goo blog サービス終了のお知らせ 

退職オヤジのひとりごと

退職オヤジが直面する新しい日々…感動か困惑か?
カオスの日々を綴ります

会見を見ました

2020年07月11日 08時02分40秒 | テレビを見ました
小池都知事と西村大臣 共同記者会見を見ました。
https://www.htv.jp/nnn/news162158641.html


取りまとめたという内容は乏しく、感染者数の増加は検査数の増加の為と位置づけ、結局 『 自己責任でコロナ対策を行え 』 というものでした。

<新型コロナへの対応>

①戦略的なPCR検査等の実施
感染者の出た地域に絞って、幅広く検査を呼びかける
検査数を大幅に増やす
無症状者を含めた隔離施設を用意する

②メリハリの利いた感染防止対策
各飲食店で作った自主的なガイドラインを徹底してもらう
経費は最大200万円まで持続化補助金を使ってほしい
これら取り組みは事業者が行い、応援はする
感染拡大防止宣言ステッカーを張ってもらう
利用者はガイドラインを守っていない店舗は利用しないでほしい
COCOAの利用を推奨する
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4023741.html

③保健所機能の強化
保健所要員の増加
「夜の街」対策の新たな拠点の設置
感染拡大地域への人的支援
保健士派遣の広域調整を検討、要請

その他 三密回避、手洗い励行・・・。

何か真新しい対策があったかというと、すでに国民の知るところの今までの対応とお願いでした。


COCOAに至っては、600万人越えのダウンロードに対し、感染者登録数が3名という有様。
「陽性者との接触が確認されました」と出たら、すごい強運とさえ思えてしまう。





小池知事は、10日の現状報告と西村大臣の繰り返し。検査数を増やしたという自賛と、それゆえの感染者数の増加という言い訳。
「夜の街」の連呼で、責任を押し付けてるようにも受け取れる。

クラスターが発生した店舗は10日間の休業のお願いは、都ではなく豊島区が行っているとか。
国の補正予算を使う。3100億円の都補正予算をつける・・・という曖昧で形の見えない発言。


なぜこの方が「大差をつけて知事選に勝った」のかが不思議でなりません。



日本人の責任感で4月~5月のヤマは乗り切りました。

今回のヤマは、一度緩めた行動規制をどこまで戻せるのか・・・。

経済活動を再開しなくてはいけない・・・という条件も加わり、個人(国民)一任では前回のようにな結果は伴わないのではないだろうか。


例えば、合唱で作品を作り上げる時、とても乗り気な人達の中で、一人でもやる気のない人がいると、ハーモニーは崩れます。美しい響き(成果)は望めません。

今、『自己責任でコロナ対策を行え』と言われても、上記の理由で「責任」の個人差が大きいので厳しいでしょう。ここは、誰かがタクトを振らないと。



トランプ(大統領ではない)で、手の内が悪い時『全とっかえ』といってカードを取り替えることがあります。

『全とっかえ!』と叫びたいです。

 

最新の画像もっと見る

2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (小父さん)
2020-07-11 10:46:15
この会見は観ていませんが、昨日発売の文藝春秋を読んでいますが、
1.東京五輪までに「ワクチン」はできない 本庶 佑

2.安倍首相の「言語能力」が国を壊した 柳田邦男

3.小池百合子に屈した新聞とテレビ  石井妙子

どれもボロクソに貶していますね。

毎日新聞にも石井妙子氏が書いています。
       ↓
https://mainichi.jp/articles/20200708/k00/00m/040/368000c

有料記事だったので、上以降を一部コピペします。

【古川宗/統合デジタル取材センター】
「コロナを選挙に利用した」
 都知事選の結果が出た翌日、都内で石井さんに会った。開口一番、「『冷ややかな圧勝』ですよね」と表現した。

 「冷ややか」とは? 「『圧勝』といっても(有権者の)熱が伝わってこなかったから。得票率が高いのは確かですが、それは自民党が対抗馬を立てなかったからでしょう。新型コロナウイルスで大変な中で、都民は『トップを代えたくない』という消極的な支持もあったでしょう」と分析した。

冷ややかな圧勝――。確かに、小池氏は「オンライン選挙」を掲げ、街頭演説はゼロ。新型コロナウイルス対策という「公務」を優先し、淡々とこなすことで、メディアへの露出を増やし、再選を確実にたぐり寄せたようにも映る。

 ただ、それも石井さんによれば小池氏流の「メディア操作」だという。「『見える化』ではなく、『見えない化』をしたんです。街頭に立てば、あちこちから野次が飛んでくる。私の本を読んだ人からの批判もあったでしょう。小池さんは現職だから、対抗馬からの挑戦を受ける立場です。つまり、彼女の得意な被害者のポジションをとれない。攻めるのは得意だけど、守るのは不得意なんです。だから、テレビの討論会に出ることも避けた。コロナを選挙に利用したのです」
返信する
やっぱりそうですよね (退職オヤジ)
2020-07-11 18:05:51
小池知事はマスコミ出身だけあって、「どう映るか」のアンテナは高いようです。

その場の立ち回りで自分を浮かび上がらせる術には長けているようで、コメントにある『見えない化』も頷けます。

政党を渡り歩いて、地方行政に落ち着いたこともその表れでしょうか。

兎に角『討論』ができないのは致命的です。

野党的な「現状の否定」はできても、信念のもとに実績を積み、批判を正面から受け止めることのできる政治家が、少なくなってきたのではないでしょうか。

信念ではなく、保身に対する『執念』を持つ人は、国の内外問わず多く居るようですが。

コメントありがとうございました。
また、ご意見ください。
返信する

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。