海音寺潮五郎の「天と地と」が原作の大河ドラマの放送は昭和44年、私はまだ小学校低学年だった。番組の始めに出てくる能面が怖かった。
この年かその明くる年、友達のS君と埼玉会館に「天と地と」の舞台を見に行った。小学生が2人でなんでこんな芝居を見に行ったのか今となってはよくわからない。ただ、家で見る白黒テレビと違って、照明の色が鮮やかで人の息づかいを感じた記憶がある。
これを見に行こうと行ったS君も変わった子だったと思うが、それについていった私もずいぶん変わった子だったと今にして思う。
この年かその明くる年、友達のS君と埼玉会館に「天と地と」の舞台を見に行った。小学生が2人でなんでこんな芝居を見に行ったのか今となってはよくわからない。ただ、家で見る白黒テレビと違って、照明の色が鮮やかで人の息づかいを感じた記憶がある。
これを見に行こうと行ったS君も変わった子だったと思うが、それについていった私もずいぶん変わった子だったと今にして思う。