雪まみれ日記

もうすぐ40の声が聞こえてきた中年&へタレなスノーボーダの雪まみれ&山遊び関連の日記。

ミドル級

2005年08月28日 | etc....
8月28日。プライドグランプリ。

チケット購入担当だったんだけど、予約はしたけどチケットこないなあーこないなーとドキドキしてはいたのだけど、まあいっかって思っていたらあっというまに2日前に。

さすがにチケットこないのであせってしまい、イープラスのサイトにアクセス。
そしたら、なんと…チケット取り消しにされてたわけ

カード決済していたつもりがどうやら銀行振込だったみたいで予約は有効だったんだけど指定期日までに代金払い忘れだったので予約が取り消されたみたい。
っていう信じられないうっかりミスをやってしまいなんとチケットが前日になってかえてないことが発覚・・・。
期待してる同行メンバにわらってごまかすメールをだしたけど返事すらくれないし、やべえなあ…と思い健気に当日券を並んで購入。1時発売だったので、12時すぎにはならんだわけ。それにしてもこんなに人が並ぶプライドは初めてだってくらい人気。
あまりに行列っぷりにチケットかえるかな・・と不安でいっぱいだったけどなんとかゲット!

さて試合。
DSEさんはほんとにカードを出し惜しみしないのでステキです。
ミルコ-ヒョードルの対決をミドル級決勝と同じ大会にぶつけるなんて!
ヒョードルは打撃でミルコに圧力をかけているように思えたけど、ほんとに怪物的強さ。この人はK-1の日本人ファイタだったらK-1ルールでも勝ちそうな気がする。
ショーグン vs アリスターもよかったし久しぶりにアボットも見れたし大満足。

とはいえ今回おれがもっとも注目していたのは、ローマン・ゼンツォフというロシアレッドデビルズ軍団の選手。
なんでかっていうと、直前の紙プロのインタビューで、「卍の刺青を腕にほったんだけど、まちがえて向きを逆にしてしまい、ナチスになってしまったのであわててまわりを飾ってごまかした」と語っていたわけである。
ロシア人でナチスはまずいだろう…
試合はあっさり負けてしまいましたが、楽しませてくれたので○。

先頭打者を出すのはよくないのか?

2005年08月19日 | etc....
高校野球のコンテンツはたくさんあるけど、とびきりマニアなサイト。
高校野球マイナー情報局-中国・四国地区高校野球応援サイト-

たんなる地方大会のスコアだけでなく、高校時代、監督さんに口をすっぱくして言われたものだ。 「先頭打者は出すな」と・・・
はほんとうかどうかを統計的に分析してみたりと盛りだくさん。

宇部商残念…

2005年08月19日 | etc....
故郷の宇部商業が20年ぶりの決勝進出をかけて京都外大西と激突!!
俺の母校ではないのだが、勝つときも負けるときもミラクルっぷりな姿を何度も見ているので、宇部商が勝ち上がるとソワソワしてしまう。なぜか出身高でもないのに宇部商業の校歌が歌えたりして…そんな山口県の野球ファンは多いと思われる。って俺もそうです。一番だけですけど。

さて決戦当日。
結果はあと一歩残念…だったけど地元の一員として久しぶりに高校野球に燃え上がる。「エースで4番のピッチャーを全員が盛り立てる公立校の快進撃!」っていい意味での高校野球らしいさでいいチーム!
桑田清原のKKコンビと決勝で負けて以来、20年ぶりのベスト4だもんね。堂々と帰ってください~


宇部商だけじゃなく、この夏の山口県のスポーツシーンって俺的には燃えるものがあったわけ。でそのもう一個が世界陸上マラソン。
カネボウ陸上部の高岡選手が登場。
カネボウ陸上部って俺が中学校のときに部活でうんざりするほど走らされたグランドで練習しているチーム。俺にとっては地元の中の地元チームなわけ。
テレビでかぶりつくように応援。メダルは逃しちゃったけど見事4位!終わったときには応援で俺もぐったり…。


宇部商業にしても高岡選手にしても故郷の選手には、「ワールドカップ最終予選」に匹敵するくらい応援に力がはいってしまうのだが、遠くの代表選手よりも隣の地元選手ってことなのかもなあ。

地元チームがあれば「燃えるように応援する楽しみ」が一年中味わえるんだろうなって思うと、Jリーグとかプロ野球(企業名はいるからちょっと微妙だけど贅沢はいいません)でプロスポーツチームがある都道府県がほんとにうらやましいです。
Jリーグ百年構想の理念が心の底からやっと理解できた気がする。山口にもJのチームを!!


