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退職オヤジのひとりごと

退職オヤジが直面する新しい日々…感動か困惑か?
カオスの日々を綴ります

PCR検査考

2020年08月24日 10時40分46秒 | 思いつき

今、PCR検査数が伸びないことに対し、意見が割れています。


陽性者の出口(隔離施設)が整わないから意味がない・・・だから闇雲にやっても仕方がない・・・

とか、

軽症自覚者やそれに対する医師が必要と認めても待ちぼうけを食わされる現実からもっと検査数を増やさなくてはいけない・・・

など。





しかし考えてみると、PCR検査をしようがしまいが、市中に感染者がいることにはかわりない。

だとすれば、陽性者にはたとえ隔離施設が整わなくても 「陽性である現実を知らせる」 ことにより、行動の自粛を促すことが大切だと思う。

さらに、陰性者には 「陰性であることを知り経済活動を積極的に支える」 立場を理解し社会の活気を取り戻してほしいものである。


つまり、コロナ禍後半戦?では

『PCR検査は経済活動再開のためにある』

と考えることは出来ないだろうか。



その為には、献血献体に対するPCR検査の方法を導入したらどうだろうか。
https://www.asahi.com/articles/ASN5H0P7KN5GUBQU004.html

1999年に献血検体に対するPCR検査が導入されましたが、当時は一度に大量の検体を検査できませんでした。なので、500人分の検体をまとめたものを検査していました。理論的には500検体のうち1検体にでもウイルスが含まれていれば、ウイルスの核酸は増幅され陽性に出るはずです。実際には多人数の検体をまとめると希釈され感度が落ちますので、一度にまとめる検体の数は2000年には50検体、2004年には20検体になりました。

そのままコロナウィルスに転用できる訳ではないでしょうが、まとめての検査が有効だと思います。陽性者を割り出すには、2段階以上必要になり時間も掛かりますが、「陰性者のため」の検査と割り切れば、いち早く結果を知らせることが出来るでしょう。



よく 『PCRも偽陽性』 があるから当てにならない的な意見もあるようです。


それなら、陽性判定者は自宅待機中に2週間を待たずにもう一度検査をし偽陽性かどうかの確定をすれば良いし、
偽陰性者は日常生活を謳歌するけど、検査を行っていない今の生活(極端な自粛をしていない生活)と比較しても、さほど大きな差は出てこないのではないか。
(少し古いが、5/12東京都の陽性率は5%。その中の偽陽性率は・・・?)
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/iryo/kansen/youseiritsu.files/020512youseiritsu.pdf


中国の武漢市の事例である。2020年5月9日~10日で約5週間ぶりに新たな感染者が見つかったことから、市内の各地区に対して10日間で全市民の検査を実施している。約990万人のうち症状のある感染者はゼロ、無症状感染者が300人であった。「特異度=1-偽陽性の割合」であり、無症状感染者全員が偽陽性としても、偽陽性の割合は0.0031%以下であるから、PCR検査の特異度は99.9969%以上という結果であった。

PCR検査体制の拡充と偽陽性の問題
https://www.rieti.go.jp/jp/columns/a01_0611.html





また、ニュースでPCR検査による陽性者数を世界の国々と比較しているが、広く一般対象に検査をする他国とクラスターつぶしに重点を置いて感染確率の高い人を中心に行う日本の違いを考えると、単純に比較し一喜一憂するのは意味のないように感じられてなりません。
勿論国内の陽性者数の推移は大切なデータと思います。

注目すべきは死亡者を含む重症者(死亡者数だけでは医療機器の差で大きく左右しそうだから)だと思います。




あと、PCR検査を受ける際の費用は早急に国会を開いて、保健対象になるよう法整備をしてほしい。

さらには、結果をCOCOAに登録する条件で検査費用を大きく割り引いて貰えば良いと思ってます。COCOAも陽性者に登録して貰わなければ役立たずのアプリになってしまうので。



コロナを少しでも早く終息に向かわせるためには、どうすれば良いのでしょう。

素人でも 『考える』 ことが大切なのかも知れないと思い、記してみました。

 




コロナを考える

2020年08月11日 13時15分04秒 | 思いつき

今回のコロナ禍で、度々100年前の『スペイン風邪』が引き合いに出されます。


スペイン風邪は、スペインが発症の地ではなく、第一次大戦下で情報を明らかにしなかった「アメリカ」がその発祥と言われています。

当時スペインは中立の立場であったため、感染が拡大したことをいち早く公表したことが、『スペイン風邪』の呼び名につながったとか。


本来は隠蔽して拡散してしまったアメリカや、対戦国のドイツが非難され命名されるべきなのに、
スペインにとってはいい迷惑でしょう。

<スペイン風邪:Wikipediaから>
1918年1月から1920年12月までに世界中で5億人が感染したとされ、これは当時の世界人口の4分の1程度に相当する。その中には太平洋の孤島や北極圏の人々も含まれた。死者数は1,700万人から5000万人との推計が多く、1億人に達した可能性も指摘されるなど人類史上最悪の感染症の1つである。アメリカ合衆国ではパンデミックの最初の年に平均寿命が約12歳低下した。


