雪まみれ日記

もうすぐ40の声が聞こえてきた中年&へタレなスノーボーダの雪まみれ&山遊び関連の日記。

八方の温泉で遊ぶ

2005年10月30日 | 温泉
男6人で白馬に。
今回はスーパーシェフM川氏がいるので食事面にはとても期待。
深夜到着で即宴会開始。太陽が昇っても飲む飲む。
翌日は早起きできるはずもなくお昼すぎに起床。いきなり常夜鍋。
その後の晩御飯は車えびのホイル焼き、ひれ肉のホイル焼き、しょっつる鍋。
ひたすら食って飲ん、薪ストーブを燃やして温泉にはいり、また飲んで食ってという生活。翌日はとどめにキリタンポ鍋を食す。食べすぎ&飲みすぎ&寝すぎでダメ人間になる。

ところで秋の白馬ははじめてかも。
飲んで食って帰るだけではもったいなさ過ぎるので某川沿いの無料露天風呂に遊びにいく。春にいったときはお湯がぬるくてはいれなかったんで、今回もあんまり期待していなかったんだけどいいお湯でした。だーーーれも人いません。
綺麗な紅葉が観れてラッキー。
禁漁期間がおわったら岩魚をつりつつここでキャンプすると最高かも。

大阪城で走る

2005年10月22日 | RUN
大阪でとまったついでに大阪城公園ではしってみました。
全部でゆっくりと2週ちょっと走ってプラスでホテルとの往復で12キロ。

かつては毎日のように大阪城の近辺を通過したり仕事でとおっていたのに、じつは大阪城ホールにいく用事以外で大阪城公園に入ったのははじめてである。
石垣の精緻さや大阪城のでかさ、多聞櫓のかっこよさにビックリで、はいってよかったっす。

優勝者インタビュー

2005年10月15日 | RUN
ハセツネカップのワンツーのインタビュー。

「今年、日本山岳耐久レース(通称ハセツネ)で驚異的な記録が出た。鉄人的とも言える記録を出したのはKOCCi講師でハセツネ初出場の鏑木毅(8: 14:09)。大会1週間前にキナバルクライマソンで10位入賞を果たしてきたばかりであった。続く横山峰弘(8:15:09)。昨年の8時間40分を 25分縮めた。ハセツネ快進撃の二人にハセツネ優勝インタビューをした。」

http://www.east-wind.jp/kocci/modules/weblog/details.php?blog_id=11

この二人は俺が倒す!とはどんなに泥酔していても冗談でも言えないけど、来年も今年に引き続き去年の俺に勝つ!くらいは達成したい。
インタビュー読むと走りたくなったので来年を目指して多摩川はしってきまーす。

お山イベントがもりだくさん

2005年10月15日 | スノーボード
冬山シーズンを前に、いろいろと盛り上がってきつつあるみたいです。
毎週のようになんらかのイベントが都内で開催。いくつかいってみます。


■バンフ・マウンテン・フィルム・フェステイバル
世界中のクライミングや山関連のフィルムを集めてるそうな。
http://www.banff.jp/
パタゴニアでは無料上映会もやってるそうです。
http://www.banff.jp/special.html

■雪崩の「な」
10月30日1030-1230
日本雪崩ネットワークの人が講師。@東京体育館

■ビーコントレーニング
山ボード研究会主催。
11/6(日) 13時集合 ~夕方 @代々木公園。

■アバランチナイト・スペシャル in Tokyo 2005
パウダーを滑ることが大好きな方へ
積雪安定性にテーマを絞った雪崩アウェアネス・セミナー
11月12日(土)18時から開催決定!
満員御礼! 現在キャンセル待ちのみ受付
http://www.nadare.gr.jp/

■アバランチナイト with モンベル
11月16日(水)19:00~21:00
「アバランチナイト with モンベル ~雪崩の姿を少しでも知っていただくために~」

■雪崩机上研究・ビーコントレーニング
9:15am-12:00pm 1:00pm-4:30pm
@国立オリンピック記念青少年総合センター&代々木公園
プルーブ、ショベルワークから複数捜索のビーコン練習まで。



神宮球場

2005年10月11日 | etc....
昔からの仕事でお世話になった方の出世祝い神宮球場にて。
なぜ神宮か?というとその人は神宮球場で仕事をしてるからで二人して遊んでたわけじゃないですよ。

さて、数分の差で青木の200本安打の瞬間を見逃す。
優勝も決まった後の神宮球場はほんとに物悲しい雰囲気。グランドも客席も寒い。

あんなにすばらしい立地で野球場持ってるのにどうしてお客がはいらないか不思議。

去年の自分に勝つ!

