おもいつくままに

身の回りのことや世の中のことについて、思い付いたことや気付いたことを記す

天と地と

2006年02月24日 01時18分51秒 | Weblog
海音寺潮五郎の「天と地と」が原作の大河ドラマの放送は昭和44年、私はまだ小学校低学年だった。番組の始めに出てくる能面が怖かった。

この年かその明くる年、友達のS君と埼玉会館に「天と地と」の舞台を見に行った。小学生が2人でなんでこんな芝居を見に行ったのか今となってはよくわからない。ただ、家で見る白黒テレビと違って、照明の色が鮮やかで人の息づかいを感じた記憶がある。

これを見に行こうと行ったS君も変わった子だったと思うが、それについていった私もずいぶん変わった子だったと今にして思う。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大学ラグビー

2006年02月19日 23時32分40秒 | Weblog
20年ぐらい前までは、大学日本一と社会人日本一が戦うのがラグビー日本選手権でほぼ互角のの実力であった。1987年の日本選手権の優勝はたしか早稲田だった。

1985年頃、ほとんどスポーツをやったことのない大学の同級生がNECでラグビーをやっていると聞き驚いたことがある。

その後のバブルの頃から、社会人ラグビーは、NECも含めて、チームの強化を図り、大学とは力の差がかなりついてしまった。

先週、早稲田がトヨタを破ったのは僅差だった。今週の東芝府中戦は0-43の惨敗。うーん、こんなにレベルが違うとは。改めてびっくりした。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春の足音

2006年02月17日 22時29分39秒 | Weblog
一雨ごとに暖かくなってきた。

1月に植えたクロッカスは、からからに乾燥していてダメかなと心配したけれど、あおい芽がのびてきた。

家族を連れて海外で研究していた友人が4月からの国内での就職が決まった。何よりの話だ。

4年生はもうすぐ卒業。ゼミの卒論を製本したものを学生に渡す。よくがんばったね。うれしい。

春はもうすぐだ。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

帆に光を受けて宇宙を旅する

2006年02月16日 01時27分47秒 | Weblog
漱石は「三四郎」の中で、夢中になって光の圧力を測る実験をしている物理学者の野々宮を描いていた。

ものに光を当てれば、ものには光のわずかな圧力が働く。それは確かなこと。

そうはいっても、この小説を読んだときには、何か浮世離れしたおかしさ微笑ましさを感じたものだった。

ところが、100年近く経って、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、太陽光を帆に受けて、木星探査をする研究を行っているそうだ。漱石先生が聞いたら、野々宮に何をさせるだろう。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

旅立ちの日に

2006年02月09日 23時52分28秒 | Weblog
「旅立ちの日に」(1991年)という歌を初めて聴いた(NHK 音楽・夢くらぶ)。

とてもいい。すごくいい。

秩父の(多分小さな)中学校の音楽の先生と校長先生が、生徒たちの歌声が校内に響くようになることを願って、作って生徒たちにプレゼントした曲だそうだ。最初、この中学の卒業式で歌われていたのが今は全国に広がっているそうだ。

素晴らしい。

今の学生の皆さんは知っているのかもしれない。卒業式で歌ってみたくなる素敵な曲だ。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東芝がウェスティング・ハウスを買収

2006年02月09日 23時30分40秒 | Weblog
東芝がウェスティング・ハウス(WH)を買収すると報じられた(2006/2/7)。
核不拡散の問題はいいのだろうか?

原子力発電所の建設では米国のやジェネラル・エレクトリック(GE)が有名である。

東日本では東芝と日立のBWR方式の原発が、西日本では三菱のPWR方式の原発が建設されている。ところで、BWRはGEが、PWRはWHが開発したものなので、東日本はGE、西日本はWHの原子炉を使っていることになる。

BWRの東芝がPWRのWHを買収したことによって、東芝が全国の原発に影響力を持つことになる。もちろん、原発のリスクを全て負うことにもなる。

原発の設計の肝心な部分は、米国GEやWHが押さえている。核不拡散という軍事的な意味も含め米国の国益に深く関係するため、日本の会社が手を出せない部分も多い。

東芝がWHを買収しても、こうした機密事項に関する状況が大きく変わるとは思えない。買収のリスクに比べて利益はあまり大きくないような気がする。

イランがIAEAの査察を拒み独自に原子力開発をすると宣言して、欧米各国の非難を浴びている。そんな時だけに今回の買収には危うさを感じてしまう。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

少ない情報から真実を描き出す

2006年02月05日 23時02分06秒 | Weblog
作家の松本清張氏のインタビューをNHK-BS「あの人に会いたい」でみた。

「古代史は資料がほとんどない。現代史は情報過多。しかし、多すぎて何が本当かはわからない。その意味で、現代史は古代史と変わらないのです」

少ない情報から真実を描き出す。確かにそうだ。
物理も確かにそうであったと感じ入った。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

迷ったら困難な道を選ぶ

2006年02月02日 02時21分34秒 | Weblog
息子としりとりをして寝たのだが、夜中に目が覚めて、NHK プロフェッショナル~仕事の流儀の再放送に見入ってしまった。

アートディレクターの佐藤可士和さんを紹介する番組で、この方はホンダのステップワゴンのCMを手がけた人だと知った。

昨日Webでみた新しい四角い携帯の広告を手がけている人だという。

「迷ったら困難な道を選ぶ」
という彼の言葉に共感した。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする