雪まみれ日記

もうすぐ40の声が聞こえてきた中年&へタレなスノーボーダの雪まみれ&山遊び関連の日記。

地球儀

2005年07月24日 | etc....
Google earth
実家を見てみたり自宅近辺や職場のまわりを見てみる。
すごい!体験すべし!!

東京だと車がなんとなく判別できるほどの解像度。
一昔前ならば軍事機密のような情報ではと思うんだけど、すごいなー。

地球にあきたらお月様バージョンでも遊べる。

最近グーグルさんはこの手のサービスに力いれてるなあ。

06 GENTEM SPLIT

2005年07月20日 | スノーボード
1週間ほど前のネタ。largoのニュースレターから。

FROM Taro Tamai / 06 GENTEM SPLIT

gentemstickがついにスプリットボードをだすそうな。
たぶん買うことはないと思うけど、興味はある。
どうも板の真ん中なから真っ二つってのがなあ…怖いつうか信頼できないっつうか山奥で壊れたらどうすんだーとか漠然と不安に思ったりでたぶん買うことはないだろうが興味しんしん。

自転車2 days

2005年07月17日 | MTB
多摩川サイクリングロードを2日にわたって走る。

初日はKとニコタマで待ち合わせて往復60キロをゆっくりと。
ちょっと暑かったけどのんびりペースだったし帰りのパスタもうまかったしでご機嫌だったわけ。
その余韻さめやらぬなか、偶然、夜中にスカパーでツールドフランス(14ステージ)なんか見ちゃったもんだから大変である。
翌日はさらに走るぞぉー おれもランスのようにがんばるぞ!と一人温度あがっちゃうのである。

で2日目はソロで羽村の堰まで往復110キロ。
このくそ暑いのに多摩川サイクリングロードはレーサ風の人でいっぱいである。
きっと半分はツールドフランスみて温度あげてんだろうなあー。
でも俺のチャリはMTB。ロードレーサみてると楽そうだよなあ。
ロードレーサ買っちゃおうかなあ…。買ったら俺もランスのように…なれるわきゃねえか。

今回からはじめてかちっとはめるペダル&靴を使用してみた。
立ちコケするとかっこわるいなあとおもいつつ楽だよーって勧められて購入したのである。
でやってみると以外とさくっと着脱簡単。

ところが立ちゴケでこけて怪我したりのトラブルではなく以外なトラブルが…
なんと帰路に左足だけペダルからとれなくなってしまったのである。えらい難儀だった。
どうやっても靴がペダルからとれないわけ。
しかたないので、靴はペダルに取り残したまま左足は靴から抜くしかないのである。
コンビニによるのに左だけ靴下でいくしかないのでえらい恥ずかしい思いをした…
原因は2本あるネジのうち一本の締め方がゆるかったのでとれてしまい、1本だけになったため。

てわけでいまだに我が自転車には備え付けのスリッパのように未練がましく靴がペダルからぶらさがってるのである。
いろいろ試すもどうやっても外れない。
自転車屋にもっていくしかなさそうだけど、相当恥ずかしい思いを覚悟でいかねば…


関連ページ
多摩川サイクリングマップ

「垂直の記憶」「百の谷、百の嶺」

2005年07月16日 | 
今月の月刊新潮8月号
沢木耕太郎氏が山野井さんを主人公にしたルポを発表。「百の谷、雪の嶺」。
読んじゃいました。おもろいです。


「山で死んではいけないといわれるが、死んでも許される人間が少数ながらいると思う。たぶん僕はその数少ない一人だと思う。」
山野井泰史っていうクライマーの「垂直の記憶」っていう本の中での発言なんだけど、ハッタリでいってるわけじゃなくて本音なんだ・・・って人です。
「垂直の記憶」だけど決して文章上手ってわけじゃないんだけど、体験をした人しか書けない凄みが臨場感ビンビンで、おもしろいっていうよりも寒気がする。
読んで俺も山登りしようっとはこれっぽっちも思えない異次元の話なのだが、なんかしらんが元気がでたりモチベーションがはねあがるとってもスパイシーな本ではある。
こんな人がまだいるんだーと素朴に感動。

山野井さんという存在や生き方はもっと知られる価値がある気がする。

321ゼロワン

2005年07月11日 | etc....
破壊王が逝ってしまった。
これまでも馬場さんやブロディ、アドニス、マードックといった好きだったレスラーが死んだときもそれなりに悲しかったけど、破壊王の死はそれ以上にびっくりでショック…