2005年10月10日 | RUN
2年連続で日本山岳耐久レース(ハセツネカップ)へ参戦。
奥多摩の山の中を71km。高低差は登ったり下ったりを繰り返すので累計で4000メートルのぼって4000メートル下ることに。制限時間24時間。

去年は準備もほとんどせずに参加し、水も食料も途中でなくなり遭難者同然でリタイヤ…。今年こそリベンジを!ってことで珍しく準備したり試走したりなんかして挑んだわけ。
結果は完走でしたー。1年前の自分に見事勝ちましたー。

以下キロク

13:00 スタート
00:30 今熊神社入り口-4.24km
01:59 入山峠-7.00km
05:14 浅間峠(第一関門)-22.66km
09:16 三頭山-36.32km
10:51 月夜見(第二関門)-42.09km
13:45 御前山-46.57km
14:52 大ダワ-49.77km -->去年の俺はここでout。20時間くらい。
16:40 大岳山-53.71km
17:53 長尾平(第三関門)-58.00km
20:15 ゴール-71.50km


ポイント:
■服装:寒かった…
CW-XのロングにTシャツといういでたち。すっげーー寒かった。
最低気温は8度くらいだったらしい。息が白いなか雨に降られて体がえ切った…。

■コンディション:ほんとに眠くなったらちゃんと寝る
あまりの眠さに第二チェックポイント以降は数え切れないくらい寝た。気がついたら雨の中、地面の上で眠り込んでいたっていう感じ…。
睡眠不足というのもあるとおもうけどスタミナ切れから睡魔に負けるって感じみたい。
寝てはいけないとがんばっても、結局は寝ながら歩いていたみたい。道じゃないところに迷い込んでしまい後ろの人に「おーい、コースちがうぞー」と叫んでもらって元にもどれたり、歩きながら道端に猫がいるという不思議な夢といか幻覚みた。ここまで眠くなるならばやっぱちゃんとどっかで寝たほうが安全だしタイムもあがるとおもう。眠くなったらちゃんと寝るべし!つっても寒くて10分寝ると震えてめがさめるんだよなあ…この辺は来年どうするか課題。

■体力:後半のスタミナ不足
第二関門までは絶好調で俺の前後にいた人たちは16時間台でゴールしている。俺は20時間でゴール… 第二関門からゴールまでで4時間の遅れ。後半のスタミナのなさを露呈したんだが、後半ペースダウンを防ぐには練習量を増やすしかないなあ。

■装備:ハイドレーションのトラブル
ほぼ問題なし。唯一、ハイドレーションのキャップがとれてしまい、貴重な水の半分を地面にぶちまける…という大失態。幸い、第二チェックポイントまで水がもったからいいようなものの、ばあいによっては致命傷。キャップのゆるみはとくにチェック。予備もっていったほうがいいかもな。
ストックは2本もっていったけど1本でOK。ライトはヘッドランプと手持ちのライトだけどこれは大正解。

山ボ研 装備編

2005年10月02日 | スノーボード
山ボード研究会の集まりへ。ROCK AND SNOW誌でハードコア人体実験室なる連載をしているアライさんが講師。ロクスノでの連載も薬だらけでやばくておもしろいですが今回は冬山装備の軽量化がテーマ。
アライさんは鹿島槍北壁をスキーで滑降したりするエクストリームなスキーヤでクライミングもナショナルコーチ。
あまりにハードコアでマニアックすぎてレベル高すぎて・・・俺のレベルでは参考にならない話しも多かったのだが「世の中の定番アイテムでも疑う。鵜呑みにしない。自分で試し工夫する。自作も辞さない。」が大事みたい。