それにしても、明日は甲子園で宇部商の応援をしたかった…

もす

2005年08月16日 | スノーボード
暑いなあ。
こんなに夏って暑かったっけ?
年をとって暑さに弱くなったから以前よりも暑く感じるのか?それともほんとに暑くなってんだろうか?
ドピーカンの真昼間に六本木通りに出ると身の危険を感じるほど暑いときあるもんなあ。いつかほんとに雪山で遊べなくなりそう…。

で、そんな暑いさなかに、さむーい買い物をしようというわけじゃないんだけど、買っちゃいました。モス。
つっても食い物ではない。スノーボードである。(いちおうお約束のネタってことで)

なんでもMOSSは日本で最初のスノーボードメーカ。
プロトタイプは1971年っていうからすごいじゃん。
カップヌードルの発売年になんとボードを作っていたわけだし、大巨人バートン社よりも先に製造に乗り出しているのだ!
って常識かもしれないけどどうしても声を大にしていいたかったので…
そのあたりのことがもちっと知りたくて検索したたら「スノーボードの歴史」なんてページを発見。
さらに調査を進めるとモスバーガ一号店よりも先に板を作っていたという事実を発見。おそるべしモスである。


mossオフィシャルサイトより。試行錯誤がにじみでているし、遊ぶことに対する飽くなき先人たちの執念を感じます。
プロジェクトXで取り上げてほしいな。

無人島に生きる十六人

2005年08月15日 | 
ここのところ出張が多かった。泊まりならばまだしも日帰りばかりだ。あわただしいったらありゃしない。さらにめったにいけないところにいく以上、出張先でのスケジュールも、ぎちぎちに押し込むのであわただしくなるし…

そんなあわただしいなかで、移動の時間は本がとてもゆっくり読めるのが楽しみ。

無人島に生きる十六人」。

明治時代に船が遭難し無人島に流された16人が、知恵と工夫で家を作り見張り台を作り海亀牧場を作りアザラシと友達になりっていう内容。
無人島に流された初日に作ったルールがとてもよくて
 1.島で手に入るもので暮らしていく
 2.できない相談をいわないこと
 3.規律正しい生活をすること
 4.愉快な生活を心がけること
なわけ。

シンプルだけど無人島でサバイバルするために大事な原則が盛り込まれたルールな気がする。
無人島では、「道具がないからどうしようもない」とか「早く帰りたい…」とか「なぜこんな目に会うんだ…」っていう後ろ向きで愉快じゃない精神が大敵なんだそうな。

にしてもである。
無人島に漂着した初日に、自分の不運を嘆かずにこんな超前向きなルールをさくっと作って16人が一丸となっちゃう明治時代の日本人ってすごいよなあ。
普通ならばしばらく立ち直れないっつうか、16人もいれば一人くらいは愚痴愚痴いいそうなものだが…

ハワイ人の祖先はかつての縄文日本人が船で航海して移住した人々であるという説を読んだことがあるが、農業イメージがとても強い日本人だけど、もともとは外に外にでていく冒険心にとんだ海の民族なのかもなあ。



もう1冊おもしろかったのが、「世界遺産知床の素顔 厳冬期の野生動物王国をいく」。タイトルそのままの、あまりの過酷さにフィールドワークが行われていなかった知床の厳冬期のルポ。
シカや熊やワシがうじゃうじゃいるわけ。すげえぞ知床。いきたいなあ。

ボクの音楽武者修行

2005年08月14日 | 
俺にとってクラシック音楽っていうのはまったく縁のない世界なわけで、完璧に興味の対象外。

ところがである。
なんだかわけわからんのだが突然、去年の冬くらいから「超嫌い」から「なんとなく気になる」に程度に、興味がわいてきたわけである。
きっかけは…年末の第九を聞いて涙がでるほど感銘を受けたから、とかだとかっこいいのであるが、それは嘘でまったく思い当たる節がない。

まあきっかけはどうでもいいとして、好きな音楽の趣味が広がるのは楽しみが増えることなのだから悪いことではないのであろう。
そんな嗜好がかわりつつある中でたまたま読んだのが
ボクの音楽武者修行」(小沢征爾/著)。


小沢征爾さんの名前はいくら俺でもしっている。
彼が20代のときにどうしても本場のヨーロッパでクラシック音楽を知りたくて、ほとんど金ももたずにスクータでヨーロッパを旅しながら音楽の腕を磨き、だんだんと認められて、カラヤンやバーンスタインにまで認めてもらうっていうサクセスなお話である。とにかくパワフルな人でやったことはすごいことなのに、語り口が軽妙で飄々としていてそれがまたいい。全体的な雰囲気としてては、音楽家の自伝小説っていうよりも、音楽の好きな冒険野郎の旅行記って感じ。
こんな人が作る音楽はきっといいに違いない!
クラシック音楽の曲ってまったく知らないので敷居がとても高いけど一度、生で聴いてみようかしら。

それにしても小沢征爾の本を読んで感銘を受けている自分の変わりよう一番驚く…。大丈夫か?俺。



羽田空港サイクリング

2005年08月08日 | RUN
センチュリーライドにでるKの特訓の手伝いってことで自転車で走りに。
あまりに暑いので日陰にある駒沢公園で走る。
でも所詮1周2キロのコースである。コマネズミみたいにぐるぐると5周したあたりでもう退屈になっちゃって多摩川サイクリングロードへ。

