あるニュースが世間を騒がせています。
旧統一教会「名称変更」を 止められなかった文科省・前川元次官「辞表を叩きつけてNOと言えなかった悔いはある」
前川喜平氏の発言については、著書『権力は腐敗する』で接しています。
官僚出身者の中では、数少ない官邸批判のできる方と理解しています。
“統一教会”と政治家の関係 自民総務会長が発言「何でこんな騒いでるのか」「正直、何が問題か分からない」……後に釈明 自民議員との接点続々
https://news.yahoo.co.jp/articles/7f7a4202e0c890ee00e089ebd0c0c4cc47f931aa
後に、反響(批判)の大きさに釈明会見をしたようですが、「批判」があったから言い訳をしているだけで、反省があるわけではなく本音は変わっていないでしょう。
旧『統一教会』は『世界平和統一家族連合』と名称を代えています。
ぼったくり教団の教祖文鮮明氏による発言や、多数の事件が世間を騒がせたための「暖簾の掛け替え」なのでしょう。
教団の教義には『日本は「サタン(悪魔)の国」である』と教えられているようです。
このような団体から献金を受ける。
金に色はついていない・・・ということでしょうか。
「金=票」の構図が透けて見えます。
一部集票も依頼していたとの報道があります。
故安部氏が選挙に強かったことの理由はこのあたりにあるのかも知れません。
なぜ、岸田首相をはじめ政治家の皆さんは、『この教団とは一切の縁を切る』『教団の本質を早急に調査する』といわないのでしょうか。
自民党と旧統一教会”ズブズブ関係”報道激化が「参院選後」の謎
教団の改名には下村博文文科相(当時)が援護射撃をしたとか。
現政権が一部宗教団体に振り回されている実態は、何とも情けない気がします。
「金=票」には、有権者にも報道機関にも責任はあると思います。
奇しくもまた、「安倍元首相」の評価に繋がりました。