以下、脈絡がないけど講演のメモ。

1.でかいものを軽量化。小さいものを軽量化してもかるくなる重さが限られている
まずはザック。最近のザックは快適装備もあって担ぎやすいけど重くないか?1キロ以上のザックが多いが昔のひとはキスリングでフレームなしで登っていたわけで
パッキング技術があればフレームレスの軽いザックを使える。ザックのフレームのように他に代用できないものは軽量化対象。
たとえばアライさんの場合はゾンデ棒とマットをフレームかわりにしてるそうな。
2.持って行って使わなかったものはほんとにいるのか?代用品はないのか?を考える
一度もっていって使わなかったものは、万が一にそなえてまたもっていくのもいいが、軽量化を目指すならば切り捨てたり代用品を探したりすることを考える。たとえば。
3.自分の体と神経の訓練しだいで軽量化できる
昔の人は道具が粗末でも大丈夫だった。訓練次第で寒さに強くなれる。肉体限界と神経限界は違う。たいてい神経限界のほうが低い。まず神経が寒さに耐えられなくなるわけだが鍛えれば神経限界を肉体限界の先に持っていくことも可能。アライさんの場合はやりすぎて肉体限界をこえて凍傷になってるのに神経が気が付かなくてやばいときがあったそうな。寒さに強くなると服やシュラフの軽量化ができるのででかい。アライさんはアラスカにいったときも夏用シュラフですごしたそうな…
4.保温。脂肪がないところから冷える。抹消より体幹部を優先
脂肪がなく血管がむき出しのところから体が冷えていく。とくに頭部と首と顔。雪山のテント泊のときは立体マスクに穴をあけて結露防止をして使うと顔があったかい。
手足の防寒でゴム手袋は見直していいのでは?蒸れ蒸れになるが、ウール&ゴム手袋の組み合わせは完全防水なので何かと便利。雪洞やピットチェックのときに便利。
予備装備全般にいえるがメイン装備と違うものを持っていくほうがいい。たとえばメイン装備が普通のゴアテックスの手袋ならば予備は完全防水のゴム手袋にするとか。5本指手袋がメインならば予備は3本指のミトンにするとか考えてみる。
手や足の汗は凍傷につながるので汗をとめたい箇所。塩化アルミニウム溶液をかけると汗腺自体を1週間くらい埋めてくれるのでその部分は汗をかかなくなる。
5.テント内の装備
マットは非常に重要。シュラフよりマットに金をかける。空気の対流が防げるものを探そう。クローズドセルがいい。
ストーブ。日帰り装備ではガスストーブという固定観念ではなくアルコールストーブも考えてみたら?。超軽量。
6.食事
いっぺんに食べると消化のために体力を使う。流動性のものをちょっとつづ食べる。ハイドレーションシステムはとっても理にかなっている。
スイスの山岳兵は脂肪を食べるそうな。油は1グラムで9キロカロリーもある。ただし訓練しないと消化不良を起こすのでしばらく油を飲む生活をしてから本番で使うこと。
アミノ酸はしっかりとる。とくにBCAA。アミノバリューWとか。アミノ酸は日本で買うと高いのでUSから通販で買うとめちゃ安い。またプロテインもUSから直輸入すると味もよくて安い。
7.コネタ
リチウム電池に限る。アルカリ電池は氷点下になると溶液が凍りパワーが出ない。
GPS,ラジオ、ケータイ、ビーコン、無線だが電池を統一しよう。
GPSもGEKOのような低エンドモデルでも緯度経度さえ出ればマップの緯度経度線を事前にいれていれば使える。
スリングは8mm幅だとクライミングやボードの牽引くらいにしかつかえないが4mm幅でのものを使えば、いろんな穴に通したりできるので緊急用途に使える幅が広がる。同じ装備ならば多用途に使えるものを。
アイゼンはアルミで十分。前爪一本でクライミングはできないけどそもそもソフトブーツでそんなことはできないし、なによりも氷壁にボードかついで登らないでしょ。
保冷剤をアロマドリップコーヒーのミニ缶にいれて持っていく。お湯であっためると一晩中あたたかいカイロになる。服や手袋を乾かすときに手袋の中などににほうりこんでいると乾く。
ストーブの火でかわかすのは燃料の無駄なのでアイロンの原理であたためるように。たとえばコッヘルにお湯をわかせてコッヘルでアイロンにするとか。
車用の化繊のタオルがあると吸収がいいのでテント内で便利
ガスライターは小型のほうが内圧が高いので標高の高いところでも大丈夫。
スコップ。スコップのシャフトをピッケルにしている。スコップのシャフトはシャフトにしかならないけど、こういったものが多用途なもので代用できないか工夫する。