40歳である。
同世代ともいえる世代である。
プロレスから格闘技に人気の重心が移動する狭間の時代で苦労もおおかったろうなあ。
プロレスファンが胸をはってIWGP王者は強いんだ!と素直に信じられた最後のレスラーだった気がする。
これまで数多くのプロレスや格闘技の興行を見てきたけど断言できるのは、初期のzero-oneほど面白い興行はなかったなあ。とってもチープだけどプロレスのおもしろさってのがいっぱい詰まった興行だった。総合もいいけどWWEもいいけど日本のプロレスはゼロワンがあるじゃん!っていえるようなそんなおもしろい興行を見せてくれてありがとう!

着メロは当面は爆勝宣言である。


北丹沢12時間山岳耐久レース

2005年07月10日 | RUN
北丹沢12時間山岳耐久レースに参加。
昨年、無謀にも発作的に挑戦し見事に途中で散ってしまった日本山岳耐久レース(いわゆるハセツネカップ)の前哨戦ってわけ。
北丹沢の43.86kmコースで制限時間12時間以内でゴール。途中でアップダウンが3回で最大高低差は1140m、累積で2700mの登りで峠超えも3回…
前哨戦としては過酷すぎる気もするが、どうせ本命レースは3ヶ月先。最悪第一CPでリタイヤでもいいやっという、最初から、「小次郎敗れたり」のお気楽モードで参加。

さてレース当日。朝3時起床のためぜんぜん眠れない。結局2時間程度しか寝れなかったので眠いのなんのって…集合場所まで行って今回の同行メンバであるK亀にT中を拾ったらすかさず後部座席へ移動。そそくさと睡眠モードへ。
後部席でウトウトしてるうちに相模湖ICを下りてレース会場へ到着。
受付をすませてゼッケンやタイム計測用のチップをつけたら荷物を預けて開会式へ。
参加者は過去最多の1000人近くいたそうな。トレイルランのブームがすぐそこまで来ている気がするなあ。
っておれもおもいっきりブームに乗ってます。はい(笑)。
これで大ブームになったら数年先に、「いやー おれって昔からやってるよ♪ って自慢できるなあー、むっひっひ」とひとり夢想していると(眠かったんです・・睡眠不足だったんで)、スピーカーから「今日のレースにいろどりを添えてくれる方をご紹介します」という声が。「おっ!アイドルでもくるのか!」と一気にテンションがあがりカメラつき携帯をすかさずカメラモードに切り替えたのだがなんと地元の顔役らしきオジサンであった。こういう人を「いろどりを添えてくれる人」というのか!とがっくりきたりしながらも、あっというまにスタート時刻が。
緊張感ないスタートであった・・。

0700 スタート
ゆるやかなアスファルト道路を登る。さきは長い。なんつっても43キロもあるわけだしどうせあとでバテちゃうんだから最初はあせらずゆっくり歩こうってことでのんびりと歩く。歩く。歩く。
まわりは走る。走る。走る。あっというまに最後尾に近いくらいに・・・・・ ちょっぴりあせって走りだす。
ところがあっというまにアスファルト道路はおわってせまーい登山道へ。急に広い道から狭い道になるため1000人近い行列の大渋滞にはまる。10分ほどタイムロス。
0753に最初の小ピーク(711m)に到達しここから最初の下り。すぐにアスファルト道路の高速ランのセクション。
0818に川床までアスファルト道路を標高差約300メートルほど駆け下り川原にでて橋を渡る。
さてここから劇登りのはじまりである。ものすごい急斜面をもくもくと登っていく。このあたりからあまりのつらさに道の両サイドの木にもたれかかってうつろな目で休んでる人が増えてくる。約500メートルほど登って9時28分に鐘撞山山頂(920m)へ。一休みしたかったけどチェックポイントの時間が気になるのでノンストップでがんばる。1016に大室山山頂(1400m)。ようやくここでレースが1/3終了…とげんありなりそうなところ、ボランティアスタッフの人に650位だよって教わり予想以上の順位に気分をよくする。
さてここからチェックポイントまでは全快で駆け下りる。途中で何十人もぶち抜く。

