いってらっしゃーい

日常生活の中でみかけたもの。街や野山はふしぎなもので満ち溢れています。

2010年08月26日 | 雑文
深夜、遠くから聞こえるような、抑揚のない女性の声で目が覚めました。まるで念仏のようでした。
なんとなく、空中から聞こえるようで、奇妙な声だったので、鉄腕アトムが音をきくような
やりかたで方向を確認すると、声の主は電子辞書でした。
電源ははいっていませんでした。

シマリス系

2010年08月24日 | 商店街
ここでは、赤っぽい札10枚分の買い物というのは、ふだんの生活感覚からすれば、きちんと財布と相談すべき金額といえるとおもいます。
私は、日本にいるときから、そして、このブログで書いているように、基本的には店員を選んで買い物をする傾向があります。
で、困るのが、わたしが シマリス系販売員 とよんでいる、小柄で上目遣いの(小さいんだからあたりまえですけど)女性店員がでてきたとき。別に、そういうタイプがすきなわけでもないんですが、ぼのぼの にでてくるシマリス君とおなじように、おどおどしてこちらの反応をうかがってしまうんですね。いぢめる? ってやつです。先日も、商品知識が乏しくて、説明がへただけれども、笑顔がシマリス君のような女性がでてきた(ぜんぜんほめてないですけど)店で、同僚にかわいがられているらしい、スチュワーデス物語の 堀ちえみ氏のような雰囲気の店員の方に、教育的な質問をいくつか投げてみて、ちょっと高めではありましたが、ある商品をかってしまいました。例によって、ここの言葉では意思が伝わりにくいので、再見 というつもりが、See you again . といってしまいました。無意識に似た言い方を探してしまったところがヘンですね。

外国人

2010年08月24日 | 雑文
ドアをあけてあげたら、欧米系の社員だったことにきづき、なんだかなつかしい気持ちになりました。席に戻ってから、欧米系の外国人のひともいるね というはなしをしていると、そういえば自分も外国人なんだということを思い出しました。
同僚にこのくにの人が多いのは当然ですけど、あのひとは漢族、あっちは朝鮮族だね、Xさんは? え? 大和民族かな? そうかもね なんていう話をしていると、なんだか、ウェルカムXX の世界にいるみたいな錯角におちいりそうですが、少なくとも、和気藹々としていて、少なくとも仕事の上では民族なんてどうでもいいことのように思えてきます。
まあ、少なくとも国民性が反映されてもめるような事態を経験したことがないといえばそれまでですが、ふと、国民同士の交流で築きあげてゆくべき国家間の友好関係って、いったいどういうものなんだろうかなとおもったりします。

あんぱんまん

2010年08月22日 | 雑文
アンパンマンの歌詞、いいよね.....定時すぎてから、同僚の現地の人にいうと(もう、ほとんど日本人と区別がつかなくなっています)、そうですね。すげーまえむきなうたです...と、答えが返ってきます。それなに?ときかれて、あれ?包装してたところとしてなかったところがあったん? ということになるんですが、ガンダムみたいなものは別としても、案外、日本のアニメでも放送されていなかったりするんですね。興味や、視聴する年齢にもよりますが、ハイジなんかもみているひともいれば、いないひともいます。ただ、メジャーなものは、こっちの仲間との共通体験で、断片的なキーワードでもお互いにわかりあえることもなきにしもあらずです。
いま、ちょっときになって確認してみたら、www.anaheim-electronics.com は、まだありました。

のみもの

2010年08月21日 | 
はじめて、外国で 甘いお茶(ペットボトル)をのんだとき、なに、このあまったるいの?(店頭販売だとひえてないことがないので、よけいに)、と、だまされたような気持ちになったと記憶しています。そしてここでも、よく見ないと、そんな感じののみものを手にすることになります。
以前、他の国で飲んだときは、知人に、なにこの甘いのは?というと、え?甘いのがあたりまえじゃない?と、即座にいわれ、そんなもんかなと納得していましたが、ここでも知人にきくと、だって、甘くないのなら家でいくらでものんでるから、わざわざ甘くないのを買おうとはおもわないじゃない?といわれました。なるほどそういうもんなんですね。納得....やっぱり納得できない。

くらしむき

2010年08月18日 | 雑文
世界で2位になろうとしているGDPの話をきいていると、たしかにいこいがあるもんなとおもいます。そして国内に巨大な市場があり、貪欲な生命力を持った国民が多数。国民一般の暮らし向きはわかりませんが、周囲を見ると、車の保有率は、日本の会社にいたときよりもたかいかもしれないし、結構 無駄な散在をしているひともいるようです。いまでも、わたしは、いま自分が他の社会体制の国にいることが信じられず、むしろ自分のほうが経済力がひくいんではないかとおもったりします。留学した人、留学する指定を持っ他人は数知れず、あんがいみんなきちんと就職できているようです。でも、この状況が全国的なものでないことは、みんなが認める事実。これからどうなってゆくのかな....

