出張イタリアンシェフ

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先日テレビで、自分のお店は持たずすべてお客さんの自宅等に出張して仕事をしているイタリア料理のシェフの事を取り上げていました

オリーブオイルにこだわりを持って新鮮な野菜を調理するのが得意な方のようでした。

食器は持参し、お料理の下ごしらえもある程度してどんなお家でも対応出来るように準備していました。

このシェフが出張にこだわったのは自分の祖母が寝たきりになり家族揃っての外出がままならなかったからだそうです。

実際始めるとお客さんの率直な感想や感謝の言葉を聞く事が出来てとてもやり甲斐を感じ止められなくなったそうです。

びっしりと予約は埋まっていて時には海外に呼ばれることもあるそうです
テレビではイタリアの家庭に呼ばれた時の映像が流れていました。
そのお家の主人はニューヨークからもお友達を呼んだとか…
どうも私の金銭感覚では付いていけない展開です。世の中にはそういったお金持ちがいらっしゃるのですね
でもお料理は地元の野菜をふんだんに使った物で贅沢三昧な食材とは違っていました。
パプリカやズッキーニをかつおと昆布の和風だしに一晩付けてオリーブオイルたっぷりのドレッシングで調理するという方法を試みていました。ところがイタリア人にはその微妙なだしの味や固めの野菜がウケなかったようです
イタリアでは野菜は形が無くなるくらい柔らかく煮て濃い味付けをするというのが一般的らしいのです。

二番目に出すブロッコリーも和風だしを使って調理する予定でしたがすぐオリーブオイルで揚げるというやり方に変えていました。

日本から呼ばれたという事は和のテイストを期待していると予測しチャレンジしたのに口に合わなかった…でもすぐ別の引き出しからウケそうなお料理を出せるというのは凄いですね

最終的には最初のお料理以外は満足して貰い、暖かく見送られていました

海外まで出張するというのは稀でしょうけれどこれからもお客さんのところに出向いてお料理を作るというスタイルの仕事は増えそうです。あくまでもこのシェフの腕があってこその話ですけれど。

ついヨガにも置き換えてみました。

具合が悪く外に出掛けられない。

だけど本当は体を動かさなくてはいけない。
自分一人だとどうやっていいか分からないし家族には甘えが出て我が儘を言ってしまう。

そういうケースはたくさんありそうです。

普段の私の仕事では生徒さんにヨガをしに出掛けて来てもらい比較的元気な方と接しています。

本当に体を動かさなくてはいけない方はお家に篭っている方
出張ヨガがあってもいいですね


オリーブオイルソムリエでもある小暮　剛さんの紹介記事はこちらから





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