多摩川サイクリングロードもさすがの暑さに人がぜんぜんいないくて快適!っといいたいところだったが、やっぱり暑くて暑くて…。

今回は下流へ。
羽田空港第二ターミナルいってみたかったんだよなー。

空港ってあたりまえのことなんだけど自転車でいくことを前提につくられてないので、道はあるんだけど自転車進入禁止な道路ばっかり。
だからなっかなか到着しないのである。もう目の前にターミナルは見えてるっつうのに・・・

散々うろうろしながら、ようやく第二ターミナルへ。
汗まみれ&自転車ノリの服装だっただけに旅行者満載のコジャレタ第二ターミナルにはいるのはかなりこっぱずかしい気もしたけどまあいっかってことで飯くってかえる。
第二ターミナルはとにかく物価が高いんだよなあ。

帰りも来るときと同じように空港の道にやられまくる。帰る方向はわかってんだけど自動車専用道路のため自転車でははいれずにどうしても空港から脱出できない・…約10kmくらいは空港の敷地でうろうろしてたんじゃないだろうか。
さんざん迷って試行錯誤したあげくようやく脱出。羽田空港から出れたときは思わずドラクエのテーマが鳴り響いた。

走行距離60km

アップル

2005年08月08日 | 音と映像
itmsの日本版開始ってことでアップルストア銀座店へ。
人がいっぱいでアップルの元気さを肌身で感じられる。

今はWINDOWSでお仕事だけど、MAC plusからPowerPC搭載機がでるまでの間はMacしかつかってなかったし、この頃はほんとにMacが大好き人間であった。それだけに、いまだにMacに元気があるとなぜか嬉しくなるんだよなあ。アップルブランドってすごいな。(こういうブランドへのロイヤリティって国産PCメーカでは残念ながら不可能かも…)

さて家で日本版ミュージックストアをあさりまくる。
まだまだ曲数少ないけどよくできてるサイトだなあ

そんなこんなで、パウダーで滑るときや筋トレやRUNするときに聞きたいプレイリストを作ってみました。

Tunder storm(高中正義- 天龍のテーマ曲)
Bring the Noise (Public Enemy & Anthra)
Call me (Blondie)
into the arena (MSG)
Crossroads (Eric Crapton)
Thunder and Lightning (Thin lizzy)
celebrity Skin (HOLE)
walk this way (Aerosmith)
Synchronicity II (Police)
We Will Rock You (QUEEN)
etcetc....

10年以上まともに音楽きいてない…のが丸わかりになっちゃうようなプレイリストだったりするけど、この程度の音楽好きとはいえない俺でさえもけっこう楽しめちゃったってのが、このサービスのすごさかな。
どのくらい楽しんだかっつうと気がついたら朝の4時まで遊んでた… 
俺程度のうすーい音楽ファンも巻き込みかねないこのサービス。この先すごいことになったりして。

どうせインターネットしかしないわけだしMacに買い換えようかな。

122 対 0

2005年08月05日 | スノーボード
122対0
ラグビーの話ではない。

1998年の青森県の夏の高校野球予選、東奥義塾対深浦でのスコアである。
東奥義塾は打者116人で86安打、四死球33、盗塁はなんと76。
塁間の距離が27メートルだから盗塁だけで2052メートルも走った事になる。
一方深浦はもちろんノーヒット。
7回コールドで試合時間3時間47分で122対0という、気の遠くなるような記録が残ってしまったのである。

こんなありえないスコアを記録する試合になるといろいろな「想定外」の出来事が起きるらしい。
たとえばテレビ中継。
いつまでたっても東奥の攻撃が終わらないものだからCMがいれられないわけである。
ここまで力の差が歴然としていると攻めている相手側の監督も悩んだらしい。
このまま全力で攻めるべきか?手を抜くと相手に失礼ではないか?あまりに攻めまくると疲れが残ってしまいこの後に影響がでないか?
監督さんが悩むのも分かる気がするなあ。
#事実、この試合での疲労のせいかどうかわからないけど次の試合で敗退。

試合結果のあまりの仰天振りに全国報道をされてさらに騒動に。
深浦高校のようなレベルの低い高校はでてはいけなかったのか?
あってはならない試合だったのでは?
そんな議論が巻き起こったそうである。

そんななかで当事者の選手はへこんでいたり傷ついたりしたんだろうなあとおもいつつも、実際は試合中も試合後も飄々としていたというのがとってもさわやかでいいわけ。
明徳義塾の辞退とかで幸先悪いスタートきってしまったけど夏の高校野球のある今こそ旬な本なのでお勧め!
高校野球に過剰な美意識を求めるつもりはないけど、やっぱりこういう本を読んじゃうと高校野球ってプロ野球とは違うよさってあるなあーとしみじみ実感。

122対0の青春 深浦高校野球部物語