NHK教育のマテマティカ2が面白い。監修は「失敗学」や「直感で分かる数学」の畑村さんだ。
割り算42÷4を、発泡スチロールの立方体のブロック42個を並べて表現する。小学生がグループに分かれて、グループで考えて自分たちの答えを発表する。
正統派は、4列に10個ずつ並べると2個余る、つまり
42÷4=10余り2
である。
面白かったのは、4列に11個ずつ並べようとすると2個足りない(2個分の穴があく)というもので
42÷4=11足りない2
となる。
これも素敵な考え方だ。例えば壁面にタイルを貼るデザインを考えているのなら、この2個分の穴を何かに使えないか?穴をライトをつけたらどうだろう、もう少し下の方にして表札をつける?などと発想はふくらむ。
学校の算数のテストには役に立たないだろう。しかし、テスト以外の局面では望まれる豊かな応用力だ。
「ゆとり教育」は誤りで総合学習の時間もなくし、通常の授業時間を増やし、特に理数強化を目指すそうだ。応用力が足りないからだそうだが
42÷4=11足りない2
を考えられるゆたかな感性と応用力もった人こそ、将来の科学や技術を作り出していく人材なのだと思う。
割り算42÷4を、発泡スチロールの立方体のブロック42個を並べて表現する。小学生がグループに分かれて、グループで考えて自分たちの答えを発表する。
正統派は、4列に10個ずつ並べると2個余る、つまり
42÷4=10余り2
である。
面白かったのは、4列に11個ずつ並べようとすると2個足りない(2個分の穴があく)というもので
42÷4=11足りない2
となる。
これも素敵な考え方だ。例えば壁面にタイルを貼るデザインを考えているのなら、この2個分の穴を何かに使えないか?穴をライトをつけたらどうだろう、もう少し下の方にして表札をつける?などと発想はふくらむ。
学校の算数のテストには役に立たないだろう。しかし、テスト以外の局面では望まれる豊かな応用力だ。
「ゆとり教育」は誤りで総合学習の時間もなくし、通常の授業時間を増やし、特に理数強化を目指すそうだ。応用力が足りないからだそうだが
42÷4=11足りない2
を考えられるゆたかな感性と応用力もった人こそ、将来の科学や技術を作り出していく人材なのだと思う。