はわかりますが、
その所要時間の短さには、甚だ疑問です。
元々切断しようと思っていたのなら、
話は別ですが。
余談ですが、わたしの読書時間は仕事の休憩時間です。
お行儀はよろしくありませんが、食べながら読みます。
ですからこの作品を選んだことを、非常に後悔しました。
「OUT」(桐野夏生)ほど生々しくはないですけど、
少なくとも口の中に何かある時は、不快ですね。
天才シンガーROMMYがレコーディングスタジオの仮眠室で殺されていた。
犯人はスタッフの中にいるのか?
前回読んだ「葉桜の季節に君を想うということ」もそうでしたが、
最後で「あっ!!」と驚く仕掛けをもってくる構成となっています。
確かに、その結末は想像できませんでした。
けれどもちょっとそれは強引な展開では?という箇所があり、
犯人の行動を裏付ける理由がまだ弱いような気がして、
とても素晴らしい手品をみせてもらったけれど、
心には残らなかった…そんな感じです。
ネタバレにならない程度に申しますと、
遺体はなぜか切断されておりました。
犯人が切断しようと思い至った理由はわかりますが、
その所要時間の短さには、甚だ疑問です。
元々切断しようと思っていたのなら、
話は別ですが。
余談ですが、わたしの読書時間は仕事の休憩時間です。
お行儀はよろしくありませんが、食べながら読みます。
ですからこの作品を選んだことを、非常に後悔しました。
「OUT」(桐野夏生)ほど生々しくはないですけど、
少なくとも口の中に何かある時は、不快ですね。