卓球

2010年08月17日 | 雑文
以前、どっかの国の事業所で、廊下?に サッカーゲーム があるのを見て、
まあ いいジャンとおもってよこをとおりすぎていました。その後、米国の
事業所で、業務終了後、ピンポンの音がきこえるのをきいて、ああ、あのくにの
ひとたちだなと思ってみにいってみると、はたしてそのとおり、夜9時過ぎても
ピンポンの音がなりひびいているのがきこえました。そして、ここでは、やはり
昼休みにも、業務終了後にも、やはりピンポンの音がひびきわたっています。
なによりきになるのは、建物のつくりそのものが、ピンポンをするのに都合が
よいようにできているようにみえること。まさかねとはおもいますが、
そう疑いたくなります。
まちなかの店では、ピンポンとラケットが組みになったセットが大量にうられて
いて、会社においている同僚もちらほら。
たまたま F原 選手の顔写真をweb でみつけて、同僚に、こっちのひとって、
こういう顔の人がすきなん?ときくと、好きな人もいるんじゃない?とのこたえ。
なんだか、ちょっと安心しました。

空洞化

2010年08月16日 | 雑文
こちらには、日本語を何不自由なく使いこなし、日本の文化まで理解している人々がたくさんいます。学生時代は遊んでしまって....という、日本語を専攻した知人も、そんな一人で、英文科を出て満足に英語を話せない人を多くみかける(いまはそんなことはないのかもしれませんが)日本の学生状況とは違い、学習意欲や仕事に取り組む姿勢は、すでに長く社会に出ている私のような者でも、見習いたいとおもうほど。そして、このひとは、数多くいる優秀な労働者の一人でしかありません。
以前、日本からは、工場がこのくにに大挙して移転し、あるものはこのくに特有の事情で撤退したり、失敗したものがありましたが、現在も数多く操業をつづけ、いまは、サービスの部分まで、同じような移転の途上にあります。
私のような、業界の隅っこに巣食っているような立場のものにも、日本はでかい市場ではあるが、アジア圏の経営の中心は英語の通じるグローバルな都市であり、東京ではないという見方は、かなり以前からあり、特に外資系の仕事にかかわると、その意識はさらにはっきりしてきます。
では、日本はどうすればいいのか....政治はまだまだ10年でも20年でも混迷つづけ、国レベルでの産業育成などは望むべくもないのかなと危惧していますが、せめて個人個人が気概を持って国際社会で活躍するイメージを持ってがんばっていただきたいと....海のかなたから母国のふがいなさをおもったりして、まとまりのない文を書き終えます。

海外に住むということ

2010年08月15日 | 雑文
以前、海外の法人にうつろうとしていたときのこと、知人の一人が、
アメリカって、ひとりで住むのはなかなかしんどいところでね、
週末やクリスマスには、家族中心の暮らしにみんなもどっていくし、
パーティなんか、一人でいくのがはばかられるケースもあるね....
という話をしていました。でも、言わんとするところはわかりますが、それほどの
もんかいなということを考え、相変わらず、急にバケーションにはいって
姿を消す?仲間からの連絡をみると、わかっちゃいるけどわからないなと
いつも困ったり、あきらめたりをくりかえしていました。
ただ、サンクスギビング その他の日にたまたまあちらにいれば、友人の
いわんとすることが、なんとなく理解できたような気もしました。
現在、別の国で生活するにあたって、日本を相手にビジネスを
される、日本に対する理解の深い方々は数多く目にしていますが、
純粋にこちらの言葉だけで生活される方々との交流はそれほど多くないのが実情ですが、
欧米的な家族観とは別の価値観をもつ方々が、この国で、どのような
生活をされているのかということには非常に興味があります。

タクシー

2010年08月14日 | 交通
初乗りは100円くらいで、食事が100 円ちょっとでたべられる土地では、果たして高いのか安いのか...でも、私はあまりのりません。会社のゆきかえりに乗ってる人は、かなりいるはずですが、バス停からもそんなにはなれていないことを考えるとなかなかのるきにならないのです。1人でのるのに、なぜか助手席にのるひとはおおく、相乗りもけっこうしているようです。それも、知らないひとどおしで。