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退職オヤジのひとりごと

退職オヤジが直面する新しい日々…感動か困惑か?
カオスの日々を綴ります

アメリカ

2020年01月05日 14時41分49秒 | ニュースより

 アメリカがイラン司令官を殺害しました。トランプ大統領の命令でバグダッド空港にロケット弾を撃ち込んだそうです。ムハンディス副司令官など、少なくても8人が死亡しました。

 法治国家であるアメリカが、議会の承認なく(裁判もなく?)大統領の判断のみで殺害を実行していいのだろうか?
 トランプ大統領は「戦争を始めるためでなく、止めるため」だったと言っているが・・・。

アメリカという国は、犠牲者を無くすためといって「非戦闘員の頭上で原子爆弾を炸裂」させた。しかも、戦時中とはいえ2回も。
 近くは「大量破壊兵器がある」という不確かな情報でイラクに戦争を仕掛けた。結局、その情報はイラク人科学者が、サダム・フセイン大統領を失脚させるために嘘をついていたらしい。真偽は定かではないが、その嘘は、好戦的なアメリカ首脳に取って都合がよいものだったのだろう。その後「大量破壊兵器」は確認されていない。

 これは、アメリカという「国家の体質」か?

 日本人高校生射殺事件
 ハロウィンパーティーで家を間違えてしまった日本人留学生が、「フリーズ」という警告後も近づいたとして、マグナム拳銃で射殺されてしまった。しかも、刑事裁判では陪審員により無罪判決が下った。丸腰の者に警告射撃もなく。
 <ウィキペディア:日本人留学生射殺事件より抜粋>


 武器(権力)を持つと、使いたくなるのだろうか。武器を正しく使う能力がないのか。
 
「やられる前にやる」の「やられる」のレベルが、日本のそれとは違う。
 日本人高校生の射殺事件裁判でも、陪審員の判断で無罪になったところに、アメリカの価値観が日本と違うことが見て取れる。
 

 今回、本当に「戦争を止める」ことができたのだろうか?
 プライドの高い中東の民族に対し、一時的に開戦を遅らせることができても、その心の奥に大きな遺恨を残したことは、容易に理解できる。長いスパンで考えれば、世界の平和は遠のき、アメリカという国への畏敬は砕け散ったのではないか。(イランだけに留まらず)

 唯一はっきりしているのは、第二次世界大戦後一番戦争をしているのが、アメリカという国だということか。


 日本は、こんな同盟国アメリカに対して、どうするんだ。