戦時下であるがために情報統制が行われており、そのことが1,700~5,000万人という死者を出した原因ともいえます。

つまり、戦時下であったり国家の思想に偏りがあったりすると、情報の風通しが悪くなり、そのことによってプロパガンダが横行し、社会が間違った方向に動かされていくのです。知らず知らずのうちに。
(もともと戦時下であることが間違った方向とも云えますが)


武漢での感染拡大が世界に広がる前に情報公開がされていれば・・・と思います。




『人類にとって初めてのコロナだから・・・』という言い訳は、歴史を軽視していることの表れではないだろうか。


「忘れっぽい」のか「軽視している」のか、「あえて無視」なのか。


いま日本の取っている対策は、「世界が注目している」などと云っていますが、100年前のそれと大きな違いは無いようです。


感染者数や死亡者数ではなく、どんなビジョンで国家としてどのように対応していくのか・・・。

経済を立ち直らせることと、コロナ対策を放棄することとは違うことでしょう。

100年間の科学(医学)の進歩で、「スペイン風邪」や「ペスト」の時とは違う取り組みを打ち出してほしいと感じます。




スペイン風邪は、その被害の大きさ故「第一次大戦終結」につながったことは皮肉なことです。

 

営業時間短縮要請

2020年08月05日 07時57分21秒 | 思いつき

夜22時に閉店してほしい。20万円で。東京都の方針です。


まだ、夜だけですか?

「 夜10時以降の営業を控えてほしい・・・ 」って、何かのデータに基づいているのでしょうか?

まさか、接待を伴う飲食店?でのクラスター発生が有ったからでしょうか。


感染源をたどっていくと、「家庭」、「職場」、「会食」が多いようです・・・後回しのこの三つで全体の2/3だとか・・・。




感染拡大が止まらない




ふと思ったのですが、

夜9時でも三密で楽しんでいれば同じじゃないか。

営業時間より、店内の客数が問題なのではないか?


接客とは別の夜間営業の飲食店(ラーメン屋・牛丼屋など)を狙い撃ちしていることにはならないのか?



思い付きその2・・・

コロナ専門療養所を新宿御苑・明治神宮外苑・代々木公園にでも作ろう。

そこに陽性者を集めて、今コロナ患者を抱えている一般の病院には、普通の病気での通院をしやすくしよう。

PCR検査を充実させよう。

夏場の第二波で大騒ぎしているが、オーストラリアのようにしっかり取り組んでいても冬になれば感染が拡大する。
インフルエンザによる受診が増える前に準備しよう。



都の営業時間短縮再要請に飲食店ため息…協力金20万円に「金額も政策も中途半端」
https://news.yahoo.co.jp/articles/f2281a2aeea8ba65a5e94701ad54c68030438c4c

 

GOTO・・・その後

2020年08月05日 07時37分55秒 | 思いつき

菅官房長官は「感染対策を行っている宿泊施設に泊まる」ことで、GOTOトラベルを続けると言っています。


交通機関での感染対策はどうなっているのでしょう? 

屋外であっても観光地での人混みについてはどうでしょう?

これらは、公共交通機関や地元観光地の対策に任されているということでしょうか。



そもそも、検査数が少ない中、これだけの陽性者が出ているということは、隠れ感染者が途方もない数存在するということではないか。

PCR検査が増えないのは、少し古くなってしまった「感染症法」の存在が壁になっているとか。
その感染症法の改正が必要なのに国会は夏休み。「ウィルスに夏休みは無い!」・・・誰か偉い人が言ってました。

症状の出ていない感染者が全国津々浦々に訪問し、飛沫を飛ばしながら感動を口にすることを後押しするのはどうなのか。

旅行者(旅行業者)への後押だけではなく、各地の医療機関への後押しは無いのか?




8月6日広島原爆の日、ちょうどこの辺りが慌てて前倒しして始まった7月の4連休から2週間後です。

感染源が特定できない市中感染が広がっている今、「GOTO」により『市中感染』を全国に広げる結果になっていないか?・・・心配です。 



宣言撤回

2020年07月10日 09時06分37秒 | 思いつき

 7月1日に、『縁のあるお店を食べ歩く』的なことを書きましたが、ここ数日の感染者数の増加を見て、考えを変えました。


小池都知事は「PCR検査数が伸びたので、陽性者数が増加した」と言ってますが、感染者数云々を云ってるのではなく、『市中感染が存在していて、かつ蔓延していそうだ』と云うことです。


宣言撤回して、映画中心の日々を再開します。


この一週間は楽しかった~!

 
今日もCOCOAは 『陽性者との接触は確認されませんでした』 でした。

しかし、ニュースによると陽性者の登録数は、ほんの数人だそうです。


陽性者の皆さん、登録してください。


あと、早く検査が受けやすくなって、自信をもって

「 自分は陰性だ! 」

といいたいです。

厚生労働省、頑張ってくれよ~!