雪まみれ日記

もうすぐ40の声が聞こえてきた中年&へタレなスノーボーダの雪まみれ&山遊び関連の日記。

ボードトリップ vol.13 不帰ノ嶮 Dルンゼから唐松沢

2005年03月20日 | スノーボード



ブルークリフのエキスパートツアーに参加。
雲ひとつない晴天のなか八方池山荘からハイクアップ開始。
強烈な日差しのせいで暑いのなんの。
とはいえ、足元は数日来の温度上昇と強風にたたかれて尾根はカチンコチンのアイスバーン。
アイゼンが気持ちいいくらいがしがしと食い込む。

先頭のHさんに引っ張られて猛烈なハイペースでどんどん高度を稼ぐ。
丸山あたりから八方名物の強風。今度は寒いのなんの・・・。
唐松小屋の稜線上は立っているのが精一杯の強風である。
ここでさらにハイクがんばる組とドロップする組に分かれる。
俺はといえば当然いくでしょ!ここまでくればいくとこまで!!
ってことで滝本さんを含め4名で唐松岳山頂へアタック。
山頂はもうすごい風・風・風。とてもじゃないけどゆっくりできる状態ではない。
そのまま不帰の峰へ下る。
ここの凍りついた斜面が一番怖かった。滑落すると下までいっちゃいそうである。

それにしても強風には閉口したが、すばらしい景色である。
ほぼ360度の大パノラマ。
がんばってココにきてよかったー。

さて、不帰の峰のDルンゼが本日のドロップポイント。
吸い込まれそうな斜面である。両サイドに岩壁がせまっていてアルペンムード満点!
とにかく転べば滑落ってくらいの斜度なので慎重に下る。
ワンターンづつ慎重にくだる。
最初の数ターンはパウダーだったがすぐに表面が凍った状態に。
唐松本谷との合流地点までデリケートな雪質に慎重にくだっていく。
ここから唐松沢のながーーーい斜面をすべる予定が、無名沢の出合いあたりからデブリ地獄。
こりゃあ相当すごい雪崩がきたみたいで、延々とデブリ地獄が続く。
冷蔵庫サイズの氷のブロックがごろごろ転がってるわけで、こんなのにやられた日にはもう…。

雪崩にはくれぐれも気をつけましょう。

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