自民党総裁選挙が終わりました。
総裁選は、河野規制改革担当大臣、岸田前政務調査会長、高市前総務大臣、野田幹事長代行の4人が立候補し、国会議員1人1票の「国会議員票」382票と、「党員票」382票の、合わせて764票で争われました。
それによりますと、
▽岸田氏が国会議員票146票、党員票110票の合わせて256票 党員票 28.8%
▽河野氏が国会議員票86票、党員票169票の合わせて255票 〃 44.2%
▽高市氏が国会議員票114票、党員票74票の合わせて188票 〃 19.4%
▽野田氏が国会議員票34票、党員票29票の合わせて63票 〃 7.6%
となりました。
岸田氏と河野氏の決選投票の末、岸田氏が新総裁に決定しました。
振り返ってみると、自民党は、この人しかいない!・・・と挙党一致で選出した菅総裁が1年で終了してしまいました。
今回の総裁戦後の組閣では、党員の44.2%が支持した河野氏がメディア対応や内閣で決定されたことの広報計画を作成する(政策決定には関わらない?)広報本部長になることが不思議です。
(決選投票での都道府県票でも39:8で圧倒していたにもかかわらず・・・。)
自民党は、国民のみならず自党員の意見すらも配慮しない不思議な政党でした。