おもいつくままに

身の回りのことや世の中のことについて、思い付いたことや気付いたことを記す

時代の風:作り手による「物語」=京都大教授・山極寿一(毎日新聞2013年5月5日)

2013年05月06日 00時45分34秒 | Weblog
先日Facebookで見かけたいい話は、数年前に2chで拡散していた話の再拡散であった。これは、物語とは何だろうと考えるきっかけとなった。

山極さんの話は、芥川龍之介作の桃太郎の紹介から始まる。鬼の側から見れば、人間に迷惑をかけずに平和に暮らしていたのに、征伐したいからという理由だけで征伐されてしまうというものだ。

こうしたことは笑い話ではなく、民族や国の間の紛争で、互いに相手を悪と決めつけて、実際に行われてきたことだという。

なぜか?
「人間は話を作らずにはいられない性質を持っている。言葉を持っているからだ。私たちは世界を直接見ているわけではなく、言葉によって作られた物語の中で自然や人間を見ているのだ」

なるほど、確かにその通りだと思う。

芥川龍太郎作 桃太郎 (青空文庫)
http://www.aozora.gr.jp/cards/000879/card100.html

時代の風:作り手による「物語」=京都大教授・山極寿一
◇多様な視点から解釈を
http://mainichi.jp/opinion/news/20130505ddm003070120000c.html
毎日新聞 2013年05月05日 東京朝刊
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ボールペン字講座

2013年05月04日 18時04分26秒 | Weblog
ボールペン字講座の第4回添削課題を投函した。添削は全12回で、8回が必修課題、4回が選択課題となっている。1月から始めて、必修課題に限ればこれで半分終わったことになる。そう思うと、少し達成感がある。

このところ仕事をこなすのに精一杯で、疲れている時はやれないし、上達の実感もあまりない。しかし、1回15分の練習は他のことを忘れて頭を空っぽにできる貴重な時間となっている。
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2013年05月03日 20時52分17秒 | Weblog
もうすぐこどもの日。
息子のために亡き父が作ってくれた磁器の兜を、今日遅ればせながら出して飾った。
息子はもう高校生になったが、体と心をしっかり作ってほしいという願いは変わらない。
コメント (1)
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