おもいつくままに

身の回りのことや世の中のことについて、思い付いたことや気付いたことを記す

悩んだら体を動かし、迷ったら挑戦する

2012年10月21日 01時25分47秒 | Weblog
「悩んだら体を動かし、迷ったら挑戦する」俳優片岡鶴太郎さん
(毎日新聞2012年10月17日夕刊 新幸福論 生き方再発見)

いいなぁ。
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安永悟著「実践・LTD話し合い学習法」ナカニシヤ出版

2012年10月21日 00時15分55秒 | 
9月の私立大学情報教育協会の会合で「LTD話し合い学習法」の話を聴いて、ゼミで試みようと考えて読んでみた。

そもそもは、田崎晴明さんの「やっかいな放射線と向き合って暮らしていくための基礎知識」
http://www.gakushuin.ac.jp/~881791/radbookbasic/
(朝日出版社からも出版)
を勉強する際に使えないかと考えた。しかし、著者がこの本を書くに至った経緯と立場を述べたはしがきと、第1章と最後の第7章を除くとLTDは使えそうにないと気付いた。考えてみれば、著者の主張について協同学習していく方法論なので、理工系の教科書の学習には向いていないのは当然だった。

とは言うものの、田崎さんのメッセージの部分には十分使える。また、これまで毎日新聞の日曜日2面の「時代の風」を読んで小論文を書かせる課題を何回か出してきたが、その前段階にLTDを使うと良さそうである。

ただしかなり複雑な学習法なので導入は簡単ではなさそうだ。来週、ゼミの後半の授業計画を再検討してみようと思う。
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刈谷剛彦著「アメリカの大学・日本の大学」中公新書ラクレ

2012年10月19日 00時05分12秒 | 
今から約20年前に、著者が日米の大学での新人教師体験を元に論じた日米の比較大学論である。

この20年間の日本の大学は米国をお手本として、大学に対しては第三者評価が、個々の教員に対してはシラバス作成や授業評価が課されることになった。形の上からも、また入学者の多様化の点でも、現在の日本の大学はこの本に論じられている20年前の米国の大学の状態に追いついたことになる。

しかし、米国の大学のその後の20年間は必ずしも良いものとは言えないようだ。もはや、米国の大学を無条件にお手本にすることはできない。

教育論はその人の哲学を反映するため、高等教育になるにしたがって議論が難しくなる。学生時代、勉強なんて自分でやるものと、ろくに授業にでていなかった私が、こうした議論をすることになるとは。何かの罰が当たったに違いないと思う。
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