いってらっしゃーい

日常生活の中でみかけたもの。街や野山はふしぎなもので満ち溢れています。

ようかいみみなめ

2010年07月25日 | 雑文
以前、何かの手続きで女性の方から説明を受けて書類に記入していたときのことです。
こちらの申請書類や申し込み用紙というのは、もちろんベースは現地の言葉でかかれていて、たまに英語が添えられていることがあるくらいで、われわれ日本人にはわかりにくいことこの上ないです。さすがに、1行1行質問しながら書くのも面倒で、意味を考えながら問題を解くように記入することになるのですが、くりかえし質問しているうちに、あれ? なぜこんな小さい声がよく聞こえるんだ? と思って横を見ると、説明されている方と顔がぶつかりそうになり、その方が、ほとんど肩にあごがふれるくらいの感じではなしていたことに気づきました。ああ、視力が悪いんだなと思って、その場は納得しましたが、こちらにきてから、この手の状況を経験するのは何度もあって、そのたびに、ぎょっとしてのけぞって、相手と苦笑いしていました。現地に詳しい方に聞いてみると、こういう状況というのは、こちらではごく普通のことだとのこと。おそらく、勘違いした日本人男性と、現地の女性のかたがたのあいだでは、さまざまなストーリーが生まれているのではないかと思います。
タイトルは、ようかいみみなめ と書きましたが、妖怪辞典 に、もし同じ妖怪があった場合、ここに登場する妖怪とは別のものであることをご注意ください。私は、最近は、むやみに近い距離で話す(もちろん、正面ではなすときは、こんなことはありません)ことはなれたのですが、まあ、せめてものエチケットということで、以前よりも口臭予防に気をつけるようになりました。