700メートル近い標高差をいっきに30分ほどで降りて第一チェックポイントへ到着。とはいえ下りでがんばりすぎた代償に太ももの前面の筋肉に疲労が相当につかれてます・・。
チェックポイントで水の補給をうけつつ、どんぶりに用意された冷たい水を飲みバナナーの差し入れを食べる。うめーーよ。これは!。

とふと顔をあげるとそこにいるのは、チアリーダ。ほんとにチアリーダのかっこしたお姉さん集団が10人くらいいたのである。
思わずここは丹沢の山の中ではなく六本木の○○○かと思ったが、どうやら応援にきてくれてるそうである。

ここはかっこいいところを見せねばとなぜか思ってしまいさっそうとはしりさる・・・が、しかーしである。チェックポイントで頭から水をかぶった際に靴までぬらしてしまい・・・靴の中がびしょびしょである。このまま走ると足の皮が裂けそうなのでやむなく川原におりて靴下の交換。
川に足つけるとこれが気持ちいいわけ。つい15分くらいまったりと座り込んでしまい結局10時50分に再出発。

靴下を交換して(予備もってきて正解だった)、再度さくさくと登りつづけるとわりとあっさりと20km過ぎの日蔭沢源頭(1000m)へ。このレース2つめの峠のクリアである。11時37分到着。
ここからはゆるやかな林道を走っておりるだけである。
が、ながいんだよなあー。この下りが・・・。
うんざりするほど長い。あの尾根を越えたらきっとチェックポイントだ、と何度もだまされながらも走り続ける。
レースも中盤になってるのでさすがに人もまばらで50メートル間隔で人が走ってる程度である。
なんとなくペースがあってる人がいてその人を暗黙のライバルにみたてて、あいつが歩いたら俺もあるこうとおもいつつ、がんばって走る。2回ほどあるいてしまったがなんとか12時34分に第二チェックポイントに到着。

さて、こっから最後ののぼりである。なんつってもすでに30キロ近く走ったり登ったりしてきて足の筋肉を苛め抜いてるわけで、こっからさらに標高差で800メートルの登らされるわけね。なんとか休まずに歩き続け、14時23分に姫次(1433m)山頂へ到着。34km地点で残り10キロ。あとは下りだけ!
5分ほど休憩して再出発。ここからは下が落ち葉でふかふかの土で斜度も適度にゆるやかで、トレイルランにはぴったりの小道が続く。
こういう感じの山を走るのはほんとに自然の中で遊んでる気がして最高!!!と雄たけび上げたくなるところであるが、あいにくもうそんな元気のこってないっす・・・。なんとか走りつづけながら進むと、左ひざが痛みが・・ここ古傷なんだよなあ、ゴールまで持ってくれと祈るように走りつづけたんだけど、痛みがどんどん厳しくなる。たしか膝サポータをザックにいれてたと思ったのでタイムロスがもったいないけど思い切って休憩。ザックをあけてサポータを探す。が、ないんです。。サポータが・・・。やべえー、どうしよう・・・と思うもかんがえたってしょうがないので膝周りの筋肉や腱を入念にストレッチして伸ばす。
10分ほどやっていると痛みが少しましになってきたので、お、これならいけるかなあという感じになり再始動。
最後の30分ほどの急斜面の下りはほんとに厳しくて、膝いたいしつらかったけどノンストップで駆け下りて15時47分に08:49:16のタイムでゴール。
順位は495位(728人)。
第一関門でリタイヤかなあというつもりで参加だったのに、完走までできてしかもタイムも自分なりにはとってもよくてじんわりと喜びが。
この1年、バックカントリーでさんざん山にのぼったりジョギングしたりしてたんでやっぱり体はかわってきたんだなあー。

さてゴールしてみて。
こんな長丁場のレースに完走できるなんて、自分をほめてあげたいし満足感がじわーーと湧き出てくる。この達成感は仕事とかではあじわえないものである。自分のほんとの限界いっぱいまで追い込んだんだもんね。普通に暮らしてたら、自分のほとんど限界まで追い込むことってないもんね。その限界のなかで完走できたんだもんね。達成感でいっぱいである。

翌日、もうれつな筋肉痛が全身を襲い思わず会社を休む。ここから48時間耐久筋肉痛との闘いであったんだけど、時間がたてばたつほど達成感が湧き出てきて。もっと精進して今年こそはハセツネは絶対リベンジするぞ!